ネガティヴ・ハッピィ
顔かわいいけど全員がクズのアイドルコンテンツ『ネガティヴ・ハッピィ』、2025年9月1日に更新された『俳優業のオファーがくるアイドルといかつい嘘』の感想記事です。ネタバレも含まれますのでご注意ください。
俳優業のオファーがくるアイドルといかつい嘘
今回はクロエ・セナ・ユウヒの三人によるお話で、クロエを中心とした嘘をついて大立ち回りといった感じ。セナにきた俳優オファーの話を聞いて、つい嘘をついてしまうクロエちゃん。その嘘を通すための無茶っぷりが相変わらず微笑ましい。
俳優のオファーが他の子に来たという話を聞いたクロエ、その話ぶりからも動揺が伺えダメージを受けているの目に見えてわかる。そして、最初そのオファーは私に来た、と流れるように嘘をつきだす展開は、いつもの嘘以上に見ていてちょっと痛々しくかわいそうにも思えてくる。
監督の名前を五十音順に当てていこうとする流れも最初こそ何とか話を誘導して監督名を出そうとしていたものの、すぐに苦し紛れになっていく。最終的にセナ側からの助け舟が出されてしまう流れに笑ってしまうも、おそらく、この時点でセナ視点ではクロエのいつものが始まったことをある程度察してていそうでした。
そんな今回一番笑ったのは、クロエの嘘にはきっちり騙されている割に、監督はイメージぴったりだったからセナを選んだのにクロエとセナは結構違うよね?という割と核心を突いた質問をしてくるユウヒちゃん。普段は抜けているところが多い割に、こういう細かいところを抑えてくるのは流石でした。
可愛い系のビジュアルではトップだと思っていた自分よりも先に、セナに役者のオファーが来たことのショックでつい嘘をついてしまっていただろうクロエの独り相撲と至った感じのお話。監督に紹介してもらいたい、俳優をやりたいという欲に負けて、おずおずと自らの嘘を白状していくあたりがこの子の問題でもあり、かわいいところでもあるんだなと思えるラストでした。
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