銀河特急 ミルキー☆サブウェイ
2025年夏にYoutubeなどでネット配信が開始された、監督・脚本・キャラクターデザイン・制作:亀山陽平によるアニメ『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』4話『イートイン・ファイトアウト』の感想記事です。
アニメのネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方はご注意してください。
4話 イートイン・ファイトアウト
前回のラスト、前の車両にいたアカネとカナタと遭遇、出会ってそのまま何か起きるのかなと思っていましたが、合流自体はあっさりと行われそのまま一緒に目標の先頭車両へ向かう事に。
そんな中で彼らがたどり着いたのは、食堂車らしき車両。それを見てグーっとお腹が鳴ってしまうアカネですが、総長がお腹なんか鳴らす姿なんか見せないと言わんがばかりにカナタが庇っていてちょっと笑ってしまう。
しかし、そんな中マキナの二人を警戒するが故の遠慮のない言葉が聞こえてしまったことでカナタと喧嘩になってしまう。リョーコさんが前回指摘していたマキナちゃんの直したところがいい点がまた出てしまったようですが、これまでもこんな感じでぼこぼこにしてきたことも度々あったのかもしれません。
とはいえ、これまで何度もこんなケンカを払いのけてきたマキナちゃん、電気ショック一撃でカナタを撃退。3DCGをこれでもかと生かしたカチンコチンの描写にちょっと笑ってしまう。
しかし、それを笑って済ませられないのが、総長であるアカネ。ここまでは割と緩そうな雰囲気を保っていましたが、仲間がやられたとなれば話は違うといった感じでマキナにつかみかかり、こういうところがカナタからの信頼を得ているところなんだろうなと思わせる。
さらにその力もかなり強いようで、マキナちゃんがその勢いに気おされてしまうほど。その容姿から察するにチハルと同じ強化人間なのでしょうが、その体格の差のように、強化人間の間でもかなり力の差があるのかもしれません。
一触即発といった雰囲気の二人でしたが、何やらアイドルの南ちゃんのグッズを互いに持っていることに気付き一点変わって意気投合。
チハルからの要望にはめんどくさそうに無視しようとしていた、自販機のご飯もかなり気さくに手渡していたりと、これまで見せていたマキナちゃんとはまた違う表情が見られました。
今回のオチは自販機から出てきた食べ物。マキナの話ではゲボのような味がするそれですが、チハルは何やらお気に入り。サイボーグであるマキナと強化人間でのチハルでは味覚が違うのかな?などと思っていましたが、彼方の反応を見るにどうやらおかしいのはチハルの方だったようでちょっと笑ってしまいました。
これまでのお話は、大きなオチもなくスパッと終わるお話も多かったですが、今回は短い中でお話がまとまっている感じがして面白かったです。
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