魔法少女山田 〜ある漫画編集者の記録〜 2話
2025年日に放送されたTXQ FICTIONによる第3弾『魔法少女山田』、その関連作品としてコミックゼノンにて連載された漫画『魔法少女山田 〜ある漫画編集者の記録〜』2話の感想記事です。
本編の考察内容を元に書いていますので、よろしければそちらもどうぞ。
松田大地
前回魔法少女山田に関する漫画を送ってきた松田大地なる人物との接触が描かれました。松田は魔法少女山田に関する絵を漫画の賞に送ったり、コンクールに送ったりと魔法少女山田を世間に知ってもらうために活動している様子。
彼の話を聞くに、魔法少女山田は不登校だった自分を救ってくれたといった話をしているのを見るに、動画投稿サイトで配信していたヤマダの魔法教室の視聴者という可能性が高そうです。山田の語っていた先生時代の生徒という可能性もありますが、勉強についていけず不登校になったのは女の子という話でしたし、いじめられていた側の話であるなら動画投稿サイト時代の魔法少女山田の話よりも先生としての山田に感謝していそうですし、やはりヤマダの魔法教室の視聴者であるように思えます。
山田が幼稚園の事務員だったことをなぜ知っている?
そんな松田に関連して今回の話で気になったのは、魔法少女山田の復活配信の時点で山田が幼稚園の事務員であったことを知っていたということ。さらに佐藤さんの年齢が20歳という情報から、この時の幼稚園にいたのでは?と推測を立てているのもかなり事情を知っている事を示唆させてきます。
なぜ松田が幼稚園の事務員の件を知っているのか、を考えてみるとありえそうのは以下の可能性。
映画:魔法少女山田 第2弾を最後まで見た説
前回、佐藤が見たテレビ番組の日時がテレビで魔法少女山田が放送された日時と合わせてあったこともあり、放送時の時間と視聴者の時間をリンクさせているという可能性がありそう。そうであるなら、松田がテレビで放送された魔法少女山田 第2弾を最後まで視聴していたという可能性がありそうです。
三田の作った映画である第3回までの映画を見ていたとするなら、山田が幼稚園の事務員をしていた件、ラストで放送された魔法少女山田の最後についても知っていそうですし、萌花や貝塚の年齢から今年20歳になる人が当時の幼稚園で魔法少女山田の最後を見た人物であるという推測を立てることも十分可能だと考えられます。
ただ、漫画版第2話は日時については触れられていないため、その点は疑問が残ります。
三田の関係者説
これとは別で考えられるのは、松田が三田の協力者であるという説。こちらは、映像を作った三田に協力しているのであれば、そういった情報をすべて知っているのはおかしくないというもの。
もし仮に三田の目的が、映画の製作と世間に広めるということであるなら、松田のような協力者を使って魔法少女山田の話を世間に広めようとしているなんてことはあるかもしれません。
そしてこれはほぼいいがかりのようなものですが、本作の主要人物である山田、三田に続いて松田と、田が苗字に重なっているのも、何か意味があるのかなと思ってしまいます。
松田が自力でたどり着いた
そして、もう一つ考えられるのは、松田が魔法少女山田の漫画を様々な人物に送り付けていたことから、そういった人物と接触する中で自ら山田の情報を調べ切ったというもの。これまで佐藤以外にも同じように反応した人物いたとするなら、情報を集めていく中で幼稚園のことを知り、山田が当時そこの事務員だったことまで調べるに至ったなんてこともできなくはなさそうです。
次回:佐藤の幼稚園について
今回松田の話に示唆されて、佐藤は自らの幼稚園に何かあるのでは?と考えたようで、実家に戻って調べるという流れになるようです。前回の漫画で伝えられた魔法少女山田という単語に動かされたのと同じように、今回も松田の語った幼稚園という言葉に反応しての行動ということで、どことなく松田に行動を誘導されているようにも思えますが、この辺りも何かあるのか気になるところです。
次回の更新は再来週となるようですが、果たして何が明かされるのでしょうか。
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