2023年3月5より放送開始した『王様戦隊キングオージャー』。2000年の時を経て地下帝国『バグナラク』と戦うためチキューの国家の国王たちが変身する『キングオージャー』の戦いを描く作品。現在8話まで放送されましたが、その中で気になる点が複数見受けられ、今後の伏線などもまかれていそうです。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
第8話『王と王子の決闘裁判』感想
開幕リタによる、ギラ、ラクレスの決闘裁判の開幕が伝えられました。この決闘裁判提案をしたのは、前回意味深にラクレスと話していたカグラギだったことが明かされ、カグラギ提案という事もあってか、近衛のドゥーガはかなり警戒している様子ですが、ラクレスは負ける気はない様子。
ヒメノの口から語られたのは、神の怒り事件。15年前にイシャバーナを襲撃したセミシュゴッドの群れには、シュゴッダムのシュゴッドだけが対抗できたはずなのに何もしなかったとのこと。これがヒメノのラクレスに対する不信感の元となっているようです。さらに、神の怒り事件にて使われた毒は、やはりすこピのものだったことも判明しました。ゴッドスコーピオンと何らかの関係を持っている人物がかかわっていたようです。
各国の王様たちは、ギラのシュゴッドを操れる能力に興味津々。バグナラクというよりも、カメジムがギラに興味を持っているようですが、ゴッドスコーピオンを奪われたカメジムに対する罰を与えています。『誘拐ならばお任せを』の言葉で登場するカゲロウの怪ジーム『ゲロウジーム』、姿を自由に変えられるこいつは色々悪いことに絡んでそうです。
公平を重んじるリタは、今回のギラが強制された決闘裁判自体には疑問を抱いているようで、15年前の誘拐事件で何かがあったならそれに対する罪で裁けばよいと提案。しかし、ギラはラクレスを倒せる機会を逃すものかと高笑い。
そして、オオクワガタオージャーに変身するラクレスと、ギラの決闘裁判が始まりました。ギラの剣技を軽々と捌くラクレス。
カグラギは、ゴッドスコーピオンの毒をラクレスに渡しいざというときに使えとラクレスに提案。しかし、これはヒメノたちの作戦であったようで、決闘裁判で死んだこととなったギラを手の内に収める作戦でした。話を聞かされていなかったリタの沈黙シーンや、SDキャラになった解説シーンがコミカルでした。
しかし、すこピの毒と麻酔薬、ラベルがあったはずなのにうっかりミスでどっちを渡したかわからないと言い出すカグラギ、この人にしては妙なミスでちょっと怪しいなと思っていたら、何やら意味深な表情を見せて、やっぱりか!となってしまいました。
決闘裁判でがら空きになった城、ヒメノやヤンマガストはすこピの毒が間違っていたのでは?という件で慌ててている中、一人カグラギが城に潜入。何かを見たようですが、現時点では謎。
ギラとラクレスの戦いは続き、渡り合えたかと思った瞬間、突如乱入するヤンマ・ガスト。予告でも見せた不審な動きをしたヤンマはゲロウジームの化けた姿でした。おそらく冒頭で触れられていた、ギラ誘拐に挑んでいたようですが、あまりにも唐突かつ不審すぎる挙動に、ギラ以外騙せていなかったような気がします。あっさりラクレスに毒を注入され、倒れるゲロウジーム。
ギラは、ヤンマに化けいていたゲロウジームを介抱するシーンを中継されてしまいました。そして、最後の一撃、オオクワガタオージャーの一撃を受けて落下していくギラ。しかし、落下してもなお生きていたギラは、ヒメノの治療を受けて助かったようです。
巨大化して暴れだす、ゲロウジームそれに対抗してキングオージャーZEROを降臨させようとするラクレス。
しかし、突如襲来したバッタのシュゴッド、『ゴッドホッパー』。ゲロウジームを一撃で踏みつぶしてしまいました。
ギラの敗北で次回に続く。世間的には死んだこととなったギラの各国での争奪がはじまるようです。
8話での伏線・謎
ギラ誘拐と神の怒り事件
7分30秒頃、リタの口からギラ誘拐に関しても神の怒り事件と同じ年、15年前であることが明らかに。さらに誘拐の状況を知っているのも、『ラクレス』と『ボシマール』だけとのことで、何やら裏があるようです。
