2025年2月2日より放送開始したプリキュアシリーズの22作目、アイドルを題材とした歌とダンスが魅力の作品『キミとアイドルプリキュア』38話『一緒に踏み出す!ウィンウィンハロウィン!』の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
38話『一緒に踏み出す!ウィンウィンハロウィン!』
お化けが嫌いなうたちゃん
ハロウィンを題材とする今回のエピソード。以前からプロフィールにあったうたちゃんのおばけ嫌いがピックアップされるお話となりました。ここのところジョギ・カイト周りのエピソードでちょっと重めなお話が続いていたこともあってか、今回は箸休め的なお話でしたが、ななちゃんらしさが随所にあふれ出ておりなかなか面白いお話でした。
ハロウィンシーズンということで盛り上がる町の中で、おばけ嫌いが判明するうたちゃん。しかも、お化けが嫌いの範疇がなかなか広く、ハロウィンのジャックオーランタンすらもかなり怖がり逃げ出してしまうという、何もかもポジティブに受け取っていそうな彼女にしては珍しい一面が見えてくる。正直、その怖がり方はすさまじく、このシーズンの町の中を出歩くことだけでも大変そう。何か過去にあったのかと疑ってしまうほどですが、純粋にお化けが苦手というだけだった様子。
しかし、ななちゃんからすると、そんなうたちゃんの態度はかつての自分を思い出させるものでもあったようで、うたちゃんのおばけ嫌いをどうにかしてあげようと奮起するななちゃんの活躍が描かれることになりました。
童謡『おばけなんてないさ』を連想させる対策だったり、ウィンクして見たり、カボチャ料理を作ってあげたりと色々な解決策を試すもすべて失敗。最終的に、ジャックオーランタン風のダークランダーを殴って倒したことで恐怖も克服という流れは、ちょっと笑ってしまいましたが、それでもかつて自分を一歩進ませてくれたうたちゃん相手だからこそ、積極的に働きかけていく様がなかなか良い感じのお話でした。
ラストのハロウィンのコンテストでは、一歩踏み出す、バナバナバナナとなぜかバナナの仮装を二人で披露。どうもその理由は、ななちゃんの好きなバナナの仮装をしたかったが一番大きかったようです。全体的に結構よいお話だったのですが、ななちゃんが絡むと独特のセンスがあふれ出てくるのが面白いですね。
チョッキリーヌと元部下二人
今回のお話では久しぶりにチョッキリーヌが出撃。ジョギは、前回のカイトに絡むキュアアイドルとのやり取りがまだ心に残っているらしく、何やら苦々しい顔をしていたのが印象的。
そんなチョッキリーヌですが、今回はすっかりキラキラに染まってしまった元部下二人、ザックリンと、カッティンを目撃してしまう。
一応心配した様子もあるチョッキリーヌですが、今のキラキラした二人に対しては当然思う所もある様子。彼女も元は妖精だったなんてこともありそうですが、果たしてここからどのような立ち位置になっていくのかはちょっと気になるところ。
カッティン達と同じような方向に進む可能性もありますが、二人と違いプリキュアに対する興味は対してなさそうなのは明確に二人と違う所。そうなると、また違う方向に話が進むのかという気もしますが、果たして本当にどうなるのでしょうか。
すごい回る先輩
来週お休みの後、再来週に放送される次回のお話では、こころちゃんをダンスに誘っていた先輩が再び登場する様子。
それだけなら普通のお話なのですが、何やらすさまじく回転し続けているという状況が気になる。マックランダー絡みというわけでもない気がしますが、果たして何故先輩はあんなに回り続けているのか、妙に気になるお話となりました。
次回予告には、舞台公演が行われている男性プリキュアユニット『Dancing☆Starプリキュア』らしき姿もあり、果たしてどのような形で絡んでくるのか気になるところです。


コメント