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王様戦隊キングオージャー15話の謎・伏線・感想『スズメにお見舞い』

王様戦隊キングオージャー15話「スズメにお見舞い」感想・謎 エンタメ
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2023年3月5より放送開始した『王様戦隊キングオージャー』。2000年の時を経て地下帝国『バグナラク』と戦うためチキューの国家の国王たちが変身する『キングオージャー』の戦いを描く作品。現在15話まで放送されましたが、その中で気になる点が複数見受けられ、今後の伏線などもまかれていそうです。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

第15話『スズメにお見舞い』感想

前回の言葉足らずでヒメノ様の逆鱗に触れたジェラミーの前回ナレーション。あの状況を自分で解説してると思うとなかなかシュール。

舞台は、トウフ、カグラギの元で、ハチハチビービー、蜂占い。予言に出たのは「何ものかが堕落し奈落に落ちていく。」シュゴッダムで何かが起きるとの予言に、スズメのことでは?と取り乱すカグラギ。ラクレスからの電話(キングズホットライン)に出る際にするっと平静を取り持つ。ジェラミーとラクレスの間を取り持ってくれないかという内容だった。心配する黒子のクロダさんに、「心配はいらないスズメは強い」といいのけるカグラギ。

OPまたしてもちょっとジェラミーのカット増えてる。

カグラギシュゴッダムに行ってくれとジェラミーをもてなす。泣きながら妹のことをちらっと伝える。わざとらしい。

クロダは、かつての事件をジェラミーに語る。15年前、神の怒り事件により、世界的な食糧難が発生。当時の大殿が食料を独占、民は飢え、革命によりトウフの王となった。さらに守る力を得るためにシュゴッダムには、デミ・シュゴッドを優先的に送る代わりに妹を差し出していた。

カグラギを除いた3人の王様とギラが、ラクレスの件を相談していると、「王様が陰口大会かい?」とジェラミーがやってくる。何やら意味深に語りだすジェラミーに、「行間省略しろ」と流石に対応に慣れてきたヤンマ。しかし、何を言われてもジェラミーは行間を読ませようとし続ける。しかし、スルーされた結果最終的に素直に話すジェラミーでちょっと笑ってしまった。

スズメは建前上はラクレスの婚約者候補、しかし、その実態はシュゴッダムへの人質。そこで、妹強奪作戦をギラがひらめく。久しぶりにじゃあくのおうモード全開で、めんどくさいギラ君。ヤンマの翻訳によると「カグラギと妹も助けてやりたい。」。すっかり、邪悪の王の面倒見る係になっているヤンマ。

バグナラク拠点、今週はハエのカイジーム『バエジーム』、ノリは軽いが「人間どもを殺してよいでしょうか。」と怖い。大きい複眼のせいかぱっと見仮面ライダーっぽさもありますね。カメジムとの会話に出た『真の秘宝』という単語が気になります。

かくして、シュゴッダムへのスズメ強奪のハイドミッション、王様は当然そんなことはできないため、ギラ単独での任務に。ギラは死んだことになっているバレるな、で思わず素がでるギラがかわいい。

潜入用の特殊スーツの話題では、ンコソパの技術ときいた瞬間、ギラは顔を輝かせるが。極寒の防寒、イシャバーナの美しさと続くうちに疑問が鬼。黄色いがダンゴムシのような姿は、デミシュゴッドへの擬態といった趣か?

