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爆上戦隊ブンブンジャー1話感想・考察『届け屋のハンドル』

爆上戦隊ブンブンジャー1話届け屋のハンドル感想-1 エンタメ
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2024年3月3日より放送開始したスーパー戦隊シリーズの第48作目の作品『爆上戦隊ブンブンジャー』。監督:中澤祥次郎、プロデューサー:久慈麗人による作品。様々な惑星を襲う『ハシリヤン』と、気分ブンブンで爆上るヒーローとの戦いを描く。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

1話感想『届け屋のハンドル』

花嫁泥棒

いきなり始まる、結婚式。指輪交換と、何やら嫌そうな空気を見せる花嫁。そこにやってくる大也(ブンレッド)。

何やら花嫁を泥棒して逃げる中、通信機の向こうから聞こえるカレー、カレー、カレーとカレーの歌が、会話の中で結構目立っていてちょっと笑ってしまう。

後ろから追いかけてくるヤクザ、そこから逃げるのかと思いきや、そのヤクザを吹き飛ばし更に乱入してくるハシリヤンの勢いがすごい。更にそこから派手なレース化と思わせて横断歩道で待っているおばあさんのためにきちんと一時停止。ハシリヤン側もきちんと止まっているので少し笑ってしまう。

他にもブンブンジャーロボでの出撃直後、きちんと赤信号で止まったり、合体時にシートベルトをきちんとつけていたり。勢いあふれる本作ですが、交通ルールをきちんと守るシーンが、絵に緩急をつけているようで面白かったです。

そんな中、ハシリヤンとの初のチェイスシーンは、空をかっとぶ車で決着。まさにぶっ飛んだ物語の導入という感じでワクワクしました。

心のハンドルを握った未来

1話序盤からずっと不満そうな顔をし続けていた未来。無理やりな結婚式から。大也に助けられても、その表情は崩さない。しかし、ハシリヤンに目を付けられたウェディングドレスを捨てろという大也の話を聞いて、咄嗟に答える「やだ!」という思いがけない回答。その即決の勢いに少し笑ってしまうもの、まさにそれこそが、彼女が自分のハンドルを握り始めた予兆。このあたりまでうすうす感づいてはいましたが、この花嫁こそが、まさにブンピンクでした。しかし、彼女の変化を見てちょっと楽しそうにしている大也もよかったです。

服自体は着替えた彼女、それでもドレスは捨てずに持っていく。そんな覚悟を決めて外に出るも、待ち構えているハシリヤン『イターシャ』の手により。おばあちゃんからもらった大事なウェディングドレスが、怪人『苦魔獣』に変化させられてしまう。

怪人が現れ初の変身、ブンレッドは戦う裏で、射士郎(ブンブルー)をよび車に乗せ未来を逃がす。しかし、その逃亡の最中、自分のハンドルを握ることを決めた彼女は、まさかのブンブンチェンジャーを手に取り、そのまま空を飛びたたせ現場に戻ってしまう。

そんな彼女を認めた大也により、未来に渡されたブンブンチェンジャー、そこまでどこか憂鬱気な表情をしていた彼女が、すさまじい笑顔で変身する様、その後の戦闘での暴れっぷりがすごく印象的でした。

3人揃っての初名乗り、ブンブルーは何やら乗り気ではないものの、きっちりポーズは決めていてちょっと笑ってしまう。3人揃っての初戦闘、3人揃っての合体技と盛り上がる1話。

ラストシーン、未来が告げる彼氏への別れの言葉。自分自身のハンドルを自分で握った彼女は、自らの届け先すらも変えてブンブンジャーへと加入する道を選ぶ。

自分のハンドルを自分で握る、自分の行く先は自分で決める、というのが、まさにブンブンジャーそれぞれのメンバーの心の奥にある共通のテーマということなのかもしれません。

ブンブンジャーロボ

今回、怪人と決着をつけて終了かと思いきや、ブンブンジャーロボまできっちり登場。大量の車が並んでいく出撃シーンは迫力があり、ブンブンは車に出撃指令を出すだけで行かないのかと思いきや、オレも行く!と水からトレーラーに変身して出撃。ブンドリオ・ブンデラスを中心として、三人の車が合体。

今回の戦闘では、右手についたブルーのドライバーが大活躍。まさかの巨大化した怪人のパーツをドライバーで解体。外装のウェディングドレスを剥がして、そのままウェディングケーキにしてフィニッシュと、なかなか勢いにあふれて楽しい決着となりました。

ブンオレンジとブンブラック

さて、1話では3人のみで出番がなかったブンオレンジと、ブンブラックですが、変身前の錠と玄蕃については、出番がありました。オレンジである玄蕃については、何やら大也の事を知っている様子で空飛ぶ大也を眺めており、ブラックである錠は、今回はただのハシリヤンの被害者の警察官といった感じ。

果たしてこの二人がいかにしてブンブンジャーに合流するのか、というのも今後気になるところです。特に現時点では面識もなさそうな警察官の錠については、どんな流れで仲間になるのでしょうか。

ハシリヤンすら知らないヤイヤイ・ヤルカー

ギャーソリンを集めてエネルギーとしているハシリヤンとのことでしたが、ハシリヤンのマスコット的な車、ヤイヤイ・ヤルカーは、敵の巨大化も担当。何やら、怪人の元となったものを食べてしまうことで、それに当てられてテンションも変化。このヤルカーの突然の変化については、イターシャもよくわかっていないながらも、盛り上がっており、地球の人間から得られるギャーソリンが特別なんてこともあるのかもしれません。

しかし、このハシリヤン、地べたに座って観戦していたり、常に明るい感じがバリバリ出ていて、敵ながらも見ていて楽しい感じ。

1話『届け屋のハンドル』感想

お話としては、新メンバーに当たるブンピンク(未来)の加入を描くなかなか王道の1話。大也が、未来を選ぶ流れから、それぞれ自分のハンドルを自分で握るというこの作品のテーマが感じられるようで面白かったです。

レッド単独での戦闘では、背中や足のタイヤをがっつり使ったアクションもよかったです。ぱっと見のビジュアルはちょっと怖いかなという感じもあるブンブンジャーでしたが、いざ動いてみるとかっこいい戦隊でした。

今回の話を整理すると、何やらブンドリオはハシリヤンが来ることを予期して大也達と準備していたようでしたが、果たしてなぜ彼は地球にやってきたのかというのは、気になるところ。

敵味方共に、コミカルで明るい戦隊という感じがして、まさにアクセルを踏み込んだような勢いあふれる楽しそうな作品。次回のブルー回も楽しみな1話でした。

次回2話『情報屋は認めない』

極秘の資料を極秘に届ける。と、1話の名は嫁泥棒からかなりスケールアップした届け屋の仕事となりそうな2話。話としては、今回加入した未来を認めない射士郎とのひと悶着といった感じの様です。

自分のハンドルを自分で握りだした未来は、射士郎の言葉ぐらいではもう折れはしない感じがありましたが、果たしてどのように射士郎を納得させるのか。

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