2025年2月2日より放送開始したプリキュアシリーズの22作目、アイドルを題材とした歌とダンスが魅力の作品『キミとアイドルプリキュア』26話『キュンこそものの上手なれ!』の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
26話『キュンこそものの上手なれ!』
メロロンの心が動く
今週は、アイドルプリキュアとズキューンキッスのファンクラブが作られるお話。当然、話の中心はこころちゃんとなっており、その熱意がメロロンからプリルンへの気持ちと重なった結果、メロロンがこころを認めるお話という面もあるようでした。
前回のカッティ―の心を動かしたななちゃんに対して、も心揺らされていたメロロンでしたが、今回はこころちゃんに向き合う形となり、ここのところメロロンが周囲の人間を認めるという展開を挟んでいるのが印象的。夏休み時期のエピソードにて、メロロンの気持ちの動きを少しずつ描いているとなると、それが終わった後いよいよメロロンの謎へと話が向けられていくのかなという気もします。
大変なタナカーン
こころちゃんが始めたファンクラブの活動。とはいえ、あくまで彼女は中学一年生、一つ一つの企画のアイディアを出したり、小規模な愛好会程度の規模でのグッズ作成は彼女自身の手で行う事も出来ていましたが、本格的なアイドルの活動となると規模が違う。
正直、プリントで会員証を作るあたりは、ネットで話題になったアイドルの会員証を全部手作業で!?とちょっと無理がでそうだなと思っていましたが、そこはタナカーンが担当してくれることで解決となったようです。
しかし、今回のタナカーン、ファンクラブの会員ページを作ったり、大量の会員証を手作りしたり、アイドル達の願いを全て自力で解決していたのが凄く印象に残る。タナカーンの夏休みで、働くことを生きがいとしていそうな彼でしたが、それはそれとして疲れ果てた姿を度々見せていたのが印象に残り、流石にそろそろ外部に仕事を回さないとやっていけなくなっていそうで本当に大変そうです。
次回は何やらキュアチューブに正式に動画投稿を始めるようですが、また田中の仕事が増えるのかちょっと気になってしまいます。ただ、以前は女王様に許可なく動画を投稿しては頭をアフロにしていたプリルンがそのあたりを担当してくれるという可能性もありそうです。
カッティンとザックリン
今回一番衝撃だったのは、ファンクラブナンバー1と2をそれぞれ取得していたカッティ―と、ザックリーの正体。住所がキラキランドと書かれていたあたりで、まさかとは思いましたが、その後の二人の妖精の姿であるカッティンとザックリンが登場。更には、タナカーンとも知り合いだったことが明らかになり、これまで敵対していた相手が妖精たちの人間の姿だったことが明らかとなりました。何やら次回予告にも妖精体の彼らが映っており、これからは応援担当として妖精の姿で登場することが増えるのかもしれません。
この二人に関してこれまでの話を思い返してみるとと、何やら周囲とうまくやれていなかった二人が、キラキラの中にいることを耐えられなくなりチョッキリ団に加入していたことが伺える。そうなると、心にキラキラを抱けていなかったメロロンの存在も、プリルンが接してくれていなければ、あちら側についていてもおかしくなかったのかもしれません。さらに、メロロン自身は、心の闇の問題に加えハートキラリロックに何を捧げたのか?という謎も残っていいたりと、ここから先の話の鍵となるのは間違いなさそうです。
また、今回二人が妖精だったことを考えると、チョッキリーヌ様も妖精という可能性はありそうです。名前の変化は、最後の一文字がンが元の名前という事を考えると、チョッキリンなんて名前なのかも。そして、3人が妖精であるなら、彼らが従うダークイーネ様もキラキランドに関わる人物という可能性が高まったようにも思えます。女王様とダークイーネの二人にも何か関係があるようにも思えてきます。また、新幹部のジョギも今週は姿を見せておらず、彼もそのあたりに何か関係していそうな気もしますね。
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