2026年2月17日配信開始、週刊少年サンデー2026年12号で連載された龍と苺276話「同一局面」の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
週刊少年サンデー2026年12号
同一局面
6局目
6局目の対局が続く今回、作中の登場人物の盛り上がり的にはあと一勝できるかどうかという大きな分け目の試合。ただ、読者目線で言ってしまうとこのまま6局目負けて終わるわけがないとどうしても思ってしまう部分もあり。
それでも今回、苺ちゃん、マッポによる繰り返しの千日手は、苺ちゃん側の将棋の力がそれだけ高いということを意味しているわけでシンギュラリティによる修行の成果は確かに出ており、そんな修行についていけるという苺ちゃんの実力の高さも同時に感じるお話でした。
個人的に面白かったのは、これまで苺ちゃんに負けていった社長組の発言。皆が皆うちの子に勝ったんだから当然、という話ぶりで進めており、やはり皆さん自社のAI大好きなんだなというのが伝わってくるのが良い感じ。
どうにも、こういう扱いを受けてきたAIだからこそ、シンギュラリティを迎えられたのではないかと思えてきますが、そういう意味では、マッポは果たしてシンギュラリティを迎えられるのかというのはやはり少し疑問。
ハワード自身まだまだ見せていない面があるという可能性もありそうですし、追い込まれてこそ覚醒するという話もありそうではある。おそらく、6局目は苺ちゃんの勝ちで間違いなさそうですが、そこからマッポがどのような反応を見せていくのか、というのが今後の話の気になるポイントになりそう。マッポが6局目中にシンギュラリティを迎えるも取り返せずに負け、7局目が本当の決戦なんてこともあるのかもしれません。


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