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ガールズバンドクライ 6話感想・評価『はぐれ者讃美歌』

ガールズバンドクライ6話『はぐれ者讃美歌』感想 アニメ
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2024年春に放送開始の作品、原作・企画・製作:東映アニメーション シリーズ構成:花田十輝 シリーズディレクター:酒井和男 オリジナルアニメ『ガールズバンドクライ』の6話『はぐれ者讃美歌』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

6話 はぐれ者讃美歌

智とルパ

今回は、いよいよ5人メンバ―勢ぞろい。以前から牛丼屋でも接点の合ったbenishougaの智とルパの二人が仁菜たちの歌を聞いているシーンからスタート。

ダンボール製のお手製防音器具を使いながら歌おうとするも、救急車の音で妨害。楽曲制作、都会のマンションの一室での制作だと歌うだけでも大変そうです。ボカロでメロディを作ると歌が難しくなるとの話の通り、今後彼女たちが作曲を主に担う事になるとするとOPの『雑踏、僕らの街』なんかは、そちらの影響も強い歌なのかもしれません。

そんな二人の過去についても、何やらあった様子が伺えます。部屋に飾られていた写真は、今回度々触れられ、そこに書かれていた目標は武道館。しかし、その写真には智とルパ以外にも、二人の姿があり、その顔は何やらシールで隠されてしまっている。かつては、4人で目指していた武道館、その二人との間に何かがあったのかもと示唆させるシーンでした。

今回、ルパは最初から仁菜たち3人との合流を進めようとする中で、智の方は、相手の事を認めてはいそうではありながらも、どこか組むことに抵抗のあるような姿も見せており、この態度についてもこの写真の過去と関係があるのかもしれません。

仁菜と桃香

前回のライブが終わり、それなりに好評の結果。銭湯パートでは、きっちり声も潰れている様子の仁菜、なんだかんだすごくノリノリだったすばると、お互い前回のライブを楽しんでいたようです。

しかし、そんな中、仁菜は自分たちの現状に対する焦りも見せてくる。新生ダイヤモンドダストへの対抗心から今の自分たちの現状をどうしても考えてしまう様子。特に現代においては、数字というのは少しスマホでのぞけばあっさり見えてしまい、常にその身に付きまとってくる相手の存在が大きさと、自分たちとの差をはっきりと見せつけられてしまう。

自分たちとダイヤモンドダストと比べる中で、私たちこそが真のダイダスですと言ってみるか、という桃香の冗談にも本気で答える始末。もし仮に実行しようものなら大炎上しそうな話ですが、仁菜なら本気でやっていたんだろうなと想像させてきます。こういうところは、彼女の魅力でもあるのでしょうが、怖いところでもありますね。

とはいえ、今の仁菜にとって桃香のダイヤモンドダストは、まさに原点といったところもある様子で、簡単に心の整理がつく問題ではないというのが難しいところです。

そんな中、桃香と仁菜はダイダスの話になるといまいち話がまとまらない。仁菜の直球での突撃を、桃香がうまいことかわすといった感じで、なかなかきれいには進まない。音楽には真剣だけど、一度引いた身としては、そこまでやれないという桃香の気持ちが邪魔になってしまっているようです。皆が皆真剣に思っている故に、ぶつかりあってしまう二人といった感じか。

そして、なんだかんだ、そんな二人の間を取り持つすばるという関係も、だんだんと出来上がってがってきたように思えます。すばるは、仁菜からはそのうまいこと取りなす感じを、嘘つきと呼ばれ、そう呼ばれること自体には抵抗もある様子なので、なかなか大変そうですが、それはそれとして楽しんでいそうなところもあって微笑ましい。最初は、すさまじく仁菜から苦手に思われていた二人ですが、すっかり仲良くなっているのが印象的です。

そんな中、智とルパは、仁菜たちのバンドとの合流を提案する。5人揃っての合わせには、これまでとは違う輝きを感じている仁菜。こういう仁菜の感情をビジュアル的にエフェクトでも出してくるのが、アニメーションだからこそといった感じで面白いですね。

しかし、今回は智がまさかすばるのおばあちゃんの大ファンという事が判明、仲良く映っている写真を問い詰められそうになる中、桃香さんの、元ダイダスの方に露骨に話をそらそうとしている流れはちょっと笑ってしまいました。

武道館という目標

今回、智とルパと共に初めて見た武道館。音楽ものの作品の目標と言えば武道館といった感じはありますが、今回、仁菜の具体的な目標としてはっきりと設定されました。しかし、それでもその根っこはダイヤモンドダストに負けない、というのは実に仁菜らしい。

そしてらすとでは、武道館、プロへと向かう目標の第一歩としてフェスへの挑戦が始まりました。5人揃っての初めてのフェス、ゲストにはダイヤモンドダストの名前もあり、何やらひと騒動おきそうな気配も見える。

ここで注目を浴びるのが第一歩とのことですが、果たして始まったばかりのこのメンバーでの活動はどうなっていくのか気になるところです。

7話『名前をつけてやる』

EDも登場していたバンでの移動、当然と言えば当然なのですが桃香さんによる運転。いきなり不穏そうな動きを見せており、果たしてきちんと動かるのか。EDといえば、何やらEDではちらちらもめているシーンもちらっと挟まる、早速智、仁菜、すばるの三人は早速何やらトラブル様子。

そういえば、ここまでの話だと、仁菜ちゃん本気で暴走したところはまだ智とルパには見せていないのも気になるところ。ぶっ飛んだスイッチが入った時の仁菜を見てどんな反応を見せるのかもちょっと気になるところですね。

次回はおそらく、ダイヤモンドダストも登場すフェスでのライブ、ここ数話は絶好調で回っている仁菜ちゃんですが、ダイダスが来るとなると因縁のヒナとの接触もありそうです。果たして、対面したときに仁菜がどのような姿を見せるのか、ヒナからはどのような反応が返ってくるのか、仁菜の過去についてもまた触れられるのかもしれません。

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