このヒメノが神の怒りについて語るシーンと、7分20秒頃のリタがギラ誘拐を問いただすシーンも、15年前というワードを挟んで切り替えていることを見るに、これら二つには何か関係があることが示唆されているのかもしれません。
神の怒りにて送られなかった救援
5分ごろヒメノにより語られたセミシュゴッドによるイシャバーナへの襲撃神の怒り事件、当時それに対応できたのは、シュゴッダムのシュゴッドだけだったとのことです。しかし、救援は送られてこなかった。ヒメノのラクレスへの不信感の元はここにあるようです。
カゲロウの怪ジーム『ゲロウジーム』
6分30秒頃姿をまねることができる能力を持ったカゲロウの怪ジーム『ゲロウジーム』が登場。カメジムは知っていたようですが、デズナラク8世はカメジムのことを知らなかった様子。
同時期に別の場所にいたため確定とは言いずらかった、ボシマール=カメジム疑惑ついても、カメジムがボシマールとして活動している時期は、ゲロウジームがカメジムとしてバグナラクにいたのかもしれません。今回、最後のゴッドホッパーに踏まれて死んでしまいましたが、次回以降のボシマールとカメジム登場のシーンはちょっと注意してみるといいかもしれません。
『誘拐ならばお任せを』という発言的に、15年前のギラ誘拐にも何かかかわっている可能性もありそう。とはいえ、今回のヤンマガスト変装のあの怪しすぎる挙動のせいで本当にこいつに誘拐できるのか?という疑問は若干残る。
ちょい役の様に出てきましたが、意外と重要キャラだったのかもしれません。
カグラギは一体何を見たのか
ヤンマ・ヒメノを毒を間違えたかも!という態度で慌てさせ、決闘裁判という隙にシュゴッダム城に忍び込み何かを見たカグラギ。食えない態度で怪しげな動きを見せるカグラギですが、城の奥で果たして一体何を見たのか。
公開されているスピンオフ作品、ラクレス王の秘密にもかかわってくるのかもしれません。
ラクレスの真意?
決闘裁判に勝利した際の要求は、処刑ではなくゴッカンの牢獄に永久に入れること。持っていた毒は、突如襲来した不審すぎるカゲロウにぶつけ、決闘裁判、最後の一撃も悪運で急所を外れていた。果たして本当にギラの悪運で外れたのか?
果たしてラクレスは本当にギラを殺すつもりがあるのか。ギラのレインボージュルリラ回想似て見せたラクレスの態度なども含めて考えると、現在のラクレスのギラに対する行動には、何か意図があるようにも思えてきました。
次回第9話『ギラ逃走中』
決闘裁判がで死んだことになっているギラの身柄をめぐって各国で奪い合いが発生。ラクレスもギラの死体が見つからないことに疑念を抱きギラを探すようです。予告を見るに、とりあえずギラの身柄自体はゴッカンでの預かりの様ですがはたしてどうなるのか。
さらっと合体しているゴッドホッパー、突然襲来した彼?の目的は一体。モルフォーニャがリタの玉座に座りオージャカリバーを握っているのは何の意味があるのか気になるところです
今週は10時からYoutubeにてスピンオフ作品『王様戦隊キングオージャー ラクレス王の秘密』も公開されました。オオクワガタオージャーとして戦うラクレスの秘密とは一体なんなのでしょうか。こちらもお見逃しなく。
『ラクレス王の秘密』についての感想は以下の記事でまとめてあります。
キングオージャー 毎週日曜9:30放送中
現在8話まで放送中の王様戦隊キングオージャー、これからどんどん盛り上がっていくだろう作品この機会に見てみてはいかがでしょうか。
近年の東映の戦隊や仮面ライダーは、TTFC(東映特撮ファンクラブ)や、AbemaTV、Tverでの一週間見逃し配信があります。AmazonPrimeでは水曜日に最新話が追加され、全話見れますので過去話の確認には便利。あとから追いかけて見やすい作品となっています。この機会に見て見られてはいかがでしょうか?
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