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王様戦隊キングオージャー16話の謎・伏線・感想『10歳の裁判長』

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王様戦隊キングオージャー16話の謎 エンタメ
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2023年3月5より放送開始したスーパー戦隊シリーズの第47作目の作品『王様戦隊キングオージャー』。2000年の時を経て地下帝国『バグナラク』と戦うためチキューの国家の国王たちが変身する『キングオージャー』の戦いを描く作品。現在16話まで放送されましたが、その中で気になる点が複数見受けられ、今後の伏線などもまかれていそうです。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

第16話『10歳の裁判長』感想

15年前の神の怒り以来シュゴッタムとの因縁。

ちびもっふんプレミアムのCM、電波が悪いのかノイズが入っている。それを見ながらリタは自室でもっふんと自問自答。もっふんの人形はいっぱい持ってるが、プレミアムシリーズはイシャバーナの職人の手作り。転売の押収品をこっちで保管するという公平な理論に、リタ天才と自我自賛。

そこにやってきたモルフォーニャは、ちびもっふんプレミアムを購入しにイシャバーナに行こうと提案。リタが裁判長に就任して国王になった、15年の記念日。しかし、明日だけはだめと答えるリタ。それは、初めて人を裁いた日。もっふん以上に大事なこと。

15年前のリタの初裁判、被告人シロンは殺人罪で終身刑。このころからオージャカリバーはあったらしい。消えた天秤事件の再供述15回目、年一回ずつ確認。シロンはゴッカンの元女王で裁判長のカーラスを殺した。シロン自身は、カーラスの夫、元医者。リタは、何を隠しているのかと問い詰める。

なぜ私を側近にしたのか。リタは5歳で前王の側近、遺言書に記載もあり。しかし、「なぜ、自分が裁判長なのか誰も教えてくれない。」と思うリタは、自分が裁判長であり王様であることに未だ納得がいっていないのかもしれない。

前回ラスト意味深に終わったラクレスの和平交渉、しかしまだ内容は秘密。和平が進むことに喜ぶジェラミーだが、ラクレスのやることは信じないギラ。バグナラクからの要求については何も語らない。奴はこの手で必ず叩き潰すというギラ。「この仲直りを邪魔するなら力づくで止める。」と反論するジェラミー。しかし、ンコソパにバグナラクの姿が見える。これがラクレスの取引の材料か?

バグナラクを倒しに向かう前、ヤンマはギラに問う、「シュゴッタムのてっぺんをとった先は考えているのか」と。

リタとモルフォーニャ、イシャバーナに到着するも、ちびもっふんプレミアムは完売。押収品をヒメノに返還しにいくリタだったが、なかなか手を離せない。もっふんへの無意識レベルの執着がすごい。

リタの本題は、神の怒り事件。神の怒りの直後、ゴッカンで女王殺しが行われた。その犯行に使われたのは正体不明の毒。その毒の解析をヒメノに依頼する。

ヒメノは自分とリタの境遇を重ねて、「いつ自分が王様だと思えた?」と気軽に問いかける。リタは無駄話はしないと返す。何か思うところがあった様子。なぜ自分が裁判長に選ばれたのか誰も教えてくれなかったリタは、未だに自分が王様だと納得できていないのかもしれません。

ゴッカンの外、意味深に話すカメジムは、「シロンがもし外に出ることがあれば」、と話す。話し相手は毎年ゴッカンの雪かきをする妖精さん。オケラの怪ジーム『ヲゲラジーム』。そこにやってきて和平交渉の件を問いかけるジェラミーに不敵に笑う。

再びのシロンへの審問、ヒメノが証人として現れる。犯行の毒は、ゴッドスコーピオンの毒だったことが証明される。スコーピオンの毒が使われたのは、神の怒りの日が最初で最後。シロンと、ヒメノの両親を殺した人物とのつながりを指摘。

態度を変えたシロンは、「神の怒りは、人が起こした事件だ」と答える。しかし、その罪は法ではさばくことができなかった。だから、前国王カーラスは自ら王の座を降り犯人を封印した。カーラスは生きているともいえるし死んでいるともいえる。

カーラスは死ぬまで奴を監禁するつもりだ。ゴッカンの中立を守り、法でさばけぬ悪を裁くには隠すしかなかった。リタが毒の秘密を見つけたらこの真実を明かすと。わざと毒は残していた。

気弱で億秒で何をするにもおっかなびっくり。だから大事なところは間違えない。リタに伝えられたののは、「真実にたどり着いたリタへ、法は弱きものと共にある、弱きを誇れ」というカーラスの言葉。リタは自分が王様に選ばれた理由を知った。

