銀河特急 ミルキー☆サブウェイ
2025年夏にYoutubeなどでネット配信が開始された、監督・脚本・キャラクターデザイン・制作:亀山陽平によるアニメ『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』11話『黒幕 』の感想記事です。
アニメのネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方はご注意してください。
11話 黒幕
黒幕のオータムちゃん
いよいよオータムちゃんが黒幕であることが明らかになるも、冷静になればわかると結構緩い感じで話が進行していくのが実に本作らしくてよい感じ。
以前に語られていた殺し合っていた服役者の件も、オータムちゃんが裏で糸を引いていたとのことで、今回のように問題を起こしてあやめる様に仕向け社会不適合者の排除を目的としていたようです。
更に、マキナとマキナが望むならその友達のチハルも一緒に逃げてもよいとのことで、その理由はマキナがこの電車やオータムを作ったタイタン工業の社長令嬢であるから。以前からちらちら語られていた件が、今回はっきりと語られた形になりました。
社長から直々に娘を逃がすよう指示とのことなので、そもそもこの列車を使った社会不適合者の排除自体、タイタン工業が仕組んだものといった感じ。なかなか容赦がない企業です。
ちょっと迷ってしまう瞬間こそあったものの、チハルとの会話と、一緒に貰った缶バッチを見てそれを払いのけたマキナ。そんなマキナに対して、その意思を認めて排除に向かうオータムといよいよ話はクライマックス。
大量の攻撃ドローンが列車を取り囲み、ピンチといった形ですが、電車の中の6人も皆やる気にあふれている。大量の敵の出現という事で、いよいよ電車がロボに変形する時も近づいているのかもしれません。
次回予告は、マキナ死す、とのことで1話のマキナちゃんの頭のパーツが転がっていた件に繋がる様子。ただ、今回の描写を見ていると、マキナちゃんは自分が死んだことにして、両親や、タイタン工業と決別しようとしているのかなという気もする。
この作風で死んで終わりとはいかなそうですが、あの1話の生首?にどのような意味が込められていたのか、気になるところです。
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