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アニメ グノーシア 12話 感想 アラコシア

グノーシア12話感想アラコシア アニメ
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グノーシア

2025年秋より放送開始、ゲーム『グノーシア』を原作としアニメ化した作品『グノーシア』の感想記事です。

ゲーム版は既プレイでの感想記事となっており、本筋のネタバレとなるの話題は避けますが、一部ゲームと絡めた話も含みますのでご注意してください。

アラコシア

ユーリの悩み

毎話お馴染みの冒頭のユーリを目覚めさせるパート。今回それを担当したのはジナ、何やらセツの手が空いていないから頼まれたとのこと。これまでもたまにあったセツ以外の人がユーリを目覚めさせる場合も、こんな感じで頼まれていたということなのかもしれません。

そんな今回のユーリですが、何やら起こしてくれたジナへの態度がそっけなく見える。その点は、今回の話の中でも触れられ反省していた話。しかし、疲れを隠せなくなってきたようにも見えるその態度は、いくつものループで人と関わり、互いを欺き合い、仮に仲良くなれたとしても最後には銀の鍵で別れざる負えない、そんな繰り返しに少しずつ苦しみ始めているということなのかもしれません。

ゲームと違いアニメだと、ユーリという主体がいるが故に、一つ一つのループで相手と関係を結んだ後の別れのつらさがより生々しく感じられる。いつまで続くのかはっきりとはわからない繰り返しを続けるユーリですが、早く終わらせたいと思ったとしても、ループを共にする人たちには毎度向き合わなければ、先に進めない。そうなればその相手と深くかかわることも当然増えるのに、最後に自分はそれを置いて次のループに進まないといけない、ユーリ自身にも一つ一つの別れが重くのしかかってき始めているのかもしれません。

ジナとのエピソード

そんな今回のお話、話の中心にあったのはジナ。彼女の過去、母親とのエピソードに絡めて、なぜ彼女があそこまで嘘を嫌うのかというのが語られることになりました。冒頭の母との思い出、みたらし団子がちらっと映っていたのが印象に残りましたが、彼女が今も甘いものが好きなのは、幼い頃の母親との思い出という面もあるのかもしれません。

ユーリに嘘をついて騙した周回もあったジナですが、基本的に彼女は嘘を嫌う。しかし、グノーシアになれば、他人を消し去るために嘘をつくことにとても苦死んでいることが明らかになる。これまでもククルシカの暴走の際には、グノーシアでありながら皆を助けようと動いていたり、その元来の優しさは見え隠れしていた彼女。

今回は、自らのグノーシアとしての立場と、誰にも嘘をつきたくないというという気持ちに揺れ動き、その中で、彼女の過去が語られることになる。幼い頃に、ずっと一緒だと言ってくれていた母親が、電脳化によって人が変わってしまったようになった事、そして、グノーシアが行う消滅もそれと同じものと知ったことが、嘘が嫌いな彼女が、より一層グノーシアとしての在り方に悩む理由となっていたようです。

自らをグノーシアと伝えてもなお、自分と向き合おうとするユーリに対して、今回のジナは覚悟を決めることを意味するために、ホログラムの映像の中で舞台から飛び降りるという行動を見せる。これは、清水の舞台から飛び降りる、という諺をその身で表したような行動ですが、そのことを知っていたのも彼女が地球出身という設定を拾ったものなのかもしれません。

そして、ジナはグノーシアとしての立場を翻すような行動を始める。二日目の議論では、シピがエンジニアを名乗るも、それに合わせてオトメがエンジニアを宣言。そこまでなら普通の流れですが、更にジナもエンジニアを名乗る。グノーシアが二人しかいない状況で、エンジニアが3人名乗り出るというのは、つまりその三人の中に全グノーシアがいるという状況。このシーン、オトメの動揺っぷりがなかなか印象的でしたが、グノーシアを裏切るようなその行動にショック受けるのもわかるもの。それだけでも、十分グノーシア側にとっては不利になるのに、更にオトメのシピがグノーシアという判定と同じ判定を下すことで、逆にシピがグノーシアではないことを証明してしまうとなる。

最後には、壊れかけた宇宙船を守るべく自ら宇宙に飛び出し、グノーシアである自分が消えることでそれ以上の犠牲を出させずに終わろうとする。このイベントはゲームでも印象的なものでしたが、今回のアニメのこのエピソード、大筋の流れはゲームとは違うということもあり。ゲームとは違う良さがあるものでした。

アニメでは序盤一度ユーリが宇宙でジナとの宇宙遊泳で騙されていたというイベントが挟まれていたので、この流れをもう一度やるんだろうなとは思っていましたが、いよいよそれが実現された今回。専用のEDまで用意され、ジナ自身の掘り下げなども重ねて描かれ、かなり丁寧に描いてくれたようで良かったです。

年明けから第2クール

ジナとの別れで終わったグノーシアですが、今回で年内の放送はラスト。しかし、公式の方から年明けの2クール目スタートの告知がされました。

これまでの役職に加え、人類を憎むAC主義者という役職の登場するようですが、本作の丁寧なキャラの掘り下げを考えると、AC主義者という役職であるが故のエピソードなんかも挟み込まれそうで楽しみです。

更に、色々と謎がありげながらも、1クール目では目だった出番がなかった夕里子もいよいよピックアップされるようで、なかなか楽しみです。

そんな年明け2クール目のグノーシアは、1月10(土)スタートとのこと。最近だと連続2クールアニメ自体が珍しい中で、ここまで力を入れて作ってくれているのがありがたいですね。

グノーシア Blu-ray1巻

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又三郎

自分の中の流行りに従いぴょこぴょこと更新中。
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