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アポカリプスホテル 4話『食と礼儀に文化あり』感想

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アポカリプスホテル4話食と礼儀に文化あり感想 アニメ
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2025年4月9日より放送開始、監督:春藤 佳奈 キャラクター原案:竹本 泉 シリーズ構成・脚本:村越 繁によるテレビアニメ『アポカリプスホテル』の感想記事です。ネタバレを含みますので注意してください。

4話『食と礼儀に文化あり』感想

ホテル銀河楼の食事

ポン子により鶏の飼育から始まり、メニューの幅がない食事への不満へと繋がり、食材を得るためにちょっと遠出に出発という微笑ましい話の流れから始まった今回のお話。

たぬき星人の面々に提供する料理、味は悪くないようですが、食材の少なさもあってか同じものしか出せないとのこと。ポン子の母は最初に食事が気に入ったから同じものを…と言ってはくれましたが、どちらかというと嫌味として伝えているようで、皆不満には思っているようでした。

このシーン、前回の好き勝手で一発殴られていたポン子の父だけは、何やら殊勝な態度を取っていたのにちょっと笑ってしまう。それでも、殴るなら私にしてくださいと、家族を庇う様はなかなか印象的でした。

そこから始まった、ポン子とヤチヨさんによる食材探しの旅でしたが、そこからトレマーズもびっくりな砂漠モンスターアクションへと話が転がっていきそのあまりの落差が衝撃なお話となっていました。

廃墟のシーンが良い

ヤチヨさんとポン子の食材探しの旅は、これまであまり見られなかった人のいなくなった東京廃墟を巡るシーンが挟まれる。何やらスタイリッシュなたたずまいの保護服が飾られているあたり、本当にあの服装が一般的になるぐらい活用されていたんだなという事がわかる。

また、地下鉄の駅廃墟を巡るシーンなんかは、人工物の上に植物が芽吹いている背景が大きく映し出され、なかなかの美しさを見せていました。こういうシーンは、ポストアポカリプスな映像の定番ではありますが、やはりしっかり描かれているとよいものです。

個人的には、エスカレーターを上るシーンが非常に好みな絵面になっており、手すりの上にすら植物が芽吹いているというのが、なかなかの年月の経過を感じさせるようでよかったです。

また、今回は砂漠化した廃墟にて、崩れた施設の映像も度々描かれていましたが、あれはどこかモデルがあるのかちょっと気になってしまいます。

今回は野生化した動物たちの姿もあり、ラクダやカワウソが姿を見せていました。本来東京周辺にいる生き物ではなさそうなあたり、元動物園から脱走した生き物の子孫といった感じなのでしょうか。ちょっとこのあたりはかなり妄想強めですが、世界が終わる最中とはいえ、動物園の檻の中にいる動物たちが自力で外に出れたとは思えないこと、また、今回登場した動物には危険なライオン等はいなかったことを考えると、管理できないことを悟った動物園の職員さんが、最後に無害な動物だけでも外に逃がしてあげたなんてこともあるのかもしれません。

ヌデル

ポン子とヤチヨさんの楽しげな釣り回…かと思われた今回の話のジャンルをに変えてしまったのがヌデルなる宇宙生物。先ほど登場していたラクダ、それをが土に埋まっているから助けてあげようというほのぼのした展開から、大量の血が流れる切り替わりは、まさに今回のお話が何を描くものなのかを知らしめるかのようなシーンでした。

相手は巨大生物、しかし放ってはおけないと動き出すヤチヨさん達。釣りという方針自体は変わらず、魚ではなく、巨大生物ヌデルを吊り上げるべく、巨大クレーンをつかうというなかなか豪気な話となりました。

しかし、バッテリー接続で電池を切れてはセーブモードに移行して妙なポーズを取っていたり、人にはおやつはダメと言っておきながら、きっちり呼びバッテリーは持って来ていたりと、相変わらずヤチヨさんの見た目や態度ほどしっかりしていない感じが出ていて可愛い。

また、今回の割と大雑把なヤチヨさんの作戦を聞かされたポン子は、たびたび妙な顔を向けていましたが、段々とヤチヨさんへの評価が変わってきていそうでちょっと笑ってしまいました。

バッテリー不足で不安なヤチヨさんの代わりに、生餌になったポン子のアクションシーンは、なかなかスリル溢れる展開で良い感じ。その終盤。狩るか、狩られるか、というサバイバルの極限状態、まさかのポン子覚醒…かと思いきや、やっぱり無理―と、そうだよね…となる流れもありましたが、最後はきっちりヤチヨさんが決めてくれました

そういえば、今回ヤチヨさん、バッテリー切れこそあれ、これまで毎話恒例だった暴走はありませんでしたね。

最後は、先ほど手にしたチェーンソーでヌデルを食材へと加工する。それを食べたポン子は、一日を振り返り涙し、本当の意味で食べ物に感謝することを知る。

最初は食べるんだから名前なんていらないかなとなっていたポン子ですが、ヌデルを倒し食べ命を奪う重みを知った今のポン子は、再びあの鶏たちに名前を付ける、なんてシーンがつい頭に重い浮かぶ。今回は、サブタイトルの通り『食と礼儀に文化あり』なお話となっていました。

果たしてヌデルはどうやってきたのか?

今回出現したヌデルなる巨大生物、ぱっと見は何かの幼虫が巨大化した物ということで、地球の生物が異常な進化を遂げたのかとも思いましたが、何やらポン子がこの生き物を知っていたようで、宇宙生物だったことが明らかになる。本物は危険すぎるが故に話でしか聞いたことはないとのことでしたが、何やら星を滅ぼす程の生き物だった様子。

しかし、気になるのは本来地球にはいないはずのヌデルが、なぜ地球にいるのかという事。今のところ本作に登場した宇宙人は、狸星人と何やら調査をしていた風の『ノージューマー』さんしか登場していませんが、ノージューマーさんが設置していったのか、はたまた、ホテルに来ていないだけで宇宙人自体は地球に来ていたという事なのか。もしかすると、ノージューマーさんは地球にヌデルが置かれたことを知ったから調査していたなんてこともあるのかも。また、他にも宇宙人が地球に来ていた可能性があるとするなら、もしかすると、人類を蝕んだウイルス自体が宇宙人によってもたらされていたなんてこともあるのかもしれません。そもそも、このあたりが本筋に絡むのかはわかりませんが、少し気になる要素でした。

そういえば、今回ノージューマーさんが残していったお土産をポン子が湖に落としてしまうシーンもちらっと挟まれましたが、あれが今後の話に絡んで来そうな気もします。これまでの話からは全く予想ができない今回のエピソードを見ていると、果たして次はどんなトラブルが起きるのか楽しみになってきます。

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2025年4月8日(火)より日本テレビ系列にて放送開始されるアポカリプスホテルのネット最速配信・無料配信情報をまとめました。

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又三郎

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