2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの33話感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 33話 7週目『届かぬ声』
園部さんの看護がうまくいかない中で、突如その容体が急変した前回のお話。
今回は冒頭から園部さんの手術のシーンとなっていましたが、あの時代の手術の描写がなかなか独特で面白い。当時も現代とは方法は違うものの麻酔が行われていましたが、その後の蒸気を吹きかけるような装置は何を目的にしたものなのかが少し気になりました。
そんな園部さんの手術自体はうまく終わったものの、りんはその後園部さんの担当を外されてしまう。それは、園部さんからの要望という面が強かったようで、その後退院までほとんど顔を合わせることもできませんでした。
結局園部さんとのコミュニケーションがまともに取れなかったことを悔やむりんですが、バーンズ先生は、無事患者が退院できたことで十分、りんがそれ以上を望むことは贅沢であると語る。バーンズ先生の言っていることは正しく、看護婦の仕事は患者が無事に退院できればそれでよいはず。ただ、それでも、園部さんが花瓶の水を変えてくれていたという話が挟まれたのは、りんの行いが決して無駄ではなかったことを意味しているようにも思える。
園部さんも、自分が辛い中色々と思うところがあり、素直に感謝を表にできなかっただけ、ともとれる描写で、今後のりんの看護への向き合い方が今回のバーンズ先生の教えとは少し違う方向へ進むきっかけとなる可能性もありそうなお話。この部分に意味があるのか、今後の展開が気になるところです。
また、色々と悩むりんに対して、直美側はなんだかんだうまくやっている様子。ある意味色々と割り切れるさばさばとした性格が現場では良い方向に働いているようにも見える。とはいえ、まだまだ実習の中看護婦の存在を周りに認められるためには時間がかかりそうですし、もう一波乱ありそうな気もしますね。
そんな中気になるのは、裏で描かれているしまけんの苦悩、小説家を目指す上でなかなか思うような作品を出せず、友人が前に進んでいく事を悩んでいる様子。ただ、りん達のお話とは完全に別軸の悩みとなっており、いまいちなぜ描かれているのかがわからない。とはいえ、全く意味もなクコの話をやっているとは思えず、彼の小説に絡むお話が、今後のりん達のお話にどのように絡めてくるのか、というのも気になるところ。もしかすると、今後彼がりん達の物語を小説として書くことになるなんてこともあるのでしょうか。


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