銀河特急 ミルキー☆サブウェイ
2025年夏にYoutubeなどでネット配信が開始された、監督・脚本・キャラクターデザイン・制作:亀山陽平によるアニメ『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』1話『出発進行』の感想記事です。
アニメのネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方はご注意してください。
1話 出発進行
首だけのマキナ
冒頭から首だけになってしまったマキナなる女の子が登場。府警のリョーコさんもかなり困惑している様子で、どうやらロボットの体だからといってよくある事というわけではなさそう。どうもマキナちゃんが首だけになってしまった件に関わる、3日間におきた事件が描かれるようですが、果たして一体何が起きたのか。
その後始まった本編は、おそらく話に上がった3日間の最初の瞬間から始まった。まだ元気なマキナちゃんに、リョーコさんも態度が警察といった感じで、冒頭とはまた違う感じがする。本当にこの3日間に何があったのかが気になりますね。
そこに集められた6人は、皆周辺で問題を起こし捕まっていたようで、それぞれの罪状が語られる。カートとマックスの二人は、何やら砂糖の不法所持で逮捕とのことで、何かの隠語なのかと思いましたが、公式サイトの紹介を見てみると砂糖で間違いなさそう。砂糖も取りすぎれば体に悪いというのはわかりますが、その流れが進みどんどん規制された後の社会という事なのでしょうか。
しかし、チハルとマキナの二人組、他のメンバーに対していろいろ言っていた割に罪状は、スピード違反、公務執行妨害、警察車両爆破と一番極悪でちょっと笑ってしまいました。
罪を償うために奉仕活動
色々な罪状により集められた面々、20分にもわたる説明の果て、理解が早いマキナちゃんにより刑務所が一杯になってしまうが故に奉仕活動を割り当てられたことが判明。
その後の質問でこれから何をするのか、という話がありタイトルにもなっているミルキーサブウェイの清掃を任されていましたが、先ほどの20分の説明の中にそれすらも含まれていないという効率の悪さにちょっと笑ってしまう。果たして一体何が書かれていたのでしょうか。
そんなこんなで、ミルキーサブウェイの説明が入るという所でぶつ切り気味に終了。3:30の映像というのは最初から分かっていたのですが、いよいよ話が始まるというところでズバッと終わってしまって少しびっくりしました。
しかし、この清掃活動の果てに3日後の首だけになったマキナちゃんに繋がっていることを考えると、ここから何か起きるのは間違いなさそうで先が気になる1話となりました。
レトロチックな雰囲気のSFが良い感じ
役を演じているというよりも実際にその場で雑談をしているかのような掛け合い、会話の雰囲気が少し癖になる草品。タイトルロゴの表示の際などの少しレトロな雰囲気もなかなか好みな作品でした。
1話は3分30秒と短めの内容となっており、全話合わせて一つのお話という感じになりそうですが、果たしてここから何が描かれていくのか楽しみです。
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