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勇気爆発バーンブレイバーン 1話『待たせたな、イサミ!』 感想

勇気爆発バーンブレイバーン1話『待たせたなイサミ!』感想 アニメ
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2024年冬に放送開始の作品、企画Cygames,監督・ブレイバーンデザイン:大張正己、シリーズ構成:小柳啓吾、キャラクターデザイン:かも仮面による『勇気爆発バーンブレイバーン』1話『待たせたな、イサミ!』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

1話『待たせたな、イサミ!(Wait’s Over Isami!)』

平和なアイオワでの訓練

自衛隊と米軍の共同演習、TSと呼ばれる人型兵器の訓練を兼ねた舞台の中で、目立つ二人の男。ダイダラファイブに乗る、イサミと呼ばれる男と、タイタン2に乗るルイス。そして、彼らの仲間たち。最初は実戦形式のように見せながら、実は訓練でしたといった感じの流れで、はたして、ここから何が起きるのかとみていました。

ロボットの戦闘描写は、3Dを使いなかなか派手。ミサイルなども丁寧に飛び交い、迎撃するなどなかなか気合が入っていたように思えます。

とはいえ、正直、このあたりのパートはいきなり知らないキャラクターたちを見せられて雰囲気こそしっかり出ているの、ちょっと退屈に思ってみていました。しかし、イサミとルイスのタイマンの約束がされた翌日の訓練開始に発生した地球規模の事件により話が大きく動き出しました。

突如襲来する宇宙人?

そんな堅実な二足歩行ロボがある世界のミリタリーものっぽい空気が変わったのは、その翌日の訓練開始時。宇宙、何やらワープホールらしきものからアンノウンが出現、さらにそれが分離し、地球各地が一気に火の海に。

地上に降り立った巨大なタワーのようなものからは、UFOのような兵器が大量に発進。手と足が生えまさに悪のロボットといったいでたち。バリアやビーム兵器と、明らかにここまで登場した地球の兵器とは格の違う装備を見せつける。一般兵器の攻撃は一切通用せず、戦闘機も何もできずにやられてしまう。

そして、イサミたちの元にも襲来する敵の兵器。戦闘機で無理なのにTSで倒せるの?と思っていましたが、案の定攻撃は効かず、それでも何とか攻撃をしている間はバリアの展開で動けないようで、その間に撤退戦。

何とか、引くことはできそうだと希望を見せたところに、巨大なビーム一閃で全滅の絶望感は、まさにここまでの下地を一気にぶち壊す感じで面白かったです。

ブレイバーン

全ての機体は破壊され、仲間のパイロットも皆ぼろぼろ。イサミは助けようとするも、そこに迫る敵の影、そして次の砲撃。まさにその時降り立つ、謎の巨大な影。

敵の襲来で変わった空気がさらにもう一段変わる。突如襲来した顔のある人型ロボットは、まさに一般的に勇者ロボとでも呼ばれる作品。の勇気爆発バーンブレイバーンというタイトルの意味がまさに分かる瞬間でした。1話サブタイトルの「待たせたな!イサミ。」とは、まさにブレイバーンのセリフだったようです。

イサミをパイロットとして必要する突如やってきたブレイバーン。困惑しながらもブレイバーンに促されるままに搭乗するイサミ、突然流れ出すOPは、アニメ的な演出かと思いきや、イサミの突込みから、本当に周囲に響いているがわかる。

そして、空駆けるブレイバーンとイサミ、「よし一緒に叫ぶぞ、一緒に必殺技の名を!」「勇気一刀流奥義、ブレイバーン。」の一撃で、敵の戦闘兵器どころか、敵の巨大な要塞を一撃で撃破。この作品が何をしたのかというのがよく分かった瞬間でした。

イサミの勇気が鍵?

