給湯省エネ補助金
2025年は2024年11月22日~2025年12月31日に着工した工事に対して補助金が配布されており、補助金の予算上限に到達するまで配布されるとのことです。
現在使用された予算は、ホームページで告知されており。6月時点では3~4割ほどが既に埋まっております。
予算に対する補助金申請額の割合

支払われる補助金の額は固定ではなく、まず交換の際に申請することで受け取れる基本金があり、そこに設置する機器の性能、現在設置している機器の撤去により金額が加算されます。
基本金額
基本金額は、設置する機器によって異なり、エコキュートの場合は6万円となります。他の機器を設置する場合、金額も増えますが、こちらの記事ではエコキュートのみを紹介します。
基本金額:6万円

性能加算
エコキュートの性能に、A要件、B要件の二つの条件が用意されており、それぞれ達成するごとに補助金の額に上乗せされます。A要件を満たす機器の場合+4万円、B要件を満たす機器の場合+6万円、両方を満たす機器の場合は+7万円され、最大7万円加算されます。
A要件:+4万円
B要件:+6万円
両方を満たす場合:+7万円
A要件 | インターネットに接続可能な機種で、翌日の天気予報や日射量予報に連動することで、昼間の時間帯に沸き上げをシフトする機能を有するものであること。 |
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B要件 | 補助要件下限の機種と比べて、5%以上CO2排出量が少ないものとして、aまたはbに該当するものであること。 (a.2025年度の目標基準値(JIS C 9220 年間給湯保温効率または年間給湯効率(寒冷地含む))+0.2以上の性能値を有するもの、または、b.おひさまエコキュート) |
使用したい機器がどの要件を満たしているかは、以下のページで型番を検索することでどの要件に対応しているかどうか確認することができます。

撤去加算
補助金を受ける給湯器の工事に加えて、電気蓄熱暖房機または電気温水器の撤去工事を行う場合に追加で受けられる補助金。当然新規の設置の場合は、もらえないため注意が必要です。
電気蓄熱暖房機を除却する場合は8万円、電気蓄熱暖房機の撤去の場合は4万円が追加で受け取ることができます。
いくらもらえる?
色々と書きましたが、結局のところいくらもらえるのか?というのが一番肝心なところ。これまでの数字をまとめますとまとめます以下のようになります。
最大:21万円
最大で21万円となりますが、撤去する機器や、設置する機器の種類により貰える金額は変動するため、実際は14~17万円ぐらいを想定しておくとよいかもしれません。
ちなみに私の場合は、基本6万円に、A要件を満たした4万円、さらに撤去で4万円合計14万円もらえることになりました。
AB要件両方満たした機器を入れたほうが補助金は高くなるのでは?と思われるかもしれませんが、私が複数に見積もりを出したところ補助金込みで考えた場合に、私の条件では、A要件を満たした機器を注文した場合がトータルでは一番安くなるという結果になったため、A要件のみの機器を提示してきた会社にお願いしました。
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