wplace
2025年7月頃よりWebで公開されている世界地図上にドット絵を書き込んでいけるサービス『Wplace』が公開されています。ブラジルの開発者が公開したWebサービスとなっており、GoogleやTwitchのアカウントでログインすることで、世界地図の上に誰でもイラストを描くことが可能となっています。
プレイヤーは思い思いの場所にイラストを描いており、特に主要都市にはかなりの密度でイラストが描き込まれています。また、アニメの舞台となった聖地と呼ばれる場所には、それに関連したイラストが描かれていることも多いようです。
そんな本サービスですが、守るべきルールとして以下のものが告知されており、ルールを守れない人はBANされることもあるようです。
- 😈 混乱させるためだけに、ランダムな色やパターンを使用して他のアートワークを塗りつぶさないでください
- 🚫 不適切なコンテンツは禁止です(18歳以上、ヘイトスピーチ、不適切なリンク、過度に示唆的な内容など)
- 🧑🤝🧑 複数のアカウントでペイントしないでください
- 🤖 ボットの使用は許可されていません
- 🙅 他人の個人情報を開示することは許可されていません
- ✅ 他の作品に重ねてペイントして補完したり、新しい絵を描いたりすることは許可されています
- ✅ 政党の旗や政治家の肖像画を荒らすことは許可されています
ルールを見てみると、イラストを消すためだけにランダムな色で塗りつぶすような行為は禁止されていますが、他人のイラストを上書きしたり新しい絵を描くこと自体は許可されています。そのため、どんな大作であってもいつまでも残るというわけではない、ある意味一期一会的な面がある点は注意が必要となりそうです。
また、そういったルールの中で例外として、政党の旗や政治家の肖像画を荒らすことは許可されているというのが面白いところ。政治色を出さない遊び場として提供したいという気持ちの表れなのかもしれません。
現在も、様々なイラストが描かれては消えていくWplace、自分の地元がどうなっているかを見てみたり、気になるアニメの原作の地を眺めてみるというのも面白いかもしれません。
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