2025年2月16日配信開始、週刊少年ジャンプ2026年11号に掲載された、原作:芥見下々、作画:岩崎優次による漫画『呪術廻戦≡モジュロ』22話の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
22話『魂の通り道』
虎杖と真人
いよいよ顔を合わせることになった虎杖と真人。宿敵ともいえる相手との再開でしたが、盛り上がっているのは真人のみ。むしろ、虎杖的には今回の目的のために殺してしまわないかと考えるほどに余裕を見せる。
マルの手で力を取り戻した真人、その戦いの場に渋谷が再現されたというのも、真人側からの想いの強さが表にでたからが故なのかも。しかし、そんな真人と虎杖との戦いは虎杖の圧勝であっさりと終了。真人は領域展開しようとするも、その発動前にぶった切るという更に真人に対して残したのは、オマエ、こんなに弱かったっけ?という言葉まで残される。
今に至るまで虎杖に執着し続けていた真人、だからこそ最後の最後で当の虎杖からほとんど興味を向けられないというのは、本当の意味での敗北といった感じにも見えるお話でした。とはいえ、この展開を本編の方でやるというのも虎杖の心情的にもなかなか難しそうで、この二人の決着を未来の続編で描いた理由が何となくわかった気もします。
呪霊とカリヤン
今回、虎杖とマルが真人の元へ訪れたのは、地球人とシムリア人との間にある壁をなくすため。真人の無為転変で、日本人の呪力を消し去り、呪霊の存在を消すのが最終目標でした。真人の力を扱うための調伏を虎杖が完了したことで、いよいよ話は具体的にどのように呪霊を消し去るのか、という段階へと進む。
呪霊を消すため、様々な問題と方法が考えられる中、マルが出した結論としては、シムリア人と地球人、これから生まれてくる人たちや非術師の呪力を消し去ることで呪霊の存在を消し去るというもの。しかし、虎杖はそれでもまだ呪霊は生まれると語る。ある意味、ここまでの二人の会話を話をひっくり返すような発言ですが、その意味が気になる所。
呪霊の出現が、『ほぼ』日本でしか見られないと、ほぼの部分が強調されているのを見るに、例え日本人の呪力を無くしても、地球の他の地域で呪霊が産まれることがあるから、ということなのかもしれません。
最後の虎杖の発言の意味が気になると、同時にいよいよこの作品の終わりも見えてきた気がする今回のお話でした。来週はカラーとのことですが、果たしてどのような終わりに向けて話が進んでいくのか、気になるところです。


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