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勇気爆発バーンブレイバーン 10話『日本ではそれをOMIAIという』 感想

勇気爆発バーンブレイバーン10話感想『日本ではそれをOMIAIという』 アニメ
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2024年冬に放送開始の作品、企画Cygames、監督・ブレイバーンデザイン:大張正己、シリーズ構成:小柳啓吾、キャラクターデザイン:かも仮面による『勇気爆発バーンブレイバーン』10話『日本ではそれをOMIAIという』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

10話『日本ではそれをOMIAIという』

ルルの戦い

今回は冒頭からルルの物語が描かれる。いきなり未来に話が飛びわかったのは、未来ではイサミとブレイバーンが死んでしまっていたという事。どうやら本来のこの時間軸の果てでは、ブレイバーンとイサミは命を懸けて、デスドライブズと相打ちになるという未来が待ち受けている様子。OPでもずっと見せられていた廃墟の中でペンダントを持つルルのシーンは、ここを指していたようです。

しかし、そんな未来を認めなかったのがルル。辛うじて残っていたブレイバーンのコアに当たる部分の、クーヌスの時を超える力を解析する。ルルが成長するほどの長い時を経てついに完成した『ブレイブドライバー』にて、未来を変えるために過去にルルが飛ぶ。

未来ではおじさまと慕う中になり、共に力を合わせることができていたスペルビア、デスドライブズとの最後の決戦を前に、過去でもルルと共に戦う力を得て、未来を変えようとしていたのが今のルルであったというのが語られました。

何やらOPで見せていた意味深な伏線の回収となり、ちょっといきなりな話でもありましたが、改めて言われると納得できる話。ルル自身の記憶がどのように戻っていったのかは少しわかりにくかったですが、過去からの対応を見るに少しずつ思い出していき、スミスが死にブレイバーンへと変わったその瞬間を見たことでついにすべてを思い出したという感じなのかもしれません。

ルルがブレイバーンがスミスであったことを知ったのが、ブレイバーンの死の間際に見せたイサミに対する言葉だったというのも、なかなか意味深。スミスとしては自分の正体はその死の間際まで隠しきろうとしていたことがよくわかりました。

しかし、バーンブレイバーンをもってしても、相打ちに持ち込むのが精いっぱいだった残り二体のデスドライブズ、なぜかハワイに集まっているようですが、果たしてそこに何があるのか。

ルルとスペルビアの特訓

スペルビアの元で行われたルルとの特訓。いつぞやのスミスがスペルビアに乗るあたりと全く同じような流れがルルで行われる。元々コアに入っていたルルであれば、問題ないのかと思いきや、スミスと同じように吐き出されてしまうルル。

スペルビアもまた、ブレイバーンと推して参るためには、ルルが必要なことを理解しており、その力を受け入れたいようですが、何やら体が受け付けない。

あくまで、エネルギー源として利用していた無感情なルルであったからこそ、これまで体内に受け入れていた、そんなスペルビアが感情を持ったルルを受け入れるというのは並大抵ではない苦労があるようです。

なぜか筋トレを始めたり、何やらロボと取っ組み合いをしていたり、一体何の特訓?と思って見ていましたが、おそらくルルを体に入れたまま動く練習をしていた様子。しかし、ルルの勢いが強く、むしろスペルビアが押されまくりという感じなのはちょっと笑えてしまう。

このあたりの二人の努力を見てブレイバーンは「日本ではそれをOMIAIという。」などと言っていましたが、中身がスミスなことを考えると、割と適当なアメリカからの知識で好き勝手言っているように思えて少し笑ってしまう。

とはいえ、最終的にスペルビアはルルを受け入れることに成功し、内部にルルのためにコックピットを作りあげ新たな力に目覚める。そのパワーアップのお披露目に、一撃で破壊された塔は誰の塔だったのかは不明ですが、スペルビアはパワーアップすることに成功。何やらルルのコックピットが生まれるシーンは、ちらっと魔法少女じみていた気もしましたが、最終的にはブレイバーンの物と似たような感じになっていました。

ちょっと余談ではありますが、ちらっと気になったのは今回破壊された塔が誰のものだったのかというところ。日本に攻めてきてた3体のうち一体のものだったのかもしれません。

ルルと共に戦いに赴く

今回ラスト、イサミはブレイバーンと共にハワイに向かって飛び立ちましたが、ルルが来た未来では、イサミとブレイバーンだけで戦いに赴いていたのかもしれません。

今回、何やらイサミがルルにより締められ、縛られ、スミスの部屋に放置されていました。これはルルが来た未来の時系列ではこの時点でイサミがブレイバーンと共に出撃してしまっており、ルルは自分がスペルビアに乗れるようになるまでの時間稼ぎのためにイサミを捕まておく必要があったということなのも。しかし、相変わらず絶妙に扱いの悪いイサミで、ちょっと笑ってしまいました。

かくして、最後の戦いにルルを相棒として乗り入れたスペルビアが加わることに。命を懸けて残りのデスドライブズと相打ちになったイサミとブレイバーンの未来が果たしてどのように変わるのか。いよいよ最後の戦いが始まろうとしているようです。

11話予告公開

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勇気爆発バーンブレイバーンのBlue-ray1巻。
2024年5月10日発売。ブックレットに封入される小柳啓伍書き下ろし小説は本編のその後を描いたアフターストーリーとなっているようです。

コメント

  1. 匿名 より:

    スペルビアが斬った塔はクーヌスのものでしょう
    同時に襲ってきた三体の内の二体の塔は破壊が確認されてますが、クーヌスのものはそのままだったはず
    クーヌス自体がブレイバーンになっていなくなったため、休眠状態で放置されてたのかと

    • 又三郎 又三郎 より:

      他二体の塔は前回壊されてましたか、前回違う方のインパクトがすごかったので少し見落としていました。
      そうなるとクーヌスの塔で間違いなさそうですね。

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