もはや視聴者からするとシュゴッダム名物となった、声のうるさいモブことゴローゲが、ギラをタクシーとして使おうとする。スーツは、タクシーとしての仕事をしてるデミシュゴッドを模していたようです。広場では、コガネが、子供たちとの遊びでかつてギラがやっていたような悪役をやっているが、寂しそう。しかし、姿を現すことのできないギラもまた寂しそう。

ラクレスとジェラミーとカグラギ。ラクレスは「人とバグナラクは手を取り合うことができるか。デズナラクと和平交渉がしたい」と話を進める。それに対してジェラミーは、カグラギの妹を解放するように、と条件を突きつける。家族絡みの話だと特に優しくなるジェラミー。カグラギはそのあたり理解してうえでやってる感じがあります。しかし、それに対するラクレスの回答は、「それはかなえられない」しかもなぜか、『スズメの問題』として。

場面は移りスズメの部屋へ、ギラはさらっと窓から忍び込む。誘拐という悪事のため邪悪の王全開のギラは、部屋で眠っていたスズメに最初「貴様!貴様!」というけど、目を覚まさないスズメを心配してすぐに「大丈夫ですか」になるのがかわいい。スズメが起きたのを見ると「貴様を強奪する!」とふたたび邪悪の王に即座に戻るのはさすがというか、相変わらずめんどくさい。しかし、その態度に驚いたスズメは悲鳴を上げ、それを聴いたカグラギは、取り乱し駆けつける。

しかし、事態は急変。

「兄様に会いたかったか?」と駆け寄るカグラギに対して、スズメはラクレスにゾッコンだった。

カグラギは、「一緒にトウフに帰ろう」と言うものも、スズメは「ラクレス様を愛しております」となり、話がこんがらがる。常に目をそらしていてすごく複雑そうな顔をしているラクレス

ともあれ話は再びバグナラクとの和平の件に戻る。ラクレスは、「バグナラクとの和平にはトウフも加えたい。ただし、シュゴッダムの属国として。」と伝える。

ギラの通信機能からバグナラクとの和平を聞いたのか、集まる五王国の国王。ラクレスに問い詰めるも、「同盟は破棄した足並みを揃えるつもりはない」とかわされてしまう。さらには、属国となり和平に加わる件を、カグラギにどうするか問いただす。カグラギは、「荒れた土地を切り開き耕しならした先にこそ、豊かな実りがある。トウフは平和を重んじる。」属国となろうとも和平に混ざることを受け入れた。

部屋に隠れていたギラは、逃げようとするもスズメに見つかり落下。ゴローゲは、ギラに逃げられ遅刻、彼女に振られたようです。というか、彼女いたのが地味に衝撃の事実。

そうこうしているうちに、バグナラクの襲撃、バエジームは、「すみませんすみません」といいながら殺しに来るの怖い。

落下したギラは「いてて…」ですんで、そのまま流れで戦闘に参加。シュゴッダムで変身して戦うが大丈夫か?

真の秘宝を求めているバエジーム。「ほしいものがあるなら欺くことを覚えなさい。」とカグラギにやられる。またバエジームは、謎の金色の物質を食べて巨大化。

今週は、スパイダークモノスが巨大戦。「いい物語を見せてもらったお礼だ。」とのことでしたが、いい物語だったかな…?

ゴッドタランチュラはいよいよタランチュラナイトに変形。CGでのロボット戦闘、スパイダークモノスさながらの蜘蛛糸使ったスイングアクションがかっこいい。

壁面に張り付いて戦っていると、ムカデのシュゴッド、ピートチェイサーも参戦しタランチュラナイトと合体。チェーンソーとなったピートチェイサーにバエジームは切り裂かれ、「お詫びのしようもございません」と退場していったのでした。

流石にギラの格好に面食らうも、スルーするカグラギ。今回の件は、ジェラミーのいたおかげでまとまったと感謝する。妹さんのことは…と少し気まずそうなジェラミー。ギラは、「皆が笑っていられればいいというが、心は泣いているんじゃないか」というが、カグラギは隠して笑う。

着物を着て刀を持ったスズメが、部屋の窓辺に立っている。「泥にまみれて手を汚し共にトウフ国を守りましょう。」二人そろって全部演技だった?

