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グエルの物語・水星の魔女・第15話「父と子と」感想文

水星の魔女父と子と感想文 アニメ
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2023年4月9日より機動戦士ガンダム水星の魔女第二クールがスタートしました。15話「彼女たちのネガイ」の感想文となり、内容的にネタバレありなので未試聴の方は注意してください。

父親を殺してしまったグエル・ジュタークについてから始まる。1クール目ラストで地球に連れられたグエルでしたが、ジェターク社相手の交渉材料として捕まっていました。父親を殺してしまった罪の意識に覚えれ食事もまともに取ろうとしないグエルに、オルコットは無理やり食事を食わせる。グエルは、生きているというよりも、死ねないという状況に追い込まれていました。

舞台は変わり学園、おそらくグラスレー寮。ソフィを失ったノレアにより、ぼこぼこにされるニカ。ソフィを失い、自分たちの拠点にいる家族にも被害が及びそうな状況、八つ当たりの色合いもありそうです。シャディク預かりとなっているニカは今後どうなるのか。テロリストとの橋渡しであることはすでにばれてしまっており、現状もうニカを生かしておく意味もかなりなさそうに思えましたが、まだ生かしておくとのこと。地球寮組や、株式会社ガンダムとの交渉に使われるのかもしれません。

前回義父を捉えたシャディク、戦争シェアリング、企業により制御された現在の戦争が絶えない地球での構造から脱し、ベネリットグループの資産を地球に売ことで、地球に武力を与えて、緊張関係により維持し、そこから利益を狙う構造への変革を狙うようです。しかし、義父の目からするとアーシアンとのハーフであるシャディクは、単に地球に力を与えたいだけなのではないか、と見えるようでした。果たしてシャディクの真意はどこにあるのか。

前回の学園絵の襲撃に、前回マルタンに通報されたニカが場所を伝えたのか、地球の地上駐留部隊による襲撃から逃げるために現在の拠点から撤退する準備をしていましたが、ついに夜中に地上駐留軍が襲撃。グエルを連れ出すため訪れたオルコットに語られた、ジェターク社が潰れるとの話に反応するグエル。その時、先手を打たれ反撃のために撃った地上軍がうったミサイルにより、オルコットやグエル、そしてその騒ぎに応じてグエルへの復讐のためにきていたシーシア達のいた学園に直撃。

左腕が義手だったオルコット。オルコットはかつて、スペーシアンでしたが、悲惨な地球の現状を変えようと動いていたようです。ちらりと見えたかつての光景は自身の息子を失ったときの出来事の様です。シーシアはもう助からないとその場から離れるオルコット。

シーシアの父さんという声にかすかに動く岩陰、シーシアを背負って逃げるグエル。そこに落ちてくる機体に乗り込み飛行機を探す。夜は明けましたが結局シーシアは助けることはできず。

オルコットと合流したグエルは、軌道エレベーターを目指すと宣言。逃げ出してしまったジェターク社と家族の元へ向かうようです。2クール目に入って初のグエル回にしてまるでグエルが主人公かのような勢いの濃厚なグエル回でした。父を失った子供であるグエルと、子供を失った父親であるオルコット。対照的な二人が今後どのような関係になるのか気になるところです。

Cパートでは、ミオリネパート、クワイエットゼロ関連の調査、自身の母親についての話。クワイエットゼロはあくまで父の計画、とも伝えられ果たしてミオリネはこれからどのように動くのか。

地上と宇宙の確執は思っていたよりも大きく、これからシャディクにより地上への武器の供給が始まるとどうなっていくのか。

次回、第16話「罪過の輪」、プロスペラの口により語られた予告タイトル、逃れることのできない無限に続く罪の輪とでもいうのでしょうか。おそらくすでにその輪の中にいる親世代、スレッタや、ミオリネ、グエルや、シャディク、その子供たちもまたその輪に飲み込まれてしまうのでしょうか。

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