2023年3月5より放送開始した『王様戦隊キングオージャー』。2000年の時を経て地下帝国『バグナラク』と戦うためチキューの国家の国王たちが変身する『キングオージャー』の戦いを描く作品。
ボシマールとカメジム
『ボシマール』シュゴッダムのラクレスの側近、常に本を携える知的な参謀。『カメジム』は、バグナラクにてデズナラク8世につかえる宰相。ともに知的な面を持つキャラクターです。
5話時点での『ボシマール』=『カメジム』という可能性を調べてみました。
ボシマール=カメジム?
似ているしぐさ
2話『誰がための王』での2分40秒、ギラを追い詰めるボシマールとドゥーガのシーンや、5話『冬の王きたる』での1分10秒ごろ、アップでのボシマールの小指を立ててあごにくっつけ考える仕草。
3話『我がままを捧ぐ』の6分40秒頃の、巨大化のために何かを食わせろというシーンで答えるカメジムの手も似たように小指を立てています。また6話『王子の帰還』では、ゴッドスコーピオンのシュゴッドソウルを奪われ撤退するカメジムのアップのシーン(16分58秒位)でかなりアップで同じポーズをとっています。
ボシマールの手のしぐさは、複数シーンで登場しているためキャラクターの癖のようですが、カメジムのしぐさについては、似たような手の形をすることはあまりなく、あくまで顔に手を当てる仕草の1カットという印象も受けます。ともに知的なポジションのキャラクターということでポーズは多くとるのかなという印象で決定的な証拠とは言えないかも?6話にて似たポーズがアップで入り何らかの関係性は匂わせているようです。(6話後追記)
5話 ゴッドスコーピオンの居場所、虫の知らせがありまして
5話『冬の王きたる』での6分50秒ごろ、チキューの三大秘宝、サソリのシュゴッド『ゴッドスコーピオン』の情報がデズナラク8世に伝わりました。虫の知らせがありまして…とこれを伝えたのがカメジム。そして、そのサソリのシュゴッドの話は、5話『冬の王きたる』での1分10秒ごろの会話で、ラクレスの口から語られており、その居場所を聞いていたのは、その場にいた『ボシマール』、『ドゥーガ』、『カグラギ』の三人。
ラクレスの話しぶり的に蠍のシュゴッドの居場所は判明した直後に語られており、その後バグナラクに情報が伝わっており、タイミング的にも虫の知らせという言葉的にもラクレスの話がバグナラクに伝わったとも考えられます。
ゴッドスコーピオンの聞いていた一人が、『ボシマール』ということで、怪しいという話です。
ギラのことを知らないボシマール
5話『冬の王きたる』13分50秒頃のリタの裁判のシーンでのレインボージュルリラによるギラの過去の回想。このシーンには弟であるギラに対して優し気なラクレスと共にその様子を笑顔で見つめるボシマールの姿も映っています。つまり、ギラのことをボシマールは知っているはずにも関わらず、1話からギラのことを見ても何ら反応を示していません。
過去から現在の間に何かがあったのではないかという、予想の元となるシーンとなっています。『ボシマール』が、『カメジム』と入れ替わっていう可能性もあります。
名前の元となった虫
これは少しメタ的な話になりますが、『ボシマール』という名前が何をもとにしているのかという点によ予想。キボシマルウンカというテントウムシのような見た目をしたカメムシ目の虫。テントウムシに擬態するカメムシということで、『カメジム』が『ボシマール』に化けてシュゴッダムに忍び込んでいるのではないかという予想が立てられます。これだと、ギラのことを知らない対応についても説明がつきそうです。
本当にそうなのか?
