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アニメ 葬送のフリーレン 7話『おとぎ話のようなもの』 感想

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2023年秋に放送開始した『葬送のフリーレン』アニメ。1~4話は金曜ロードショーにて放送、その後通常放送が開始しました。こちらの記事は7話『おとぎ話のようなもの』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

7話『おとぎ話のようなもの』

フェルンとシュタルク

3人での旅が始まりちょっとした旅の中の一コマが冒頭描かれる。フェルンに対してシュタルク様という呼び名をどうなのとといあっけるシュタルク。それに対して、即ため口に切り替わると、それはそれでいやとなる。

「めんどくさいですね」、というフェルンの気持ちもわかりますが、シュタルクの気持ちもなんとなくわかる何とも難しい感じ。年の近い二人ですが、どことなくずれている様子が見ていて面白いですね。

しかし、このあたりフェルンも他の人にはなかなか見せない姿をシュタルクには見せているとも取れますし、どこか甘えているような気もします。

今回のフェルンは、夢から覚めて珍しく早起きしたフリーレンを徹底的に褒めまわし、もはや甘やかしているのでは?という領域まで手を出していたり、このあたりの緩い感じも面白かったです。

魔族と人間

人の町の中で、魔族を見かけたフリーレンは、咄嗟に攻撃しようとするも、捕らえられてしまう。なぜ魔族が人の町にいるのかという点から始まり、『人の言葉を話す魔物を魔族と名付けた』という言葉の意味を拾い上げるようなお話でした。

和睦を仕掛ける魔族に対して、グラナト伯爵の選択は息子の仇を討つために迎え撃ち。しかし、息子を亡くした父親が、その部屋をきれいに残している様子から、自分もまた父親を亡くし部屋を守っているという設定が魔族の口からさっと出てくる。あくまで、人間の大切にしているものをなぞらえることで取り入るという手段が非常にうまい。

今回の話では、フリーレン過去の回想、村長を騙して娘を与えようとした魔族や、裏で攻め込む準備をすすめるあたりをしっかりと描写してきっちりと魔族の本心、言葉はあくまで便利な道具としている姿を見せる。「父上って何?」「なんだろうね?」という言葉が、あっさりと出てくることからもそのあたりがよくわかりました。

言葉があるから分かり合えるという定番のお話を、言葉は生き残るための道具とすることで、魔族との分かり合えなさが伝わってくるのはよくできている気がします。

今回ラストフリーレンを襲うために先走った魔族でしたが、衛兵を殺してしまってはそれもおじゃんという気もします。このあたりはどうなるんだったか、ちょっと忘れてしまっている。フリーレンに罪を押し付けるんだったかな。

ともあれ、フリーレンは捕まったまま、国王は騙され魔族の陰謀は進み次回へ続くといった感じでした。

次回第8話 葬送のフリーレン

歴史上でもっとも魔族を葬り去った魔法使い、という予告にある言葉。サブタイトルは、タイトル回収となる様子。断頭台のアウラとの戦いが近づく。

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