魔界の王様を決める戦いを描いた『金色のガッシュ』の正統派続編『金色のガッシュ2』。2月14日に発売された最新話Page.29の感想文となります。29話のネタバレが含まれますので、未読の方は注意してください。
Page.29 感想
バリー
前回登場したバリーが今回大暴れ。本編世界でも非常に強かったバリーですが、ガッシュ2でも非常に強い。以前のブラゴのように、リブラに対して術がない状態で善戦どころか有利に立ち回り、相手の改造を受け全身にバリアを張っても、直接力で持ち上げ叩きつけるというまさに力技で対決。
バリーがかつてのパートナーであるグスタフに再び会いたいと思っている事が示唆出来るシーンが挟まれているのもなかなか良いシーン。
また、今回ガッシュともささやかに会話がありましたが、あっちに行ってもよかったんだぜというバリーの言葉に対して、自分がいて心強いと思っているんだろうという返しができるガッシュも、王様を決める戦いの後、魔界に戻ってきたからの二人の関係が伺えるようで面白かい。また、バリーがリブラを放り投げるシーンでは、清磨は呆然と見ているのに対して、ガッシュの「流石だのぅ」は、今の彼の力を普段からよく見ていたようでちょっと笑ってしまいました。
最強の姿のリブラを求めるダニーですが、果たしてどのような戦いとなるのか気になるところです。
ウマゴン
今回一緒に登場していたウマゴンですが、戦闘には参加せずケガをしたモモンを助けるためにゴウ・シュドルクにて城の中の治療室を探して動くことに。
今回のウマゴンは本編のようにメルメルメーと鳴いていたんはちょっと気になる所。確かウマゴンの父は普通に会話をしていた気がしますが、すっかり成長した彼も話せないなんてことはないような気がしますが、何か理由があっていまだにその鳴き声を続けているのか、はたまた本当に話せないままなのか。
もう一つ地味に気になるのは、今回の話ウマゴンをウマゴンと呼んでいるのは人間サイドの面々だけで、魔物側からはまだ名前が呼ばれていないところ。彼の本名のシュナイダーの件を知らない人間側からのウマゴン呼びは当然なのですが、果たして魔界に戻った後一緒に過ごしていた彼らはウマゴンの本名を知っているのでしょうか。
何となく、今回ウマゴンと誰も読んでいないのが、後に彼の本名に絡んでちょっとした話になるのかなという気もします。
シュポック
そして、ウマゴンに絡んでもう一つ気になるのは、ウマゴンの本に現れている『シュポック』と呼ばれる新たな術。確か、本編でのウマゴンにそのような術はなかったはずで、キャンチョメが新たに覚えていた術のように、ウマゴンが成長して身に着けた新たな術の様子。
電車のシュポッという擬音のようなイメージを連想させますが、皆を一斉に背に乗せて飛べるような術なんてこともあるのでしょうか。
ウマゴンは、モモンを救うために砦の医務室を目指していますが、医務室にて新たな敵が登場するのか、はたまた戻ってきたうえでリブラたちとの戦闘に参加することになるのか。次回の展開が気になります。
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