DAYSプレミアムはなぜ安い？
講談社により提供される100タイトル以上の漫画が読めるWeb漫画プラットフォーム『コミックDAYS』では、講談社より発売される月刊誌・週刊誌を定期購入できるDAYSプレミアムというサービスがあります。
この定期購読の最大の特徴は、異様なまでにお得な価格で雑誌を読めるというもの。最上位プランのもっとプレミアムの対象となっているのは、『メダリスト』を連載している月刊誌『アフタヌーン』、『ブルーロック』『シャングリラ・フロンティア』などを連載する『週刊少年マガジン』、その他にも『ヤングマガジン』、『モーニング』といった多種多様なラインナップとなっており、月刊誌15種類、週刊誌3種類が、月額960円で読むことが可能です。
18誌全て購入しようとすると一月約15,000円、それが960円で読めてしまうという事で異様な安さ。当然、ラインナップは、少年漫画、少女漫画と多種多様な雑誌が含まれているので全て読むわけではない。しかし、だとしても週刊少年マガジンを毎週購入した場合は、1冊400円×4で1600円となっており、その時点で既にお得となっています。
週刊少年マガジン 2025年40号
また、他の雑誌の定期購読サービスと比較してみると、週刊少年ジャンプは月980円、週刊少年サンデーは月1,080円ほどとなっており、他におまけなどがつくとはいえ、DAYSプレミアムの18種類の雑誌を月額960円というのは異様な安さとなっているのがわかります。
ちなみに週刊少年マガジンをマガポケで定期購読する場合、月額1,080円。なぜか、他の雑誌も購読できるDAYSプレミアムの方が安いという現象が起きています。
| 雑誌 | 価格 |
|---|---|
| 週刊少年ジャンプ | 月額980円 |
| 週刊少年サンデー | 月額1,080円(月払い) |
| 週刊少年マガジン | 月額1,080円 |
| 週刊少年マガジン ヤングマガジン モーニング 月刊少年マガジン 月刊少年シリウス アフタヌーン なかよし 別冊フレンド デザ―ト KISS BELOBE 別冊マガジン 月刊ヤングマガジン good!アフタヌーン tint 姉フレンド ハニーミルク ARTEMiS | 月額960円 |
私は、アフタヌーンや週刊少年マガジンに引かれてこのサブスクを始めたのですが、数カ月してからなぜこのサービスが安いのかという理由に直面することになりました。
安さの秘密
DAYSプレミアム、もっとプレミアムのサービスが異様な安さになっている理由の一つは、内容が違うというもの。『バガボンド』や一部記事、グラビア、袋とじなどは配信されていないためその分が安くなっているというもの。しかし、それ以上に大きい理由となっているのは、バックナンバーを読める期間が限られているからだと考えられます。
ジャンプ、サンデーの定期購読サービスは、過去に購入した雑誌はいつでも読み返すことが可能になっています。それに対して、DAYSプレミアムの定期購読は、週刊誌の場合最新号を含む過去4号分、月刊誌の場合最新号を含む過去3号分までしか読み返すことができません。そのため、不意に昔の話を読み返したくなった時に、このサービスで読み直すという事はできないのです。
この過去に購入した雑誌が読めなくなることに関する説明は、公式サイトにも書かれているのですが、一番下のよくある質問に書かれているだけで、非常にわかりにくい位置にあり、私は読み返したいと思った時に初めて気づきました。
とはいえこの安さは魅力的
過去の内容を読み返したいときに読み返せない、というのはちょっとばかし面倒な点ではありますが、そうはいってもやはり価格は圧倒的に破格。読み返したい場合は単行本で購入しておけばよいですし、雑誌の更新は発売日当日の日付変更のタイミングなので、気になる作品を最速で読むことができるというメリットも非常に大きいです。
また、サブスク購入時に興味のなかった雑誌でも読んでみると面白い漫画があるなんてことも度々あり、読む作品の幅を広げられるのもよい感じ。
好きな漫画の最新話をDAYSプレミアムで追いかけ、読み返したいものは改めて単行本で購入するという利用方法が良いのかもしれません。
デイズプレミアム
なお、この記事は2025年9月4日時点の内容で書いているため、時期によっては雑誌の内容や価格が変わっている可能性がある点はご注意ください。
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