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竜王戦4局目でわかる苺の目的とは? 龍と苺218話「現役最強」感想 週刊少年サンデー【2024年53号】

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龍と苺218話現役最強感想 エンタメ
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2024年11月27日配信開始、週刊少年サンデー2024年53号で連載された龍と苺218話『現役最強』の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。

週刊少年サンデー2024年53号
龍と苺 218話「現役最強」が掲載された週刊少年サンデー。

現役最強

道化師VS苺

いよいよ始まる黒田道化師との対局でしたが、今回で2戦目まであっさり終了。序盤こそ先手を取って攻め始めた道化師の方が有利かと思わせる流れこそありましたが、苺ちゃんの実力が圧倒的。道化師への初勝利の際には、前回のばあさん発言に対する意趣返しと言わん画ばかりに負けをもっとはっきり言えと大人げない対応を見せますが、ある意味これが前回らすとの「殺す。」の流れからのちょっとした復讐と思えば本当に可愛いものです。

対局の最中席を立ち横から眺めたり苺ちゃんの視点から眺めていたりと、自由な道化師に対して、苺ちゃんがたしなめるシーンもあり、キャリアの違いを実感させる。そんな苺ちゃんから、「師匠が良かったからね」、という発言が出てくるのはちょっとジーンと来るシーンでしたが、おそらくこの発言を聞いたら皆、将棋の師匠をイメージしているでしょうし、それが学校の先生であったじーさんのことを指しているとは誰も予想がつかなさそうでちょっと笑ってしまいました。

今回ちらっと思ったのは、黒田道化師はどことなく苺ちゃんっぽい雰囲気をあえて作っているキャラクターなのかなという事。横顔の雰囲気なんかも似ている気がして、実は血縁があるなんて可能性もありそうですが、あくまで天才としての雰囲気が似ているだけなのかなとも思う。ここから、苺ちゃんが自分がじーさんにしてもらったことを、破天荒な道化師にしてあげるなんてこともあるのかもしれません。

そんな、道化師との対局は今回で2局目まで終了。今のところは苺ちゃんが圧倒に優勢。このまま4局目には苺ちゃんの目的もわかるのではないかという発言まで出てきましたが、この4局目には目的がわかるというのは、このまま苺ちゃんがストレートで勝ち続ければという事なのかなと思う。そうだとするなら、7番勝負を勝ち抜いて竜王になった後に、まだ何かがあるという事なのかも。

ただ、道化師との対局、素直にこのままストレートで終わるのかなというのもちょっと疑問。100年後世代最強である黒田道化師、このままいいところなしで終わるよりは、どこかで一矢報いる程度の展開はあるような気もします。

そういえば、今回2局目の試合、ないやら英国風の建物にて勝負しているのがちょっと印象的。以前の話では競技人口も爆増していたような話もあり、かなりグローバルな競技となっていることが伺えるのが面白いですね。

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コメント

  1. RED より:

    1局目が法隆寺で、現代の竜王戦とは違うところでスタートしてましたから、2局目の建物はおそらく、長崎の大浦天主堂かなと思います。

    • 又三郎 又三郎 より:

      ちょっと調べてみましたが確かにそれっぽいですね。きっちりモデルがあると100年後でも地続きな感じが出てよいですね。

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