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勇気爆発バーンブレイバーン 2話『イサミィーーッ!そろそろだよな、イサミィーーッ!!』 感想

アニメ
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2024年冬に放送開始の作品、企画Cygames,監督・ブレイバーンデザイン:大張正己、シリーズ構成:小柳啓吾、キャラクターデザイン:かも仮面による『勇気爆発バーンブレイバーン』2話『イサミィーーッ!そろそろだよな、イサミィーーッ!!』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

2話『イサミィーーッ!そろそろだよな、イサミィーーッ!!』

戦いの後

前回はブレイバーンの活躍により何とか撃退に成功したものの、当然被害まで消えるわけではなく、倒れた人々への黙祷から始まる。

侵攻以降、本国からの連絡が届かなくなっており、横須賀基地からは世界同時多発的に攻撃を受けていることが伝わる。前回登場した塔と同じものがあと7基あるとのことで、どう考えても他の地域が絶えられているとは思えない絶望的な状況。

ブレイバーンに敵の事を聞く面々だが、相変わらずブレイバーンは、話が食い気味かつ、質問には絶妙に答えず自分の話だけを話そうとしているあたり、何やら都合が悪いこともあるのではないか?と疑ってかかりたくなる気持ちもわかります。

アメリカが勝手に作ったんじゃないかという疑いもドイツメンバーからあったようですが、それに対してはブレイバーンの流暢なドイツ語で誤解を解決。人間の言語についてはすっかり学習済みといった感じで、やはり今回敵の襲来ギリギリに来たわけではなく以前から地球の事を学習していた節があります。

そして、そんな裏で行われるブレイバーンに乗っていたイサミへの尋問。濡れたタオルを顔にかぶせギリギリまで呼吸させずに生かさず殺さずといった感じのえげつない手段。

しかし、イサミは本当に何も知らないので答えることもできないという、どうしようもない状況で本当にかわいそう。しかも、その裏ではブレイバーンがイサミへの愛を深く語り続けているせいで余計に疑わるという負のループ。

ブレイバーンは、そんなにイサミが大事ならもうちょっと気にかけてあげてよ!と思いたくなるほどです。

デスドライヴズ

ブレイバーンの口から語られたのは、襲撃してきた敵が『デスドライヴズ』という名前であるという事、そして、機械生命体である彼らは他の生き物を滅ぼすために動いているという話でした。ブレイバーンは、彼らと戦うためにやってきたとのことです。このデスドライヴズに関する質問に対しても、食い気味に話を続ける当たり、何か都合が悪いのか、単にそういう性格なのかは相変わらず謎。

イサミは拷問による命の危機を感じ、ブレイバーンはイサミへの愛を語る中、新たな敵の襲撃。

やってきたのは、前回のUFO型のロボットとは異なる、さらに巨大な人型ロボット『スペルビア』。TSも出撃して対応するも、以前より凶悪なあらなた的に相変わらず射撃はバリアに阻まれ、新型のブーストナックルも効果がなく、地球の兵器では打つ手なしといった感じ。さらに気になるのは何やら、ブレイバーンはこのロボットの事も知っている様子なこと。

気になったのは、「変わらないなぁ、お前は。私とイサミがお前を変えてやろう。」というスペルビアに対する、ブレイバーンのセリフ。それに対応するかのようにスペルビアも何やら機械音のようなものを発していたので、ブレイバーンとスペルビアの間では会話が成立していたようにも見えました。

やはり、ブレイバーン自体はスペルビアやデスドライヴズと旧知の中、過去にイサミと何かがあり、地球を守る意思に目覚めたといった感じなのでしょうか。

しかし、イサミ抜きでは、前回ほどの力を発揮できないブレイバーン。スペルビアにぼこぼこにやられてしまう。来てくれるかちょっと不安になっているあたりで、ちょっと笑ってしまう。

イサミとスミス

ブレイバーンはイサミを待ちますが、当のイサミは絶賛尋問中。そんな、イサミのピンチにスミスが駆け付ける、尋問の果てすっかりボロボロになったイサミは、生まれたての子供のようにスミスを信頼して共に脱出する。

しかし、そんなスミスが向かうのは、ブレイバーンの元。当然、今のわけのわからない状況に巻き込まれたイサミは、拒否するも、そんなことを言っている場合ではないとイサミを叱咤激励するスミス。ブレイバーンに見つかってしまったときのイサミは、なかなかすごい顔をしていました。

そんな、イサミに変わりスミスが自らブレイバーンに乗ろうと宣言するも、ちょっといい雰囲気が流れた後に、生理的に無理とのブレイバーンからの拒絶の言葉を受ける。この生理的に無理というのは、単に気持ちの問題なのか、イサミでなくてはならない何かがあるのか、というのはちょっと気になるところです。

自分たちをかばうブレイバーンを見て、皆を守るため仕方なく乗り込むイサミ。やはり、イサミが乗り込んだ際の出力はすさまじく、あっという間にスペルビアを撃破してしまうのでした。

