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奪われるUFO-X ガッチャード10話『炎の京都 悲恋・ケミー雷電事件』感想・考察【仮面ライダーガッチャード】

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仮面ライダーガッチャード-10話感想炎の京都-悲恋・ケミー雷電事件 エンタメ
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2023年9月3より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第5作目の作品『仮面ライダーガッチャード』10話『炎の京都 悲恋・ケミー雷電事件』の感想記事です。錬金術師が生み出した人口生命体ケミー。何者かによって一斉に世界に解放されてしまった101体のケミーを集めるため仮面ライダーに変身することとなった高校生・一ノ瀬宝太郎の戦い絵を描く作品。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

第10話『炎の京都 悲恋・ケミー雷電事件』感想

今週のマルガム

先週お休みでちょっと頭から飛んでいましたが、そういえばまだナイフをペロッとした人のマルガムとの戦いの途中でした。なんだかんだ、スチームホッパーの必殺技を耐える大量の木のマルガム。メカニッカニとゴルドダッシュのガッチャンコによる、『ゴルドメカニッカー』はまさにロボットいた感じのごつさ。

必殺のキックも、蟹のロボ形態のように変形して追い詰めてからのカカト落としでかっこよい。無事マルガムを撃破して、ジャングルジャンの奪還に成功。

クロトーは、「本当の地獄はこれからだ。」と言って姿を消し、加治木の運命の出会いは、前回ラストの抱き合う聖さんの姿を見て儚く散っていました。

ここまでが、OP前のアバンで行われかなりテンポが速いなと思ってみていましたが、今週は本当にハイペースなお話でした。

聖と兄

今週のメインとなったのは、加治木が恋した相手、姫野聖とその兄、姫野剣。

すっかり、失恋ムードでテンションがおかしくなっている加治木の相手を先輩とリンネちゃんに任せ、クロトーの襲撃時に逃げていたもう一人、聖の兄を探すことに。

兄の無罪を信じていた聖でしたが、兄からすると両親がいなくなった兄妹として、妹を守るプレッシャーから火をつけてしまっていた。大事な思い出だった人魂の件すらも、自分が火をつけたのかもな。とぶち壊す。そして、ずっと邪魔だったと妹である聖を殺そうとする。

電池のケミー『ライデンチ』とのマルガムは電池をベースにした形ながらもちょっと提灯っぽさも感じて火とお化けとの印象を付ける感じがあり面白いデザインでした。

間一髪ガッチャードが駆け付けるも、ピンチに。そんな中、加治木の応援の声で目を覚まし、

ヒーケスキューとフレイローズでの変身。放水機能。さらには舞い散るバラと、水流でのキックで逆転勝利となりました。

ここまで妙にハイペースで来ていて、ここから後半何をするのかなとちょっと思っていたのですが、マルガムを撃破後、ライデンチが再び奪われる。てっきりクロトーが何かしたのかと思いきや、まさかの妹である聖さんの復讐心に反応しての再マルガム化。まさかの、一話の中で3人もマルガム化した人が登場というお話に。この時の聖さんの黒い涙のシーンは、下手なホラー映画より怖い絵面でした。

加治木の恋

個人的には、前半パートはちょっと色々ペースが速すぎてどうなのかなと思いながら見てましたが、後半パートがよかったですね。

兄を攻撃しようとする聖をかばうガッチャード、しかし、雷の攻撃は厳しく耐えきれない。そこに駆けつけるゴルドダッシュ。冒頭以来の、ゴルドメカニッカーによる変身で雷を耐える。限界を宝太郎も感じているものの、それでもマルガムの分離を必殺技で行わない。

ケミーの気持ちがわかる宝太郎は、同時に他人の気持ちも感じることができる。聖さんの悲しみを理解し、だからこそただ自分がマルガムから分離させるだけでは駄目だと自らが盾になっていました。

こういった一時の気の迷いのような悪意にもケミーは反応してしまう。これまでのマルガムになっていた純粋な犯罪者どもとは異なり、愛情の裏返しのような悪意だったからこそ、宝太郎もただケミーを分離すればいいと思わなかったのだと思います。

このあたりはケミーがあくまで悪意に引き寄せるだけだからこそ、解決できる人の問題は、単に怪人を倒せば解決するという単純な話としては終わらせないようにしているようでよかったです。

そして、今回の聖さんの心のカギを握るのは加治木で、宝太郎の応援の言葉から危険な雷に自ら向かって聖さんを救おうとする。

今回は、前半での加治木の応援で頑張った宝太郎と、宝太郎がガッチャードだと気づき、宝太郎の応援で恋に向かって頑張った加治木という互いを応援しあう形になっていたのもよかったですね。

無事聖さんは、元に戻るもそこに立ちふさがるのはケミーの掟。猶予30分というおそらく先生としての譲歩もありましたが、記憶を消すことは避けられない。最後の別れのシーンでUFOを見るというのも、なかなか運命的な別れといった感じでした。

そんな記憶を消した二人は、町ですれ違ってもも疑いを思う事はない、とサブタイトルの悲恋の通りの話になるのかと思いきや、再び二人をオカルトがつなぐ。確かに一度は悲恋でしたが、それでもなお出会いなおすというのが本当に運命の二人といった感じで非常に後味の良いお話でした。

ホッパー1はテンション爆上がりで加治木の事を気に入っているようですが、姿を見せるとまた記憶を消すことになってしまうので必死い食い止める。

今週のりんねちゃん

失恋で悩む加治木をお化け屋敷に連れ込み爆笑していたり、雷のピンチから助けるために、菊一文字の力を借りて映画村の刀を集めたりと、今週は結構やりたい放題していたりんねちゃん。なんだかんだこの修学旅行を一番楽しんでいたのは彼女だったのかもしれません。

10話の謎

レベル10のケミー UFO-X

今回クロトーが京都を訪れていた理由、レベル10のケミーはやはり噂になっていたUFOでした。各属性の頂点たるケミー、『UFO-X』はオカルトの頂点のケミーという事のようです。

冥黒の三姉妹からしても、レベル10のケミーは何か特別な様子が感じられます。前回ちらっと姿の見えた不気味なドライバーとの関係なんかもあるのかもしれません。

レベル10ケミーというと先日新商品が発表され、何やら今後の展開でも大きく絡んできそうです。

またUFO-Xののライドケミートレカについても、何やらイベントが開催される様子。

次回11話『キャッチ!スパイだ!?ライダー失格!?』

錬金連合から調査官が来るとのことで、何やら宝太郎にダメ出しが入る様子。気になるのはスパイとのワード。誰かが冥黒の三姉妹とつながっていたりするのでしょうか。

今週も新フォーム二つといった感じでしたが、来週も当然のように新フォーム。すごいペースでフォームが出て楽しいですね。

今週のキングオージャー感想記事は↓

仮面ライダーガッチャード 毎週日曜9:00放送中

近年の東映の戦隊や仮面ライダーは、TTFC(東映特撮ファンクラブ)や、AbemaTV、Tverでの一週間見逃し配信があります。

AmazonPrimeでは水曜日に最新話が追加され、全話見れますので過去話の確認には便利。あとから追いかけて見やすい作品となっています。この機会に見て見られてはいかがでしょうか?

なおTwitchやAmazonPrimeのウォッチパーティー機能にも対応しているため、会員同士なら同時視聴も可能。Twitchで普段配信されている方は同時視聴などを企画されてみてもいいかもしれません。

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