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天才とは『ミモザイズム』第2話 滞納の芸術家 感想文【サンデーうぇぶりオリジナル】

ミモザイズム感想文 エンタメ
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きみのご冥福なんていのらない』などで知られる松尾あき先生により、2023年5月30日よりサンデーうぇぶりにて毎週火曜日更新で連載開始『ミモザイム』、芸術家?とキュレーター志望の二人による現代アートを題材としたコメディ?漫画。2話『滞納の芸術家』の感想記事。

きみのご冥福なんていのらない
ある日、小野は事故で亡くなり、ゾンビとなって生き返るも身体を動かすには、篠原とのイチャイチャが必要で…!? 

滞納の芸術家

もうタイトルの時点でろくでもなさそうな感じがしますが。今週も天才芸術家が好きなようにやるお話。

突然降りてきた天恵の元、油性ペンでTシャツに絵を描くも「これじゃないっ!」と破り捨てるところは勢いで笑ってしまいましたが、そこから即それを物販にて販売しようという方針を立てる福沢先輩の計算高さにも2段階で笑ってしまいました。

個人的に今週笑ったのはラーメン屋での、「天才とは偏食するものなのです」と、ラーメン屋にきてネギとメンマを福沢先輩の器に移すシーン。「そんな奴はラーメン屋くんなよ」がなんとなくツボでした。読んでる間はこの子先輩の名前覚えてんのかなとちらちら疑問に思っていましたが、ここでちゃんと福沢先輩と呼んでいるのできちんと名前は憶えていたようです。

個展の話自体は前向きに聞いていますし、結構先輩を気に入っているのか。ミモザさんは表情があまり変わらず何を考えているのかわかりにくいキャラでもあるので、そのあたりそのうち深堀されたら面白そうですね。

先週は学校の教授がミモザさんの芸術を否定しようとする枠でしたが、今週はミモザさんの家の大家さんが立ちはだかります。果たして、彼女は自身の家賃の滞納という壁が立ちはだかる大家さんに芸術を伝えることができるのか。

今回の話はお金絡みの問題でした。既に有名な芸術家である彼女の親はかなりお金をもってそうですが、ミモザさんは本当にただの浪費癖なのか。いずれ登場するだろう父親がどんな人物なのか相変わらず気になります。

無敵の「天才とは」構文が破れるときは来るのか、個展に向けた先輩の努力は報われるときは来るのか、気になる作品です。次回3話は、6月13日更新の様です。

第2話 滞納の芸術家 / ミモザイズム - 松尾あき | サンデーうぇぶり
キュレーター志望の美大生・福沢はある日、超有名アーティスト花屋敷千雄の娘である花屋敷みもざと出会う。みもざに実力はないものの、親の七光りを利用して一儲けを企む福沢だったが、みもざは福沢の思うようには全く動かず…!? カリスマ性だけは持っている天才(?)アーティストと新人キュレーターが織りなす現代アートキャンパスコメディー!!

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