2024年9月1日より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第6作目の作品『仮面ライダーガッチャード』3話『ソーダパンチは罪な味』の感想・考察記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
3話『ソーダパンチは罪な味』
またしても行き倒れるショウマ
今回も正体がバレないうちに旅立ったショウマの新天地探しから物語が始まる。前回貰ったバイトの残りのお金もすべて使い切り、最後にグミを購入。しかし、それをぶちまけてそのまま倒れてしまいここまで毎話行き倒れて人と知り合う流れが定着してきてますね。
今回であった人は、何やらいかつい恰好をしたおじさん。見た目こそ怖いものの、これまで食べてきたお菓子のノートを見せると、お菓子ばっかじゃねぇか!と追加でサラダを持って来てくれるなど面倒見もよい人。
しかし、ショウマの力を見たあと、何やら不穏な雰囲気をチラッと匂わせる。水道調査員のふりをして空き巣に入るも、泥棒であると気づいたショウマに止められる。何やらオヤジのために金が必要とのことで、開いていたキッチンカーに再び侵入、大金を手にしたところをグラニュートにスパイスにされてしまう。
最後にはオヤジの経営する工場は倒産。山田さんの元にも謝りに行くという流れで落ち着くことに。自分自身も困っている時に食べさせてもらっていたからこそ、ショウマに対しても弁当を奢ってあげていた。今回はここまでよい人とばかり会えていたショウマが、悪意ある人とも触れるお話なのかなとちらりと思っていましたが、その奥にはちゃんと善意もあり、ショウマもきっとそれをわかっていたのかなと感じさせるお話でした。
今回、おじさんの語った嬉しい時や悲しい、特別な時にお菓子を食べるという話を聞いたショウマの母への回想。あの時の母は、つらかったという事を理解したショウマの複雑そうな表情が心に来るお話でした。
ヴァレンに繋がるエピソード?
今回は、ショウマのお話の裏で、絆斗の動きも大きく描かれたお話。まず、絆斗は幸果ともつながりがあり、既にはぴぱれに3度も依頼を出している様子。OPなんかを見るに最終的にショウマははぴぱれに居つくことになりそうでしたが、今は放浪の旅の最中。再びそこへとつなぐ役割は、絆斗が担うのかもしれません。
仮面ライダーに対しては人助けをしているという事を認め、ガヴの事を追いかけているらしき彼。仇が赤いガヴをしているあたりから、ショウマに対しても疑念を抱くのかと思っていましたが、そういうわけでもなくどちらかというとかなり好意的な様子を見せる。彼の仇とショウマは、赤いガヴという共通点こそあるもの、そもそも姿が全く違う事はわかっているようなので、そのあたりで勘違いするという展開はないのかもしれません。
そして、さらに今回の話ではグラニュート研究をしている酸賀研造なる新キャラクターも登場。グラニュートの事を研究しているとのことで、今回さらっとチョコレートのゴチゾウ二人を捕まえている描写もあり。チョコレートのゴチゾウというと、二号ライダーである仮面ライダーヴァレンとのつながりも大きそうで、2号ライダーの変身ツールは、彼が作るのかもしれません。
ただ気になるのは、あれだけ人目につかないように動いているグラニュートの事をなぜ彼が知ってるのかという所。このあたりについては、まだまだここから深掘りされていきそうです。
そういえば、OPのランゴが手にもつ闇菓子から広がる景色は、今まで登場したことのない研究室のような室内が広がっていますが、もしかするとこの部屋が酸賀研造とのかかわりがあるのかも。そうだとすると、ランゴに対して何か特別な関係があるキャラクターという事なのかもしれません。
次回『マシュマロおかわり!』
次回は、老夫婦の家にお世話になるショウマとのことで、マシュマロがメインのエピソードとなりそうです。
仮面ライダーガヴが、赤いガヴをつけている件を認識したストマック家でしたが、何やら次回、人間はうちの家族じゃない。との発言。ショウマの事を指しての発言ということでよいのか、何かほかに意味があるのか気になる所です。
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