2025年2月2日より放送開始したプリキュアシリーズの22作目、アイドルを題材とした歌とダンスが魅力の作品『キミとアイドルプリキュア』45話『キラッキランラン! クリスマス』の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
45話『キラッキランラン! クリスマス』
クリスマス回
来週にクリスマスが迫る日曜日ということで、クリスマス回のエピソードとなった今回ですが、前回ダークランダーの件が世間に広まり始めた世間の不安から、街のイルミネーションが中止となってしまった事が明らかになる。
町に不安があふれるままでは、ビッグキラキラリボンへのキラキラを集めることもできないということ、そして、何より皆でクリスマスを楽しみたいという気持ちの元、アイドルプリキュアによるクリスマスを盛り上げる活動が行われることになりました。
そんな今回、年内最後のお話、更に来年に入ってしまえばもう最終決戦のエピソードに移りそうな時期ということもあってか、クリスマスという行事を盛り上げようと、妙な展開もちょこちょこ挟まり面白かったです。
クリスマスで様子がおかしい田中さん
今回一番印象に残ったのは、いつも裏方ととしてばっちりな仕事をこなしている田中さんの異変。
クリスマスと聞けば、なんだかんだ一緒位盛り上がってくれるタイプなのかと思っていましたが、何やら女性関係で過去にクリスマスのトラウマ持ちだったことが明らかになる。
これまでのエピソードでは見せなかった、クリスマスに対する後ろ暗い感情を向けている様子を見ていると、てっきり今回のダークランダーは彼なのではないかと思ってしまうほど。
とはいえ、いざうたちゃん達がクリスマスを盛り上げようと企画を始めると、その準備のために素早く動いている。なんだかんだいつも通りなのかと思いきや、チキンやケーキの材料の準備など、ほとんど失敗してしまうという珍しい結果で、やはりクリスマスへの負の感情が良くない方向に働いているのが伺えました。
今回のクリスマスの準備、チキンと聞いて焼き鳥を焼きはじめるカッティンに対して、割と何でも受け入れそうな印象のあるななちゃんが珍しく不満そうな顔をしていたり、田中さんの件があったりと、キャラクターの色々な面を見れて面白いお話でした。
田中さんについても、今回のラストでは、なんだかんだ他の妖精二人と仲良くクリスマスを迎えられていたようで良かったですね。
仕事が早いダークイーネ様
そんな今回のダークランダーは、ケーキ屋の売り上げの少なさに不安を感じたアルバイト店員の心の闇が元になったもの。しかし、そんな心の闇を即座に察知して、ダークランダーを作り上げるダークイーネ様の仕事の速さにちょっと笑ってしまう。部下がいなくなり、自分一人で動かざる負えないダークイーネ様ですが、なぜこれまで部下に任せていたのかをちょっと疑問に思ってしまうほどのスピード感のある対応でした。
そんな形で生み出されたダークランダーはサンタモチーフ。その姿故にプリキュアの面々はサンタは攻撃できない、という天丼ギャグのような流れが挟み込まれ、予告でちらっと見えていた絶妙なウインクの表情も三田相手のバリアを張っていいのか悩んだ故のものだったようです。直接殴るアイドル、ビームをぶつけるキュンキュンはともかく、バリアを張るだけのウインクは別に構わないのでは？とちらっと思ってしまいましたが、なかなか愉快な戦闘となっていました。
来年は正月回
そんなキミプリも今回で年内放送はラスト。次回は、年明け一発目ということでお正月回となるようです。ただ、時期を考えると終盤に突入するタイミングでもあり、予告ではダークイーネの素顔もちらっと登場。いよいよ最後の戦いに向けて話が動き出しそうな感じもあり、単なる正月回というわけではないのかもしれません。
キミとアイドルプリキュア♪デビューシングル
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