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アニメ 葬送のフリーレン 5話『死者の幻影』 感想

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アニメ葬送のフリーレン5話死者の幻影感想 アニメ
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2023年秋に放送開始した『葬送のフリーレン』アニメ。1~4話は金曜ロードショーにて放送、その後通常放送が開始しました。こちらの記事は5話『死者の幻影』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

5話『死者の幻影』

死者の幻影

死人の幻影を見せてくる『アインザーム』との戦い。

フェルンに見せるのは、ハイターの幻影。フェルンが昔、いい子にしていればいつか化けて出てあげましょうという、過去の約束の記憶から作り上げる。

幻影は、魔法使いであれば簡単に倒せる、しかし、それができるかどうかはまた別の話。フェルンもまたハイターが出てきても、倒せる自信はあったが、その過去の大事な約束まで持ち出され、惑わされてしまう。なまじ、死人になって出てきてあげるという約束だった故に、もしかしたら本当なんじゃないかという淡い期待に揺らされてしまったのでしょう。

そして、フリーレンの記憶から出てきたのは、若かりし頃のヒンメル。ヒンメルの幻影は自らを撃てと言ってのける。このあたりは、記憶の中のヒンメルの潔さを表していそう。

フェルンを惑わした、アインザームとの決着は一瞬というのが、実にこの作品らしい感じがしました。

今回、フリーレンは、『アインザーム』との戦いを最初避け、逆にフェルンからこのお手伝いをお願いしての討伐という形になりました。これはフェルンの時間を大切にするためという意識もあったようで、変わってきたフリーレンを表している話だった気もする。

竜の巣の魔導書

今回は、前半死者の幻影、後半は竜とシュタルク参加の物語となりました。

竜の営巣の材料とされた魔導書を欲しがるフリーレンのために竜を討伐しようとする。魔法による一撃すらも弾く竜の鱗。

いらだった竜から逃げ、命からがらといった感じでフェルンの表情は、一切の余裕がない珍しいものを見れました。繰り返せばいつかは勝てるでしょうと、気軽に言うフリーレンでしたが、流石にそれは無理と判断。

アイゼンの弟子である戦士シュタルクを探し近場の村へと向かう。

村の英雄となっていたシュタルク。基本的には優しい子、しかし、実際の戦闘経験は0で竜もたまたま逃げただけとのこと。しかし、本人のやさしさと後ろめたさ故村の人には言えないでいるというなかなか複雑な状況。

最初ちょっと大人びた感じを出していましたが、あくまで村人の前でだけといった感じでフリーレンに泣きつくさまと、それを見るフェルンの表情でちょっと笑ってしまう。

しかし、たまたま竜が逃げただけ、それからも竜はたまたま襲ってこなかっただけなんてことは本当にあるのか。という疑問はちょっと残る。

シュタルクを信用ならないフェルンは、フリーレンの言葉に従い夜にシュタルクの元に向かう。夜町に響く大きな音、崖にあった切れ目は、シュタルクの修行によりできたものでした。並の人間にできる所業とは思えず、竜もたまたま逃げてくれたというだけでもないのかもしれません。

そういえば、今回はフェルンが色々な表情を見せていたのも面白かったです。

次回第6話 村の英雄

ここまでは1話完結といった感じのお話が続きましたが、6話では5話後半からの続きとなりそう。

果たしてなぜ竜はシュタルクから逃げたのか、村を襲ってこないのか、というちょっと残った違和感は次回で触れられそうです。

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