訓練では、短気で敵の戦力を落としに行ったイサミでしたが、実際の異星人?との戦いでは、手は震え、何やらおびえている様子が見られました。訓練と戦闘との間でのギャップ、タイトルにもある勇気という言葉は、イサミが勇気を奮い起こすかどうか、というのが今後のカギとなることを示しているのかもしれません。

ブレイバーン

謎のロボットブレイバーン。気になるのは、イサミの事を知っていた事、それをイサミに問われると妙にはぐらかした返事をしていた事。過去にイサミと会ったことがあるという事なのでしょうか。

何やら流れ出した主題歌が、実際に現場に流れていたり、イサミが必要だという流れを見るに、何やらブレイバーン自体が、ヒーローに対するあこがれのようなものを持っていそうな印象も受けました。

果たして、彼のコックピットにある「それはまだ早い!」と呼ばれたレバーは、何のために用意されているのか。

タイトルが『バーンブレイバーン』であることを考えると、ブレイバーンがさらなるロボットとの合体を果たしてパワーアップなんてことは間違いなくありそう。他にも、隠された必殺技のスイッチ色々な可能性が考えられます。

果たしてブレイバーンは何者なのか、なぜ、ブレイバーンはイサミを必要としているのか、なぜ、イサミの名前を知っていたのか、なぜ、戦いだすとOPが周囲に流れるのか。これから先明かされていくのが楽しみな作品です。

EDというか特殊OPといった感じでは、今回流れた例の歌が歌ブレイバーンとなっており、何なら彼自身が歌っていることが判明。更に、何やら不思議な少女が登場していたり、巨大な敵のロボの影が並びたっていたりとまさに戦いを告げるといった感じの空気が出されていました。

ED後のブレイバーンらしきイラストが提供らしき画面で何も提供せず表示されていましたが、こちらは、草彅剛さんが描かれたものとのことです。

放送前は、ミリタリーテイストだった公式サイトも更新され、一気に勇者ロボ感がマシマシに変更。今回登場した敵のメカ「ゾルダートテラー」が追加されたり、する中で、きちんとブレイバーンは、キャラクターの方で更新されていました。

1話 待たせたな、イサミ!感想

勇気爆発バーンブレイバーンというタイトルからこういう流れが来るんじゃないかという予想はしていましたが、放送前のミリタリーテイストあふれる紹介や、本編序盤の丁寧なリアル系のロボット描写の中で、本当にやるのか?と疑問に思いながらの視聴開始。宇宙人襲来で、リアルなロボットで宇宙人にどう地道に対抗していくのか?という点を描写していく作品なのかなと思わせたところに、ブレイバーン登場で一気に空気が変わり思わず笑ってしまう。

まさに、このブレイバーン登場のために放送前から丁寧に仕込まれた作品といった感じで、気合の入りっぷりが伝わってきて今後のお話が楽しみな作品でした。

ちなみにOPとなるブレイバーンが歌う『ババーンと推参!バーンブレイバーン』や、ED『双炎の肖像』については、Amazonなどで既に販売開始となっているようです。

ブレイバーンのちょっとした怖さ

しかし、そんなブレイバーンですが、今回のお話では、あまりにも露骨なヒーローらしいヒーローという感じがちょっと不気味にも感じられる。イサミの事を知っている様子、その過去を隠しているような振る舞いこと。自らヒーローらしさを演出しようと歌を歌うところ、そして、宇宙人の襲来、人類の危機というあまりにもタイミングが良すぎる登場。

もしかしたら、ヒーローらしくあるためにこの宇宙人まで含めてブレイバーンのマッチポンプなんじゃ?と少し思ってしまったのは、あまりにも序盤のミリタリパートが丁寧だったゆえに、シリアスな方向に気持ちが引っ張られた面があったからかもしれません。

2話予告公開

コメント

  1. 匿名 より:

    何なんだこの歌は?ってセリフでやられた。

    • 又三郎 又三郎 より:

      あそこは本当に聞こえてるのかとついなってしまいました。2話以降もしっかり流れそうですがどうなるのか。

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