兄と似たもののようでなかなか食えない妹。カグラギとスズメは、どこまでが演技なのか読めないのが難しい。少なくともこのシーンでそれまで来ていなかった兄とそろいの着物を着て刀を持つというのはこれが本心だと言い表していたように思えます。

バグナラクとの和平を結ぶことを決めたラクレスは、ジェラミーにバグナラクの本拠地へと案内させる。真の宝とは和平の心だったとさ。ここで素直に和平というよりは、バグナラクの拠点に案内させるために誘導されたようにも見えます。

向かい合う地底の王と、地上の王。果たして和平は、どうなるのか。

王様戦隊キングオージャー DXタランチュラナイト 地底ガーディアンウエポンセット
ゴッドタランチュラの変形するタランチュラナイト。合体可能なガーディアンシケイダーと、ガーディアントーピードのセットとなります。

14話での伏線・謎

バグナラクとの和平

ラクレスの提案により行われるバグナラクとの和平。敵の本陣に向かい和平を持ちかけました。しかし、デズナラクがそれに応じるとは思いにくい。それに加えラクレスもまたその気持ちが本心なのか。

気になるのは、冒頭のトウフでの「何ものかが堕落し奈落に落ちていく。」という予言。奈落に落ちるとは、バグナラクを指していそう。バグナラクサイドにつくキャラクターが出るのか、何か違う意味があるのか、それとも特に意味はないのか。気になるところです。

神の怒り

今週では、トウフで起きた事件が語られ、先代王殿の食糧難への対応と、それに関連したカグラギが王となったエピソードが語られました。やはり世界中に大きな被害が出ていたようです。更には、次回ゴッカンでの神の怒りエピソードが語られる様子。リタもまたこの事件で、先代国王が殺され国王となったのか。予告では、黒い液体を持った男と先代女王らしき女性がちらっと映り、イシャバーナでの先代国王の暗殺殿関係も少し匂わせているような気がします。

真の秘宝

6分35秒からのバグナラクのシーンにてカメジムの口から語られた『真の秘宝』。真の秘宝といったカットでゴッドタランチュラが映ったのを見るに、三大守護神を操れるゴッドタランチュラを真の秘宝としているのか?今後のバグナラクの狙いが気になるワードです。

スズメとカグラギ

ラクレスへの恋時に全力といった様子を見せ、なかなか強烈なキャラをしていたスズメでしたが、どうやらあれは演技だった様子。カグラギと共にトウフのために身をささげている様子。

この兄妹は、どこからどこまでが演技なのかが読めないのが難しい。冒頭の予言のシーンで、シュゴッダムが危ないと聞いて、取り乱したところまで演技だったとは思いにくい。妹がカグラギにぞっこんの当たりはカグラギは見抜いていたのか?あれは素だったのか。本筋とは直接関係はないけれど、少し気になる要素です。

次回第16話『10歳の裁判長』

ゴッカンの国王もまた、15年前に殺されていた。神の怒りは人の起こした災いであると語られる。先代ゴッカン国王らしき女性の前に現れた男が持っている小瓶に入れた黒い液体?ヒメノの両親を殺した毒とも関係があるのか?次回16話「10歳の裁判長」では、リタの過去が明らかに。

キングオージャー 毎週日曜9:30放送中

現在14話まで放送中の王様戦隊キングオージャー、これからどんどん盛り上がっていくだろう作品この機会に見てみてはいかがでしょうか。

近年の東映の戦隊や仮面ライダーは、TTFC(東映特撮ファンクラブ)や、AbemaTV、Tverでの一週間見逃し配信があります。AmazonPrimeでは水曜日に最新話が追加され、全話見れますので過去話の確認には便利。あとから追いかけて見やすい作品となっています。この機会に見て見られてはいかがでしょうか?

なおTwitchやAmazonPrimeのウォッチパーティー機能にも対応しているため、会員同士なら同時視聴も可能。Twitchで普段配信されている方は同時視聴などを企画されてみてもいいかもしれません。

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