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こむぎが狼の仮装を選んだ理由は? わんだふるぷりきゅあ!39話 感想『ニコエボリューション!』

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わんだふるぷりきゅあ39話ニコエボリューション!感想 アニメ
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2024年2月4日より放送開始したプリキュアシリーズの21作目の作品『わんだふるぷりきゅあ!』38話『ニコエボリューション!』の感想記事です。「みんなかよし!わんだふる!」を決め台詞としたプリキュアシリーズ初、飼い犬が主人公となる作品です。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

39話『ニコエボリューション!』

ニコ様の人の姿

以前からちらちら姿を見せていたニコ様の人の姿、今回は冒頭から姿を見せておりハロウィンでにぎわう街の様子を眺めているシーンから始まる。何やら、皆の笑顔がニコ様の力となるとのことで、ダイヤモンドが輝き力を取り戻していたようです。

今回街に姿を現したガオウと対峙した際には、ニコ様は、今でこそアニマルタウンの人々を見たことで人を信じる気持ちを取り戻したが、かつてはガオウと同じく人間の事は信じていなかったという事が語られる。これまでも、時々複雑そうな表情を浮かべていたのも、やはりそんな気持ちの表れだったようです。再び人の姿になったというのも、もう一度人を信じる気持ちを取り戻したが故、なんてこともあるのかもしれません。

そういえば、今回のサブタイトルは、ちょっと意味深な『ニコエボリューション!』となっており何があるのかと思っていましたが、人の姿になった際に唐突にこむぎが叫んだ「ニコエボリューションだワン!」で、回収されたのにはちょっと笑ってしまいました。

ガオウ様とこむぎのガオガオーン

今回は、こむぎとガオウ二人の間につながりができるお話が話の主軸に当たっていました。ハロウィンでの仮装、いろはと悟君はウサギでお揃い、まゆとユキはそろって猫、そんな中、こむぎが選んだのは狼の仮装。

いつもであれば、「いろはとお揃いにするワン!」とか言いそうなこむぎですが、今回自ら狼という姿を選び、なぜその格好にしたのか?という疑問に対しては、何か答えを持っている様子。ただ、この答えは意味深にさえぎられており、結構重要な要素であったように思える。これまでの話から察すると、ガオウや絶滅した狼とも友達になりたいという気持ちがそこにあったのかなと思わせるお話。

そんな中、町の中にふらっと姿を現すガオウ様。ハロウィンという状況も相まって、町の中をふらりと散策し現在のヒトと動物との関係を眺めている様子。そして、今回はこむぎとの出会いまであり、人の姿から犬の姿に戻り倒れてしまったこむぎを助けてあげるという優しさまで見せる。

動物に接するときのガオウは、鳥すらも寄ってくる優しい狼。しかし、ニコ様と同じように今のアニマルタウンを見てもなお、かつての人間たちへの恨みを忘れることはできない。

こむぎをガオガオーンへと変化させ戦わせようとするも、本人のいろは達への強い思いと、何やら聞こえた狼の遠吠えによりその力を払いのける。

ここで聞こえた、狼の声は、もしかするとかつての仲間の声だったのかもしれないと思う。本当は優しいくせに、仲間たちが大事だったがゆえに人を恨まなければならないと思い込むガオウを止めようとするかつての仲間の狼の想いのようなものがどこかに残っているのかもしれません。

いよいよ人に飼われる犬であるこむぎと、人を憎む狼のガオウとの接触が描かれた今回。やはり、この二人の関係がここからの話で重要となってくるのかもしれません。

40話 ワンニャン大事件

次回は、何やらいろはとまゆが、犬と猫になってしまうというなかなか大変そうなエピソード。とはいえ、本作は家族も喋る動物について理解しているというなかなか珍しい状況なので、本当に最悪の場合でも、元に戻らなくてもも生活していけそうではあります。

なぜそんな状況になったのか、かなり気になる次回ですが、何やら来週はお休み、再来週の放送となるようです。

ダイヤモンドリボンキャッスル

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