2024年4月10日配信開始、劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜郭』公開記念に週刊少年サンデー2024年20号より3週連続で連載されたまじっく快斗 『グリーンドラゴンの巻(中編)』の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
グリーンドラゴンの巻(中編)
今回はいよいよ怪盗キッド登場から実際にグリーンドラゴンを盗むまでのパート。
宝石のはめ込まれたブロンズ像の頭部を箱で覆い、プラスチック爆弾を詰め込み、爆破。開くとそこにはすでに何もなく。キッドは、外に出現、宝石は頂いたという流れですが、どうやらそちらはブラフの様子。まだ、グリーンドラゴンは、箱の中に残っており、人がいなくなった後に、奪うのが本命なんてことはありそうです。
しかし、そうなると箱の中の東部はどうなっているのかというのが気になるところ。実は中に、頭を隠すように鏡が差し込まれていることで空箱のように見えるだけといった二重底的なトリックなんかでしょうか。露骨に残った中央に刺さった信管なんかも、トリックの鍵となっていそうです。
そう考えると、気になるのは、煙がしっかり箱の中から出ているように見えることや、飛び散った欠片は何なのかというところ。欠片の方は、爆薬や先にばらまいた爆弾の中にあらかじめ仕込まれていたものが、爆発で飛び散っただけなんてことはありそうです。煙の方はよくわかりませんが、そういう風に見えるだけといえばそうなのかも。さて、どのようになるのか次回の種明かしが楽しみです。
そういえば今回、露骨に青子の父である銀三のひげが取れた話がありましたが、こちらは前回の手芸店でのレシートやら、朝マスクをしていた件に関係していそうな気がします。あまりにも露骨な話なので、こちらがキッドの変装というわけではなさそうです。
今回の事件、碧子さんは、既に誰に変装している、どのようなトリックなのかというところまで、気付いている様子。おそらく、前回のカップの件などから白馬がキッドの変装だと思われますが、果たしてここからどのように話が転がるのでしょうか。
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