真実がわかり、無罪が証明されたシロンは解放される。「僕もカーラスを探す」、といって去ろうとするシロン。しかし、そこにヲゲラジームが襲撃。前髪をはらいリタが変身する。

「お仕事楽しいパンチ!」と日曜日に叫ばれるとちょっとつらい必殺技を繰り出すヲゲラジームだったが、あっさりとやられてしまう。

「殺すの失敗」と戻ってきたヲゲラジームに、カメジムは「シロンは何も知らなかったので、問題はなかった。」という。神の怒りにはバグナラクも関係している?しかし、王の首くらいとってきなさいと再び巨大化。

スパイダークモノスがふらっと参上。バグナラクの和平交渉のために頑張っている様子。タランチュラナイトに変形、今週は「ガーディアンシケイダー」が武器として活躍。あっさりと決着。

戦いは終わったものの、結局手に入らなかったちびもっふんプレミアムをCMを惜しそうに眺めるリタ。神の怒りは人が起こしたと証明されたことに感謝するヒメノ。そのお礼にちびもっふんプレミアムを置いていく。素直には受け取らないリタも去り行くヒメノに「ありがとう」と小さく言ったのだった。

ンコソパでの戦いはとりあえず現れたサナギムを処理し終えたかと思いきや、次々と襲ってくるサナギム。「ラクレス、話がある。」と言ってくる。「さぁ、平和のための話し合いをしよう。」そう言ってモニターに映るラクレスは一体何を考えているのか。

王様戦隊キングオージャー DXタランチュラナイト 地底ガーディアンウエポンセット
ゴッドタランチュラの変形するタランチュラナイト。合体可能なガーディアンシケイダーと、ガーディアントーピードのセットとなります。

16話での伏線・謎

ラクレスとバグナラクの和平交渉の条件

今回は、前回ラストラクレスと和平を結んだバグナラクが、ンコソパに襲撃してきました。ラストサナギムにより話があるとされたラクレス、その内容は次回明かされそうです。

予想としては、ヤンマにシュゴッダムに下るか、バグナラクに滅ぼされるかの二択を迫るのかもしれません。バグナラクに対しては、ラクレスの元に下った国以外は好きにしてもよいといった取引がされたのかもしれません。

神の怒りの犯人とは?

今週、いよいよ神の怒りは人が起こした事件であるとはっきりと明言されました。しかし、その犯人については何やらまだ謎が残る様子。

全女王兼裁判長のカーラスは、ゴッカンの中立を守るために、自らを死んだことにしてまで犯人を封印した。つまり、法ではさばききれない存在が神の怒り事件の犯人だったという事です。

カメジムが真実を知っているならばシロンを殺させようとしたのは、カーラスの居場所を知られているとまずいと思っていたからなのか。この件で動いているという事は、カメジムもまた神の怒りに関与していたという事なのかもしれません。

果たして神の怒りの犯人とは何者なのか、なぜ法でさばけなかったのか、謎が深まります。

次回第17話『王は逃げない』

地獄の悪魔にでも魂を呼ぶ、と叫ぶラクレス。ちらっとうつる『将軍ダイオーグ』。ンコソパを犠牲にバグナラクと同盟?伝説を超える、14体合体『エクストリームキングオージャー』登場。ついに、ゴッドタランチュラも合体するようです。

映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』

2023年夏映画のメインビジュアルやあらすじが公開。

映画が紹介されている記事を見るに、どうやらギラが国王として戴冠する前に起きる事件が描かれるようです。

今週のヤンマのギラに対する王になった先への問いかけや、いよいよバグナラクと同盟を結び動き出したラクレスなど、ギラが王になるとき、そしてラクレスとの決着の時が近づいてきているのかもしれません。

王冠に手を伸ばすクワガタオージャーの姿! 映画『王様戦隊キングオージャー』メインビジュアル公開&タイトル決定
7月28日公開となる『王様戦隊キングオージャー』劇場版のタイトルが『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』に決定。併せてメインビジュアルが解禁された。

キングオージャー 毎週日曜9:30放送中

現在16話まで放送中の王様戦隊キングオージャー、これからどんどん盛り上がっていくだろう作品この機会に見てみてはいかがでしょうか。

近年の東映の戦隊や仮面ライダーは、TTFC(東映特撮ファンクラブ)や、AbemaTV、Tverでの一週間見逃し配信があります。AmazonPrimeでは水曜日に最新話が追加され、全話見れますので過去話の確認には便利。あとから追いかけて見やすい作品となっています。この機会に見て見られてはいかがでしょうか?

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