バーテックスフォース
2026年秋アニメ、『バーテックスフォース』の1話『エンジン始動』の感想記事です。
内容のネタバレ等も含まれますのでご注意ください。
1話 エンジン始動
懐かしさを感じる王道のお話
謎のパワーダウンという現象が発生しネットワークがダウンした世界を舞台に、東道 明という少年を主人公とし、彼を取り巻く少女たちとの物語を描いていく作品といった感じ。
1話を見て感じたのは、何とも言い難いなつかしさ。地球人の母親と、宇宙人の父親、敗北して逃げてきた父親と間に生まれた子供たちが主人公、設定もそうですが、強くなりたい主人公が、自分を守ろうとする姉・晴香のピンチに立ち向かい、最後に覚醒という話の流れも最近だと逆にここまでコテコテの内容が珍しく感じる。絵こそ3DCGバリバリで動いているものの、全体的な雰囲気はどこか懐かしを感じる作品といった感じでした。
お話そのものは、まだまだ1話の段階では世界観の説明といった感じでそこまで進んではいないものの、気になる部分はちらちらとあり。
姉は父から受けついだ紋章からエンジンと呼ばれる力を使い、メカを呼び出しているのに対して、明はその体そのものを変化させる形で力を使っている。また、機械の怪物は、敵対する姉のことはオブジェクトと呼び、あくまで邪魔する存在としか見ていなかったように見え、その狙いは弟の方だったように見えました。
冒頭でてきた謎の女性も、明らかに明の力の方に反応を見せており、父親と同じ力を持つ血を受け継いだ姉弟を狙ったというよりは、明を狙ったという方が正しそう。
父親の力であるエンジンは姉が受け継いでいるようなので、明にはそれとは全く別の力があるということなのか、今後の話に鍵になっていきそうです。
また、今回は明の姉である晴香が、エンジンの力を使っていましたが、OPなどを見るに今後登場する3人の女性キャラクターもエンジンの力を持っている様子。この力は、異星人の力が受け継がれていると考えると、残りの3人にも異星人の血が流れいるということになりそうですが、父と同じように元の星から逃げてきた人の子供ということなのか。
女性陣のロボットとの違い、という点で考えるとタイトルロゴのバーテックスフォースの文字に、女性陣のイメージカラーがちりばめられているのも気になるポイント。弟の変身するロボットと、女性陣のエンジンの力が合わさる、なんてこともありそうです。合体ギミックが仕込まれているのかどうかも、ちょっと気になるポイントとなりそうです。
もう一点気になるのは、今回登場した敵は全身が機械のようで、その瞳はただの銛で貫けるほどもろく、口から血のようなものを吐き出していたのを見るに、ただの機械というよりは、生身の存在といった雰囲気があったのも気になる所。滅ぼされた父の星に生きていた人たちが、改造され戦わされている、なんてこともあるのかな、とちらっと思いました。この生身と機械の半々といった感じの敵の存在は明の力とも関係しているのかもしれません。
何を書きたいのかよくわかる
そんな本作、1話でのお話そのものを見ていると、正直ここからどうなるかわからない作品といった感じでした。ただ、姉である晴香の描写や、OPの映像などを見ていると、何を描こうとしているのか、というのははっきりと伝わってくる。
メカだけでなくキャラクターも3DCGで動かす本作、動いているとCGらしい癖がちょっと気になるシーンもありますが、止まった絵になるとそれが薄れる。特に、回し蹴りの後のシーンや、敵にやられた際の絶妙な角度、OPの映像では胸元の服の動きなど、なんとも細かいこだわりが如実に伝わってくる。
監督さんが以前作っていたビビッドレッドオペレーションを思い出す、非常に癖のある熱意、CGの映像になってもしっかりと生きているようです。
予告を見ると、1話ラスト明が力を覚醒させ決着がついたようにも見えましたが、何やら今回倒した敵はまだ姿を見せるようです。どうやら、次回で女性陣も一気に増えていくようですが、果たしてどのように話が動き出していくのか気になるところです。
そんな本作、Blu-rayでは、特典として女性陣のASMR CDが付属するようです。1巻では、姉である東道晴香のASMRが付属とのこと。既に予約は始まっているようですので、気になる方は確認されてみてはいかがでしょうか。




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