2023年4月9日より機動戦士ガンダム水星の魔女第二クールがスタートしました。22話「紡がれる道」の感想文となり、内容的にネタバレありなので未試聴の方は注意してください。
クワイエットゼロ無双
開幕再び始まる戦闘。議会連合より追加で差し向けられた戦力は、ミサイルすらもオーバーライドされ反撃により撃退されてしまう。しかし、パーメット反応炉の再活性化まで時間がかかるとのことで、現在はある程度動かすと連続稼働はできない様子。
グエルが見に来るも部屋に閉じこもってしまうミオリネ。
チュチュたちは、クワイエットゼロに向かうために、デミバーディングを貸してほしいとチュチュがセセリアにお願い。壊したら支払いを要求、そしてロウジも連れて行ってくれと。
学園の生徒に、地球寮のヤギなどのお世話をお願いする。フェルシーも家にいろとグエルに言われたが、地球寮についていくことに。
スレッタはついに、5号からスレッタの知るエランのことを聞く。「すべて放り出して逃げればいいだろ」という5号に、私がやりたいこと、母とエリクトを止めたいと決めたとする。それに対して、うらやましいなと誰にも聞こえないように小さく口にする。ノレアの絵をずっと気にかけている5号もまた自分のやりたいことのために動くのかもしれない。
前回に引き続き、圧倒的なクワイエットゼロ。しかし、まだフル稼働できないようなのでその隙が、戦いのカギになるのかもしれません。
ミオリネとの再会
キャリバーンのテストに向かったスレッタは、ミオリネの元に向かう。ちゃんと合わせると思うかというグエルだったが。「負けたらミオリネのことはあきらめろ」と決闘。ガンダムではなく初代ガンダムラストを思いおこさせる、フェンシングでの決闘。勝利者はスレッタ、決めのポーズはちょっとラストシューティングっぽさがありますね。
決闘に勝利し再びホルダーとなったスレッタ。部屋から出ないミオリネに、クワイエットゼロに向かう話を外からする。ミオリネは答える「都合のいい言葉なんてあげられない、自分で決めたせいで、いろんな人が傷ついて、全部間違っていたと。」
何も手に入らなくても、前にいくしかない。
どうミオリネに伝えるスレッタに、「いつか私と一緒に地球に言って、自分のやった事に向き合うほど強くはない。」と答えるミオリネ。扉を開けてもいいかと問うスレッタに、自分で行く自分で開ける。再び手を取り合うスレッタとミオリネ。
再び地球寮の面々の前に戻るミオリネ。目を覚ました父親デリングの元に向かう。会社もガンダムの呪いからも逃げないと宣言する。だからあんたも逃げるんじゃないと、目を覚ましても声を発せない父親に伝える。
クワイエットゼロ再起動
再び動き出すクワイエットゼロは、プラントクエタに到着。しかし、既に目的のユニットはなく、デリングの元へと向かうことを決めるプロスペラ。現在のクワイエットゼロの稼働率は60%、ユニットを加えることで地球圏全域を覆うことが可能となる。
デミバーディングにパーミットの背部ユニットを改造し、データストーム内でもオーバーライドを受けずに動かせるように改造、それに乗り込みミオリネたちが乗り込み、クワイエットゼロへ向かう作戦。データストームの中で動けるのはガンダムだけ。ファラクトは高負荷に耐えられない。スレッタがガンダムに乗りガンドノードとクワイエットゼロを引き付ける役割を担う。
シャディクの元に向かうミオリネ、罪を償う、シャディクとの取引。「私を信じなさい」との言葉に何か吹っ切れたように笑うシャディク。果たしてシャディクに何をさせようというのか。
ニカからお礼言われて照れるロウジくん。ニカやチュチュだけを危険な目にはと一緒についてくマルタン。覚悟決めてからはかっこいいことしかしない。
出撃前の二人、スレッタが伝える育ててきたトマト種類「大地からの贈り物」。そのトマトには、遺伝子コードにミオリネの母が組み込んだ言葉があった。
ちょっと本筋からそれますが、思わぬタイミングでロウジ君とニカが接近。褒められ慣れてないのか、顔を隠すのがかわいい。
キャリバーン起動
パーメットリンクの接続、オーバーライドを回避するにはスコア5が必要。エリクトと同じ体を持つスレッタは、データストームに耐性はあるが、エリクトの様に共存はできない。スコア3ですでに苦しそうなスレッタ。スコア5までクリアするものも、負担は非常に大きそう。
そして始まる最終決戦。ペイル社4CEO達が見守る中で、ミオリネレンブランの初仕事。
キャリバーンに乗りやってきたスレッタに反応するエアリアル、やはりスレッタなのねと理解するプロスペラ。
シュバルゼッテに乗ってやってくるラウダは、ミオリネを狙う。グエルはそれを止めるため戦う。
立ちはだかるエアリアルに、スレッタは二人を止めてきたと叫ぶ。
次回第23話「譲れない優しさ」
いよいよクワイエットゼロとの戦いが始まる。キャリバーンに乗り立ち向かうスレッタの前に立ちはだかるエアリアル。果たしてスレッタの気持ちは二人の心を動かすことができるのか。
キャリバーンは、思っていたよりも真っ白な機体で特別な感じがする。巨大なビームライフルを魔女の箒の様に扱い飛ぶ様は、まさしくこの作品の魔女という部分を象徴するように思えました。
グエルとラウダの戦いや、共に戦い向かった地球寮の仲間たちはどうなるのか。いよいよ最終決戦の始まりとなりそうです。
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