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キャリバーンに乗る決意 水星の魔女・第21話「今、できることを」感想文

水星の魔女21話今、できることを アニメ
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2023年4月9日より機動戦士ガンダム水星の魔女第二クールがスタートしました。21話「今、できることを」の感想文となり、内容的にネタバレありなので未試聴の方は注意してください。

崩れた学園で

前回、クワイエットゼロの告発のために動き出したベルメリア、ベネリットの本社フロントに運ばれる。

ボロボロの学園。何もかもが壊れ、仮設の建物で過ごす生徒たちに、ブランケットを配るスレッタ。動ける自分が少しでもと働く。「あんた変わった?」と問いかけるセセリアに「たぶん」と答える。

全開崩落に巻き込まれたペトラはぼろぼろで危篤状態ですがなんとか生きていたようです。しかし、連絡が取れないラウダ。

今回のテロは、機体はガンダムと同一、しかし、パイロットは確認できるものが見つからなかった。彼女をシャディクが匿っていたことに気づけなかった。宇宙議会連合が動くことを危惧。

地球から戻ってきたミオリネが向かったのは、いまだ起きぬ父親の元。自分の行動が、引き起こしたことをに悩んでいる。すべてがすべて、彼女のせいというわけでは決してない。でも自分が動いたことにより起きてしまった事実から目を背けることができるほど器用でもない。

捕まったシャディクは「CEO就任、ご愁傷様。」とミオリネに声をかける。シャディクの理想はまぶしすぎてだから、やり方を間違えた。そういうミオリネに対して、踏ん切りがついたのは、「それはミオリネに振られたから」という言葉は暗に濁す。

再び学園、他の物を食べたいという生徒の元に、トマトを配るスレッタ。温室はつぶれてしまったが食べきれなかった分を冷凍していた。

マルタンと、ニカの会話。ニカは復旧作業が終わったら退学し、自首して償い改めて学校に来ると誓う。ベルメリアが連れてきた議会連合から来た役人はスレッタに頼みたいことがあると接触を図ってくる。

裏切りのペイルグループ

この機会にペイル社が、クワイエットゼロの開発の件もバレている。ベネリットグループは平和の破壊者である。ペイルは、平和と安寧のためベネリットグループに対する解体の強制採択。全会一致によりベネリットグループへの強制介入が始まる。

今回も風向きが変わってきたのを察し早々に裏切り勝ち馬に乗ろうとするCEO4人組、果たしてそれがどのような結果になるのか。ベネリットグループは周りからはしごを外されピンチ。

ミオリネの元にサリウスより連絡、議会連合の件、私とグラスレーを切り捨てろ、責任を押し付けて被害を最小限に。グループの存続を最優先に。それに誰かを犠牲にするのはもう嫌と、できないと答えるミオリネ。

そんな中、プロスペラは、クワイエットゼロの情報を消して姿を消していた。

キャリバーン

スレッタは地球寮の仲間と共に、母親に関する話を聞く。クワイエットゼロは、エアリアルのデータストームを拡張するシステム、これが起動すればパーメットを使うシステムはすべて影響下に置かれる。

さらっと外にいた前回逃亡の5号も話を聞いている。議会連合は、スレッタに母親の説得をしてもおうとするが、スレッタは自分は本当の娘ではないと自分とエリー、そして母のことを話す。

本当の娘は、エリクトだけ、遺伝子情報からつくられたレプリチャイルド、GUNDの技術の研究をしていた母は、ヴァナディース事変、かつての虐殺から水星に逃げた。しかし、過酷な水星に耐えきれずエリクトは死にそうになってしまい、GUNDでエアリアルに生体コードを移した。つまり、エアリアルがエリクトの体であると。そして、自分はこの計画までのつなぎ、鍵だったと。今も母のことは大好きだが、母にとって一番大切なのはエリクトだから、私が何を言っても聞いてくれないと。

説得は無理でも、と示されるほかの選択肢、議会連合が押収した機体。化け物という名前を与えられたガンダム、『キャリバーン』、データストームのフィルターが一切ない機体。

そんなものに乗せるわけにはいかないというベルメリアに対して、ニカは、ベルメリアがペイル社で行っていた実験、『強化人士』の件そして、ガンダムの実験の犠牲にした、エランケレスのことを話す。それに対してベルメリアは、「あの時死んでいればと何度も思ったが、それでも」と涙を流す。それを外で聞いている5号はなにか思うところありそうな顔。

エリクトだけがデータストームと同調できた、彼女が助けてくれていたからスレッタはガンダムに乗れた。しかし、それでも決意したスレッタは語る、トマトを配っているときに気づいた。「何も手に入らなくても、できることをすればいい」と。

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正式な商品名が不明のまま販売が予定されている、水星の魔女シリーズのプラモデル。
21話の展開を考えるともしかすると…?

クワイエットゼロ

エアリアルはクワイエットゼロに接続され、いよいよプロスペラの計画が本格的に動き出す。

クワイエットゼロを抑え込もうと議会連合は艦隊を差し向ける。それは、かつてのヴァナディースでの惨劇を思いださせるような景色。しかし、それに対して現れたのは巨大な要塞。そして、そこに搭載される大量のビット。一体一体の戦闘力もさることながら、それぞれがノードとなりデータストームの範囲を広げ、範囲内の機体や艦隊を乗っ取り停止させる。そして動けないところを倒すというえげつない戦い方。これによ議会連合のシステムまでも乗っ取り完了させる。

覚悟を決めたスレッタに、ついていくという、チュチュ、マルタン。そして、外で聞いていた5号も、「行きたいところができた」と、そして、スレッタは4号、スレッタの良く知るエラン・ケレスのことを聞くのだった。

ペトラの怪我、学園の崩壊、兄貴、すべてが変わってしまい、それはすべてミオリネのせいだと憎む、ラウダは、ガンダム・シュバルゼッテの前に立つ。

感想まとめ

いよいよ物語は佳境に入り、それぞれのキャラクターがやりたいこと、やるべきことを見据えて生きた感じがあります。

スレッタ自身、ようやく自分のできることを見つけ、選び、本当の意味で魔女の呪いがかけられたままの機体「キャリバーン」に乗るのかもしれません。ともに来てくれることを選んだ地球寮組の活躍も気になるところです。

5号に関してはは、ペイルへの恨みはあるでしょうが、その恨みを晴らすことよりも生きることを選びそう。ノレアの絵の景色を見に地球に行きたいのかもしれません。OPの意味深な4号と重なるカットが今後どういう意味を持つのかも気になるところ。

様々な不運が一気に押し寄せたラウダとミオリネはどうなるのか、そして、復讐に走る弟を見てグエルは何をするのか。

ガンダムシュバルゼッテ
プロスペラの協力を得て、ジェターク社が極秘に開発していたガンダム。21話ラストでミオリネへの復讐を誓うラウダはこの機体を見つめていましたが、果たしてどうなるのか。

次回第22話「紡がれる道」

プロスペラも大きく動き出し、次回『キャリバーン』登場なるか?いよいよ残り3話となり物語も終わりに近づいていきました。

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