Tape.5 号令
Tape.4では、大貴さんの映像に秘められた謎が語られると共に、マンションに届けられた謎の文章と写真が登場し謎が深まった本作。Tape.5では、これまでじわじわとした怖さだったのが、一気に直球のホラーへ変化し見ていて素直に怖いと思える映像となっていました。
音楽の家
今回新たに登場したのは、キリトリ謎の映像で流れていた音楽に絡んで連絡をよこしてくれた工藤春奈さん。彼女は、2024年に音楽の家と呼ばれている心霊スポットに行った際の出来事を語ってくれました。
この音楽の家、元々は児童養護施設だったとのことで、合図のようなチャイム音が聞こえることから、音楽の家と呼ばれていたとのこと。ただ、90年代の前半に園長が亡くなったことで閉鎖、廃墟となり心霊スポットと呼ばれるようになったとのこと。ただ、数年後には手や足だけ、体の一部だけの遺体が大量に見つかったとのこと。このあたりは、Tape.1のキリトリの体を切りとるような映像と重なる部分があり、関係が深そうです。
今野大河
工藤春奈さんが音楽の家の廃墟を訪ねた際、恋人の今野大河さんと一緒に行っていたようですが、その際に本格的な怪奇現象に遭遇することになったようです。
そのきっかけとなったのは、おそらく廃墟で見つけた赤い箱。その中には、赤い服を着た顔がぼやけた女性らしき写真が写っており、非常に不気味な物。大河さんはこれを持ち帰ることを選択したようです。
そして、その帰り道途中の道で自販機を見つけた大河さんは、飲み物を買いに一人で下車。その時、突然車の中にキリトリで流れていた音楽が流れだし、大河さんは自販機の横に吸い込まれるように消えてしまう。そういえば、このシーンで流れていたラジオに表示されていた周波数が963kHzとなっており、1話で語られたソルフェジオ周波数の963hzと重なる部分もあり、非常に意味深です。
さらその直後、音楽が不気味な響きに転調、女性の笑い声の直後、「切られちゃった」という声が響く。この声大河さんのもののようでしたが、何やら笑っているような感じもあり、意味がわからない怖さがそこにありました。
結局、大河さんはその場には戻ってこず、2~3日後に30キロほど離れた街で発見されたとのこと。戻ってきた大河さんには前後の記憶なし。更には、首や腕には点線のような変な痣がついていたとのことで、いよいよキリトリとのつながりがはっきり見えてきたようにも思えます。
その後、大河さんとはだんだん連絡がつかなくなり、1年くらい合わないままになってしまったとのこと。しかし、そんな中昨年の夏に郵便が届き、突然彼が持って帰っていた赤い服の写真が送られてくる。
今回の映像では、その中身をのぞいてみると、前とは写真の顔が変化、このあたりもクレショフ効果の顔が変わっているという話とも重なる部分があるようです。
音楽の家とキリトリとの関係?
今回の映像では、Tape.1『キリトリ』との関連がありそうなものが多めだったように思える。姿を消した大河さんの体の模様なんかはもろにそれですし、流れてきた音楽の関連、更に音楽の家から見つかったとされる一部だけの遺体なんかも、キリトリで切り取られた部分がそのまま音楽の家に残されていたのでは?、などとつい頭に浮かんでしまうものでした。
そもそも、キリトリの2本目の映像が、『完全な人間を目指すなら』とまるで何かの募集文のように思えるものを考えると、この時完全な人間を目指す人たちが、音楽の家に集まっていたなんてことはありそうです。
そうなると、Tape.3で登場した『スプーン戻し中年』のおじさんも、元々はこの音楽の家にいたなんてこともありそう。1990年代初頭に廃園とのことなので、スプーン曲げが流行っていた1970中盤頃におじさんがこの自動養護施設『音楽の家』におり、何らかの能力を獲得していたなんて可能性も十分もありそうです。
ただ、そもそもキリトリとは何をしていたのか?というのが謎。今回体の一部の骨が出てきたという噂を見るに、実際に体を切り取っていてもおかしくはない。そうだとするとなぜ、おじさんには切り取られた痕跡がないのか、というのが少し気になりますね。
赤い服の女性
今回の写真でぼんやりと映っていた赤い服の女性が、一つの話の鍵となっていきそうです。クレショフ効果についての映像で登場していた女性、スプーン曲げ中年がカメラで蘇らせた女性は共に赤い服ということで、これらの点に何らかの共通する特徴となっているようです。
また、Tape.4の管理会社から届いた通知に差し込まれていた写真も、今回とはまた雰囲気は違いましたが、赤と黒がまじりあうような人の影のような写真も赤が印象に残るもの。
謎の音楽と赤い女性と音楽の家とのつながりが段々と見える中、今回いよいよ、問題となった赤い服の女性の写真が放送局に届いたことで、製作スタッフも本格的に巻き込まれていくのではないかと思わせる展開となってきました。
そういえば、今回はサブタイトル『号令』の意味がはっきりとしなかったのも怖いところ。あの音楽が何らかの号令ということなのか、はたまた何か別の意味があるのか。次回が気になるところです。
次回の放送は、Tape.6『AIの心霊動画は呪いを生むのか?』とのこと。3月2日(月)の配信とのことで、水曜ではなく月曜配信となるようなので注意が必要です。
※本記事で使用している画像は「放送局に届いたある映像」Tape.2 クレショフ効果について より引用しております。 Copyright (c) Nagoya TV Next Co.,Ltd All Right Reserved.


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