2026年5月13日配信開始、週刊少年サンデー2026年24号で連載された龍と苺287話「人の将棋」の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
たかが人
マッポとの対局、段々と劣勢を覆していく苺ちゃん。マッポに感情が生まれてしまったが故に、相手との読み合いでの勝負で戦おうとしてしまったが故の状況の悪化とのこと。ある意味、シンギュラリティを迎えたAIが、人の心をエミューレとして戦おうとしてしまったが故に、人間が相手できるレベルまで実力が落ちたとも考えられる展開。
自分で語っていた通り、マッポがベストな手を打ち続けていれば、すでに決着がついていてもおかしくなかった勝負。心が産まれてしまったことが、勝負の隙を生むきっかけとなってしまったようです。
そんなマッポですが、今回改めて人類史を終わらせると宣言する。これは皆が語る通り、人類を滅亡させるという意味にも取れますが、果たして素直にそれだけなのかというのは少し気になる所。単に滅ぼすとは少しニュアンスが違う言葉のようにも思える気がしますね。
そんなマッポに対して、社長たちは攻撃を加えるも、やはり通用せず。人類の命運をかけた対局となったわけですが、そんな事情があるとも苺ちゃんの前に見えているのは、目の前の対局のみ。
そんな中、苦しんで考え抜いたマッポの手は、確実に苺ちゃんを追い詰め、今まで以上に大きな評価値の差を生み出すに至る。以前の人の心を得たが故の付け入るすきも消え、以前よりも状況が悪いと、もはや、逆転は不可能とも思える状況ですが、果たしてここからどのように逆転へと繋ぐのか、気になるところです。


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