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真夜中ぱんチ 10話『暴走 x 因縁の対決!』 感想

真夜中ぱンチ10話暴走 x 因縁の対決!感想 アニメ
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2024年夏より放送開始の作品、P.A.WORKS、監督:本間 修によるオリジナル作品『真夜中ぱんチ』の10話『暴走 x 因縁の対決!』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

10話『暴走 x 因縁の対決!』

ゆきりんこ加入

根本的にまざあより、何をするにも規律が一番、そんなイメージがばっちり張り付いていたしげゆき。今回はそんな彼女の加入回となりそうな雰囲気で、果たしてどのように納得させて加入するのかと思いながら視聴開始。

冒頭のまざあへのマヨぱんの報告、現在70万人登録とのことで、まだまだ厳しいその現状が伝えられ、真面目なしげゆきの働きぶりが描かれる。しかし、そこから事態は一変。自宅へ戻ったしげゆきは、レトロゲームを手に取りパソコンへ、普段の様子からは想像もつかない甘い声でゲームを語るゲーム配信者ゆきりんこの登場。

さらには、何やらその配信途中にちらっと映るマヨぱん新メンバー加入のお知らせ。それを自分の加入すると勘違いというのが今回の話の始まりとなりました。

もはや自分が加入するのが決定事項のようにやってくるしげゆきに対し、むしろそれを嫌がる現マヨぱんメンバー。しかし、一度は否定されその勘違いにショックを受けていた彼女ですが、自分が加入するというその勢いは落ちるどころかさらに自信満々。大食い動画を半ば乗っ取るような勢いで加入を賭けた対決動画に切り替え無事敗北。しげゆきならぬ、ゆきりんこは、マヨぱんメンバーへの加入に成功してしまいました。

なまじ、実力だけならりぶしか対抗できない相手、いつもなら好き放題やっている吸血鬼メンバーも大胆不敵なしげゆきの行動に手出しできず従うのみとなっているのにはちょっと笑ってしまう。

今回語られたしげゆきの過去では、りぶとしげゆきの二人が、まざあから最も濃く血を受け継ぎ、吸血鬼が好き放題やっていた時代を終わらせる活躍を敷いたのが彼女たち二人だったことがわかる。何やら当時から仕事をこなしながらも比較的自由そうなりぶに対し、それに振り回されていた様子のしげゆき。今回の加入は、しげゆきからアプローチをかけても全くぶれないりぶと絡む理由を探していたという面もありそうです。

更に今回Youtubeに投稿されたゆきりんこの動画については、まさに正統派といって差し支えない真っ当さ。ちょっとキャラ作っている感じの声から、服の説明へと切り替わる声色の変化なんかにはグッとくる人も多そう。本来のしげゆきを知らない視聴者からすると、基本汚れ気味なメンバーが集まるマヨぱんに、正統派な新メンバー加入と思われていそうです。

カメラに映る覚悟を決める真咲

苺子があげてしまった新メンバー加入動画、本来は真咲を加入させる予定の物でした。とはいえ、真咲本人からすると、今だにはりシスでの炎上はばっちりトラウマ。

しかし、そんな真咲に偶然はりシスの二人と再会するという転機が訪れる。元は同じ動画を作っていたメンバーである真咲、配信中のパンチで喧嘩別れとなっていたようですが、なかなか決まずそうな再会。

とはいえ元は仲良く動画を取っていた面々、は時間をおいて再開してみればなんだかんだ気の合う相手であったことに違いはなかった様子。炎上の原因でもあった配信中のパンチについては、何やら深い理由があったのかとも思っていましたが、今回の話を見るにそこまで大きな問題があったわけでもなさそうで、皆で飲みながら仲直り。改めてコラボの相談をするほどに関係を戻すことに成功。

乙美がとっていた映像では、きちんとカメラの前でも自然に笑えていた真咲。再び自信を取り戻し、真夜中ぱんチの動画への参加への覚悟を決めることに。

しかし、それを決めたのもつかの間、マヨぱんのコメント欄が、真咲が関わっていた件で荒れてしまう。状況から考えると、事情を聞いたはりきりシスターズが、真咲との再会の近況報告的な動画をあげた中で、マヨぱんの裏に真咲がいることが伝わってしまったといった感じなのかもしれません。

荒れるコメント、蘇る真咲のトラウマ。そろそろ終盤も近い中、真咲再出演に向けて大きな壁が立ちはだかることになりそうです。コメントなんて気にしないとは十景の言葉ですが、それほど無神経に離れず割と撃たれ弱いところもしっかりある真咲。次回予告では何やら失踪してしまうとのことですが、果たしてここからどのように再びカメラの前に立つことができるのか気になる所です。

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