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アニメ ダンジョン飯 7話『水棲馬/雑炊/蒲焼き』 感想

アニメダンジョン飯7話感想 アニメ
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2024年冬に放送開始した『ダンジョン飯』アニメ、7話『水棲馬/雑炊/蒲焼き』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

7話『水棲馬/雑炊/蒲焼き』

ケルピー

以前から釣りをしていたセンシは、その階層に出現するケルピーと呼ばれる魔物と仲良くなっていた。水上歩行の魔法を嫌がるセンシは、それに乗って探索しようとする。ライオスの警告を無視してケルピーに乗り込むも、少し進んだ先でセンシを沈めて殺そうとするケルピー。

魔物である以上何をするかわからないというライオスの発言がまさに正解だった様子。ライオスは、魔物に対する好奇心はセンシと同様にあるけれど、魔物は魔物であり普通の動物とは違うという点についての認識は大きく違うということがわかるお話でした。

かたくなに拒んでいた水上歩行の魔法を拒否する気持ちを、ケルピーからつくった石鹸というマルシルの想いが溶かし、マルシルの事、魔法の事を少し認めるという流れはよかったです。

亜人とは何なのか

カブルー一行の水死体を見つけたライオスとチルチャック。紛れ込んでいた魚人の死体を見るチルチャックを歌声で呼びこんでいた人魚たちですが、その歌声に合わせてライオスが歌うと、気まずそうにして逃げてしまいちょっと笑う。確かに、突然合わせられると歌いにくそうです。

今回の話では魚人の死体を食べるかどうかが議論の種に。ライオスの目線から見れば、鰓やひれもありあくまで魚。しかし、チルチャックからすると人間に近い亜人であるという難しい問題。結局、ライオスが亜人であることを認め折れたのですが、頭に生えていた水草だけはちゃっかり持って帰っている。

カブルー一行の荷物だったろう大麦に、蟹(ミミック)と、水草を加えることでおかゆを調理。水場から拾ってきた大麦をマルシルは嫌がるだろうというチルチャックの予想は、ほぼ一瞬で崩れ、美味しそうにしているマルシル。だんだんと迷宮内での食事に鳴らされて行っている感じもあります。

しかし、その料理には、魚人の魚卵が入っていたということが判明。再び顔を苦くするチルチャックに対し、ライオスは、魚人の卵の件は認識したうえで入れていたようでなかなかたちが悪い。しかし、マルシルのおいしかったという可愛い笑顔の前に、何も言えなくなるチルチャック、どこまでが亜人なのかというのは、なかなか難しい問題。すべて魔物と言えばその通りなのですが、やはり人型をしているとそれだけで抵抗が生まれますね。

カブルー一行はなぜ先行で来た?

本編でもちらっと触れられていましたが、蘇生され後から追いかけたはずのカブルー一行が、いつの間にかライオス達を追い越して、先に全滅していたのはなぜなのかというのはちょっと気になるところ。カブルー一行の視点では、宝を奪われ、今度は食料まで奪われたとなってしまっており、まさにいがみ合わせて全滅したところを蘇生させて設けるという蘇生士の思うとおりになっていますが、果たしてこの誤解はいつかとける時は来るのでしょうか。

クラーケン

派手な魔法による刃魚に対処について、センシとマルシルがいがみ合っていると、皆底より襲ってくる魚人たちが登場。かと思いきや、さらにその下からやってきたクラーケンこそが本当の敵でした。

まさに4階の生態系の頂点君臨するクラーケン。魚人すらも餌として認識しているようで食べている。そんな、クラーケンとの戦いは、非常に厄介。爆発の魔法も聞かず、剣での攻撃も効かない。

それに対して、イカを締める要領でやり一本眉間に刺すことで対処するセンシは流石としか言いようがない。しかし、今回面白かったのは、自分たちにかけていた水上歩行の魔法をクラーケンにかけることで水面におびき出すという作戦。こういうありがちな魔法を予想できない使い方をするのも、この作品の魅力な気がしました。

かくして倒したクラーケン、食べようとするもその身は非常にまずい。現実でもダイオウイカみたいな巨大なイカはアンモニア臭くて食べられないという話を聞いたことがありますが、クラーケンも同様だった様子。

結局、クラーケン自体は食べずに身に取り付いていた巨大寄生虫を食べることに。見た目こそグロテスクでしたが、調理してしまうと何やらウナギのかば焼きのような姿になり美味しそう。これをちょっと気にしながらも美味しければ食べてしまうマルシルが可愛かったです。

今回のオチは、生で食ったライオスの身が、寄生虫の中の寄生虫に当たるというなかなか器用な状況。珍しくきちんと反省しているライオスの姿が見れてちょっと笑ってしまいました。

ダンジョン飯7話感想

水にあふれる4階ダンジョン。水場らしい魔物が登場していました。今回、料理自体はちょっと控えめな感じもありましたが、亜人とは何なのか?どこまで人間とするのか?といった考えようによっては深い話もあり面白かったです。

ダンジョン飯 1巻

コメント

  1. 匿名 より:

    前から気になってたけどマルシムじゃなくてマルシ「ル」です

    • 又三郎 又三郎 より:

      これまでの記事ところどころ間違えていた点修正させていただきました。ご連絡ありがとうございます。

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