必殺のシーンでは、前回の勇気一刀流ブレイブザーンではない新技を披露。折角、イサミから乗ってくれたのに、今回はそれじゃない!と止めるブレイブバーンで笑ってしまう。新たな技、勇気一刀流奥義ブレイブズバーンで撃破されたスペルビア。しかし、何やら不可思議なパーツが外に飛び出していくシーンが意味深に挟まれる。

なぜか、戦い終わると服がはじけ飛ぶイサミ。本当に今回もただひたすらに巻き込まれてかわいそうな彼ですが、OPでも登場しているあのパイロットスーツらしい衣装に着替えることになるのでしょうか。

そういえば、今回、イサミが搭乗後にかかりだした『ババーンと推参!バーンブレイバーン』は、歌がありませんでしたがやはりあれ歌の部分はブレイバーンが直に歌っているのか、とちょっとどうでもいいことが気になってしまいました。

衝撃のEDと謎の少女

全裸にされたイサミから繋がるEDもなかなかの衝撃。ED入りの一枚イラストかと思いきや、まさかのそのまま歌いだすスミス。そして、イサミ。そのまま脱ぎだした二人が熱唱を続ける様は、一体何を見せられているんだ…となってしまうほどでした。

そして、最後のパートでは、今回の戦いを終えウミガメの産卵が行われる海辺を歩くスミスが見つけたのは、何やら不思議な少女。状況的に、スペルビアから飛び出したパーツがこの女の子であるように思えます。ブレイバーンに対するイサミのように、スペルビアに対するスミスという関係が今後作られていくのかもしれません。

ブレイバーンは一体何者なのか

結局、今回もよくわからないままのブレイバーン。本人の語る内容では地球人を滅ぼすことを企むデスドライヴズと戦うために地球にやってきたとのこと。

しかし、今回の話の中でスペルビアの事を昔から知っている様子が見られたりと、デスドライヴズ自体との関係も過去に遭ったことが推察されます。単に昔から戦ってきたのか、はたまた出自が彼らと同じなのか、というのは今後語られそうです。

イサミとの過去を語るブレイバーンのシーンは、実にねっとりとした「チャプタァワァン」からの開始でイサミの事なら無限に話し続そうな勢いを皆飽き飽きした表情で聞いていました。しかし、どうにも話の内容は前回のイサミを自分に乗せた件の話をしているようで、相変わらず大事な話はしていなさそうでした。

ブレイブバーンは、自分自身の事やデスドライヴズ、イサミとの関係などを問われると相手がイサミであろうと食い気味に自分の話に持ち込み、答えるのを拒否しているように見えるあたりは実に怪しい。イサミが好きすぎて気持ち悪いというのはあるのですが、ブレイバーンを怪しく感じるのは、自分の事を聞かれると無理に話をそらしているように見るこの態度な気がします。

しかし、何より気になるのは、なぜ、ここまでイサミとの関係に執着するのかというところ。今回スミスが、生理的に無理と搭乗を拒否されていましたが、単に気持ちの問題ではなく、本当にイサミでなければ力が出ないという可能性もありそう。果たして、過去にブレイバーンはイサミと何があったのか、そもそも本当に過去に何かあったのか、という点すら疑ってしまうほど、ブレイバーンの存在はこの作品においての謎になっている気がします。

やはり謎多きブレイバーンについて気になったことは以下の記事でまとめてみました。

2話『イサミィーーッ!そろそろだよな、イサミィーーッ!!』感想

依然として怪しい要素もたっぷりあるブレイバーンですが、変質的なまでのイサミへの愛は、嘘ではないようにも思える話でした。

前回に続き、今回もたくさんの犠牲者が出ており、ブレイバーンが来なかった他の地域はどうなってしまったのかというのも気になるところ。もはや孤軍奮闘というか、ブレイバーンがいなければ戦えないといった感じのとてもシリアスな状況のはずなのに、当のブレイバーンが人類の犠牲自体は気にかけていない様子でギャグっぽいノリでイサミを求めているのもブレイバーンの不気味さを増加させている気がします。

地球にはあと7基の塔があり、ブレイバーンと共に今後戦っていくことになりそうです。ブレイバーンは結局何を考えているのか、他の地域はどうなってしまったのか、最後に登場した謎の少女はスミスとどんな関係になっていくのか、なぜラストイサミは全裸になったのか、色々と気になる引きとなりました。

コメント

  1.   より:

    いやすげえやこの作品
    一切話を聞かないブレイバーンにクソワラタ
    で、EDのガチミュージカルにあの馬鹿BLムーブに( ゚∀゚)・∵ブハッ!!wwww

  2. yasoo! より:

    アニポケ 36話「パフュートン 仲良し大作戦!」の感想文はまだでしょうか?

    • 又三郎 又三郎 より:

      お待たせしました、ちょっと野暮用があり更新遅れておりましたが先ほど更新させていただきました。

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