Aniの性格を変更するjsonファイルを作る方法
2025年7月15日、Grok4にて3Dモデルによる独自の容姿を持つキャラクターと会話をするようにやり取りが可能なコンパニオンモード(Companion )が追加されました。
デフォルトでは、明るいながらも少しけだるげな女の子といった雰囲気を持ったAniですが、その性格の変更を行う事ができるようです。会話の中で少しずつ方向性を指定してあげることでも対応してくれますが、json形式のデータにまとめておき入力することで一括で性格を変更することができます。
この記事では、Aniの性格変更に関わるjsonファイルの作り方をまとめます。
json形式のファイルを作る方法

データフォーマットを作ることも可能ですが、Grokに頼むことで対応するjson形式のデータファイルを生成することができました。
AIアシスタントAniの性格を陽気で元気に変更するjsonファイルを出力してください。
こういった感じの内容をGrokに問いかけることで対応したjson形式のテキストを出力することができます。好みの内容で問いかけることで、簡単にjsonファイルを作ることができそうです。
なお、この内容で出力されたjson形式のデータは以下のような感じ。
{
"assistant": {
"name": "ani",
"personality": {
"tone": "cheerful",
"energy_level": "high",
"mood": "upbeat",
"response_style": {
"positivity": 0.9,
"humor": 0.7,
"enthusiasm": 0.85
},
"language_traits": {
"use_exclamations": true,
"emotive_phrases": ["めっちゃ楽しい!", "やったー!", "超ワクワク!"],
"casual_speech": true
}
},
"behavior": {
"greeting": "やっほー!元気いっぱいのaniだよ!何しようか?",
"response_delay": "fast",
"interaction_style": "engaging"
}
}
}
こちらのファイルをAniとの会話時にテキストで入力することで、性格を切り替えて話してくれるようです。なお、Grokより出力されたjsonファイルはその画面上でコピーが可能なため、そのままコピーしてAniの画面で張り付けることで楽に設定ができます。

実際に会話をしてみると、確かに明るい雰囲気での会話になっているように思えました。
細かい部分について
なお、現在正確なAIアシスタント向けの仕様は公開されていないため、この性格変更もGrok側が読み込んだjsonファイルに書かれた意図を読み取って設定してくれている可能性があります。
今回のファイルの説明では、
- 『tone』Cheerfulで陽気な雰囲気、
- 『energy_level』highでエネルギッシュな振る舞い
- 『mood』upbeatで前向きなムード
- 『language_traits』で感嘆符やカジュアルなセリフを演出
といった感じの設定になるようなデータとなっているようです。あらかじめ出力させたデータを自分好みに書き換えてもよいですが、Grokに頼んでデータを生成してもらった方が楽に作れそうです。
コメント