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LAZARUS(ラザロ) 1話『GOODBYE CRUEL WORLD』感想・考察

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ラザロ1話感想GOODBYE CRUEL WORLD アニメ
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2025年春より放送開始、戯作・監督・脚本 渡辺 信一郎によるLAZARUS(ラザロ)1話『GOODBYE CRUEL WORLD』の感想記事となります。アニメのネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

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1話『GOODBYE CRUEL WORLD』

鎮痛剤『ハプナ』と脳神経学博士スキナー

第一話となる『GOODBYE CRUEL WORLD』は、そのサブタイトルの通り、残酷な人間社会に嫌気がさしたスキナー博士の手により行われた世界滅亡へのカウントダウンが告知されたところからお話が始まる。

あらゆる苦痛から解放される奇跡の薬と呼ばれる鎮痛剤『ハプナ』が広く世間に広まった世界が舞台となっている本作、冒頭でスキナー博士からその薬が人を殺す薬へと変化することが明かされ、世界は混乱へと落とされる。

特効薬となる薬をスキナー博士は持っており、30日以内に博士を見つけだせれば人類は生きのびることができると伝えられたことで、エージェントチームラザロが博士の捜索に当たるというのが本筋となる様子。

そういえば、スキナー博士の世界への告知の際には、今回ハッカーとして活動していたエレイナが何やら反応を見せていたようにも思え、彼女と博士に何か関係があるのかもと、ちょっと気になりました。

アクセルのパルクール

そんな1話でしたが、刑期888年の実質終身刑で刑務所に捕まっているアクセルなる人物を中心に描かれる。どうも脱獄自体を楽しんでいる節が見られ、888年という刑期もこの脱獄のせいでたまったものなのかも。

凄まじい運動神経を持つアクセルを、ラザロへと勧誘しに向かうも、彼はそれを利用して刑務所から脱獄。彼の脱獄と逃走劇を大胆に1話使って描くお話となっていました。

まず期待していたアクションパートは非常に良い感じ。アクセル自身もぐりぐり動きますが、それだけではなく、彼を捕らえるカメラまでも大きく動き、見ていて気持ちいい動きが続く。特にポールを使ってくるッと回りつつ、追尾してきた警備ドローンを蹴飛ばして壊す流れなんかは非常に好みでした。

こんな彼がなぜ捕まるのか?ともちらっと思うほどのアクションでしたが、未来の社会の監視能力は伊達ではないようで、町中のカメラが監視網となっているようで、脱獄常習犯である彼が度々捕まっているというのも、なかなか説得力が感じられました。

しかし、町を飛び回り大きく逃げ回るアクセルでしたが、最後の最後に写真を撮っていい?と近づいてきたクリスティンによりあっさりお縄というのも、アクセルのキャラを表しているのかも。警察のおじさんにはなかなか容器に接していた彼ですが、どうにも女性相手は苦手なのかなと思わせるようで面白かったです。

今回はアクション中心の話となりましたが、脱獄直後にひと段落といった感じで、警察官とアクセルとのちょっとした会話も良い感じ。目の前にいるのが脱獄版図は思いもせず、あっさり逃がすどころか気を付けろよと声までかけてくれた彼とのやり取りには思わず笑ってしまいました。

しかし、30日後には皆人が死ぬとされ、デモや暴動も怒りつつある状況でも、町の人を心配してくれる気のいい警察官がいるというのはは、人類全体を見て人を滅ぼそうとする博士の思想に対する反論的な意味も持っているのかなと思ってしまう。この警察官、また後々ちらっと登場しないか期待してしまいます。

スキナー博士の目的は?

今回突然人類終焉のカウントダウンを開始した博士。その語り口は、人の愚かさに絶望したが故、といった感じでしたが実際のところ本当にそれだけが目的なのかが気になってくる。奇跡の薬ハプナを作り上げ、苦しみから人類を解放しても、それでもなお争う人間を見定めたのが行方不明になっていた3年間という可能性もありそうですが、元々聖人と呼ばれたほどの人がそこまでの事を始める理由も何かありそうです。

そもそも本気で人を滅ぼしたいのであれば特効薬を作る必要もなく、自分が神ではないという言葉を示す通り、まだ何か人に対して希望のようなものも持っているのか、はたまた、ある意味髪に委ねた状況なのか、今後の博士の動向が気になる所。

また博士と特効薬の元ににたどり着けたとしても、30日時点から既に人の死亡は開始。そうなると、30日までに特効薬を手に入れても、そもそも人類全体にいきわたらせる量を作るには間に合わないということもありそう。ラザロのPVに映る今後のシーンを見てみると、人間が一致団結して博士を捜索に当たるというわけではなく、互いに争っている様子もあり、特効薬は全員分はすぐに用意できないという前提で、様々な組織同士の奪い合いも同時に発生するのかもしれません。

もしかしたら、そもそもこの30日後に死ぬという話自体が、博士が話しているだけという事もあり、元から変異する仕掛けなどはなく、単に人類滅亡に直面した30日の間に人の気持ちが変わることを願っているだけなんてこともあるのかなとも思いましたが、果たして彼の真意はいつ頃明かされるのか、気になるところです。

ラザロは、アクセル・ジルベルトを迎えていよいよスタート。最後に表示された残り日数は29日と、既に滅亡まで1日が経過。ここからどのようにスキナー博士に迫っていくのか気になるところです。

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又三郎

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