1話バグナラク五国会談襲撃シーン
1話五国会談のシーンで『ボシマール』はラクレスの横にいます。そのあと10分50秒最中バグナラクによる襲撃が行われますが、このシーンでデズナラク8世の横には『カメジム』が立っています。またそこから続くギラがラクレスへ真実を問いかけるシーンでは、ラクレスの側には『ボシマール』がいます。
バグナラクはワープによる出現が可能で、神出鬼没なので不可能かといわれるとそうではない気もしますが、あまりにも急に行き来している感じはあります。
8話怪ジーム『ゲロウジーム』
しかし、8話にて上記神出鬼没問題について一つの答えのようなカゲロウの怪ジーム『ゲロウジーム』が出現。なんと自由に姿を変えることができる怪ジームとのことで、8話では、ヤンマの姿や、”カメジム”の姿に変身できる能力を持っていました。
あまりにもあっさりゴッドホッパーに倒されてしまいましたが、カゲロジームがいる間、つまり8話までの期間については、急な出現についても十分説明がつく状況になっています。
逆に言うと、9話以降のカメジムには影武者となりるゲロウジームがいなくなっているともとらえられます。今後のカメジム、ボシマールの登場するシーンに注目です。
ちなみにゲロウジームはその後生存が判明、命を助けられジェラミーの元で働いています。
ボシマール=カメジムなのか?
1話でのシーンを例に挙げましたが、他にも2話でのギラのシュゴッダムへの引き渡しのシーンなどでも、ギラをもらい受けに来たボシマールが帰った直後に、デズナラク8世と共にカメジムが出現など少しタイミング的に厳しいかもというシーンがちらちら見受けられ、同一人物というのは少し怪しい気もします。とはいえ、いまだ同時に映っているシーンがない=同一人物の可能性があるのも事実で、今後の展開が気になります。
ギラの過去シーンから現在のギラを知らないボシマールの件や、ゴッドスコーピオンの居場所の虫の知らせなど、何やら怪しいところも考えると、過去から現在の間に、バグナラクのスパイとして本物のボシマールと入れ替わったバグナラク陣営『カメジム』の配下など関連のあるキャラクターなのかなと思いました。
8話で登場したカゲロジームにより、本人が行き来していた可能性も再び浮上、9話以降のカメジム、ボシマールの動向に注意が必要そうです。
20話『王と王の決闘』にて、ボシマールとカメジムが入れ替わっていることがついに判明。本物のボシマールは既に骨となっているでしょうとのこと。とはいえ、いつ頃入れ替わったのかについてはぼかしており、正確には不明となっています。
やってることは外道ですが、二陣営駆け回りすさまじく忙しく頑張っていたカメジム。もしかしたら、ゲロウジームも何か協力していたんじゃないかという気もします。まだカメジムについては、何かありそうですし、このあたりは今後触れられるかもしれません。
※2023年7月16日 カゲロジームとなっていたのでゲロウジームに修正 20話で正体判明の件追記
キングオージャー 毎週日曜9:30放送中
現在絶賛放送中の王様戦隊キングオージャー、これからどんどん盛り上がっていくだろう作品この機会に見てみてはいかがでしょうか。
近年の東映の戦隊や仮面ライダーは、TTFC(東映特撮ファンクラブ)や、Tver、 abema での一週間見逃し配信があり、AmazonPrimeでも水曜日に最新話が追加されています。あとから追いかけて見やすい作品となっています。この機会に見て見られてはいかがでしょうか?
なおTwitchやAmazonPrimeのウォッチパーティー機能にも対応しているため、会員同士なら同時視聴も可能。Twitchで普段配信されている方は同時視聴などを企画されてみてもいいかもしれません。
コメント
確かに!
第5話で幼少期のラクレスとギラの回想時に、ボシマールが出てきた時には、不自然さを感じてましたが、この日記を見て合点がいきました。
ラクレスは、偽ボシマールに唆されて、あのような行動とっているのかもしれないですね。
なんか、ファンタジーRPGのドラクエみたいなストーリーですね。
まだまだいろんな可能性がありそうで今後が楽しみな展開ですね
最新話でも例の手のポーズが見えたり気になるところが多いです
マルシラホシカメムシというカメムシがいました。マルシラホシ…マルホシ…ホシマル… あっ
怪しいですよねぇ…