ラクレス王の秘密 第1話 王様戦隊キングオージャースピンオフの謎・伏線・感想

2023年3月5より放送開始した『王様戦隊キングオージャー』。2000年の時を経て地下帝国『バグナラク』と戦うためチキューの国家の国王たちが変身する『キングオージャー』の戦いを描く作品。

2023年4月23日本編第8話『王と王子の決闘裁判』放送後にYoutubeにて公開されたスピンオフ作品、『ラクレス王の秘密』第一話が公開されました。2話は、6月4日(日)、最終話は7月16日(日)に公開とのことです。

この記事には最新話やスピンオフのネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

ラクレス王の秘密 第一話 感想

飴をかじるべダリアと呼ばれる科学者とラクレスの会話から物語は始まる。ラクレスに対しても横柄な態度を保つべダリア。キングオージャーZEROの修復完了を告げるべダリアは、研究が進めば死に近づくと語る。オージャカリバーZEROと、壁画の研究を終えたら死亡と告げられる。どこか、親しげな空気も感じる、べダリアとラクレスには一体どんな関係があるのでしょうか。

さらに、オージャカリバーZEROは初代シュゴッダムから引き継がれた剣であることが判明しました。てっきり、最近つくられたものと思っていましたが。どちらかというと現在のオージャカリバーの方がZEROをもとにして作られたのかもしれません。ラクレスに触れた手により、輝くオージャカリバーZEROが輝き、ラクレスの(ハスティー家の？)遺伝子がオージャーカリバーZEROの起動に必要であることが示唆。

バグナラクが研究所に襲撃、ラクレスはべダリアの助手『コフキ』を守る。奪われたオージャカリバーZEROを剣で受ける、ラクレスの血を吸ったオージャーカリバーZEROが起動しました。そして、ラクレス初の『オオクワガタオージャー』への変身となりました。

襲撃してきたバグナラクと戦う、オオクワガタオージャーは、圧倒的な強さでバグナラクを倒します。バグナラクの死の間際に語った、『約束守ってくださいね』の声は、べダリアと重なっていました。そして、オージャフィニッシュで倒されたその場に残っていたのはべダリアの姿でした。

「人を殺した、裁判にかけろ」リタに伝えるラクレス、果たしてべダリアは何者だったのかといった感じで次回に続く。

7話での伏線・謎

ナレーションの声

冒頭シュゴッダムについて語り、ラクレスを最悪の国王と呼ばれたと語ったナレーションの声は、本編では「とさ」が決め台詞となっているあの声(CV：不明)とは異なり、(CV：三木眞一郎)とのこと。三木眞一郎さんは、本編ではバグナラクの『カメジム』を演じる声優さん。かなり意味ありげな選出ですが、果たしてどんな意味が隠されているのか。

壁画の謎

モノローグからも登場していた壁画についてもまだ謎が残っているようです。7話にてゴッドスコーピオンのありかがラクレスに伝わった件も関係しているのかも。

本編を見ているとこの壁画は、バグナラクの拠点にもあるようで、バグナラクの襲撃を撃退し、2000年後の復活をただ伝えるために残されたにしては謎が残るのかなといった感じもあります。

キングオージャーZERO と オージャカリバーZERO

キングオージャーZEROの“修復”が完了とのこと、なぜ動かなくなっていたのか？この修復については、ハスティー家”数十年”の悲願とのことで、2000年前にバグナラクと戦ったレジェンドキングオージャーとは時期が違うようです。

2000年前の戦いの後、動かすことのできなかったクワゴンの代わりにハスティー家が用意しようとした代わりなのかも？という考えも浮かびました。しかし、オージャカリバーZEROは初代シュゴッダムから引き継がれた剣であることも今回の判明で判明しており、まだ未知な部分が多いか。さらに、今回修復されたということは、何らかの理由で壊れていたということでもあります。何のために作られたのか、なぜ壊れたのか、ハスティー家の悲願とは何なのか？続く2話や最終話、また本編の進行にて明かされるのかもしれません。

女性科学者ぺダリアの正体

キングオージャーZERO、オージャカリバーZERO、壁画の調査、この三つの仕事をおえた時に彼女は処刑されるとのことですが、なぜ彼女が処刑されてしまうのか。

仕事が終われば死ぬと冷たく語るラクレスですが、どこか他の人とは違う態度を向けられているような気もします。彼女が右手の人差し指につけている指輪は、ラクレスがつけているものと同じというのも、関係が気になるところ。

そして、何より気になるのがなぜ彼女がバグナラクの怪ジームと同じような姿になっていたのかという点。チキューの人間とバグナラクには何らかの関係があるのか、彼女自身が特殊なのか？今後の展開で明かされるのかもしれません。

ちなみにベダリアテントウというテントウムシがいるようです。カメジムやボシマールなどいろいろこの作品では怪しげな意味を持つテントウムシ。もしかすると、彼女の処刑はギラ誘拐やレインボージュルリラに関係しているのかもしれません。

べダリアが食べている飴

冒頭から飴を大量に食べているべダリア、大粒の飴を丸ごと食べているシーンで見えるその色合いはレインボージュルリラのものに似ている気がします。バグナラク怪ジームのような姿になりオオクワガタオージャーと戦い死んだべダリア。何かこの飴にも意味があるのでしょうか？

ラクレスの真意？

べダリアを殺したことで、人を殺したことへの裁判はきちんと受けようとする点、助手の『コフキ』を、身を挺して守ったのも、キングオージャーZEROや、オージャカリバーZEROの研究のためとは語るが本当にそうなのか？

本編でもどこか怪しげな動きをしているところも考えると、単に悪い王様というだけでは終わらない気がしてきました。

2023年6月4日公開予定 第2話

2話ではべダリアを殺した裁判を受けようとするラクレスのゴッカンでの話となるようです。べダリアの死体が消えてたというセリフがあることや、今回の話で倒されたはずのべダリアのバグナラクの姿が壁画と共に映っていることを考えると、実は生きていたべダリアと壁画の伝説に関する話が次回わかるのかもしれません。

ゴッカン舞台という事を考えるとゴッドスコーピオンのありかに関する話かも？

そしてさらに、次回はキングオージャーZEROの初降臨となるようです。本編ではすでに登場済みですが、おそらくそれ以前にも戦っていたようですね。果たして相手は誰なのか。

キングオージャー 毎週日曜9：30放送中

現在8話まで放送中の王様戦隊キングオージャー、これからどんどん盛り上がっていくだろう作品この機会に見てみてはいかがでしょうか。

近年の東映の戦隊や仮面ライダーは、TTFC(東映特撮ファンクラブ)や、AbemaTV、Tverでの一週間見逃し配信があります。AmazonPrimeでは水曜日に最新話が追加され、全話見れますので過去話の確認には便利。あとから追いかけて見やすい作品となっています。この機会に見て見られてはいかがでしょうか？

なおTwitchやAmazonPrimeのウォッチパーティー機能にも対応しているため、会員同士なら同時視聴も可能。Twitchで普段配信されている方は同時視聴などを企画されてみてもいいかもしれません。