バーテックスフォース
2026年秋アニメ、『バーテックスフォース』の3話『熱い想い』の感想記事です。
内容のネタバレ等も含まれますのでご注意ください。
3話 熱い想い
北海道で出会った陽子
前回、エレノアたちと合流した明。今回は、北海道に住む仁科陽子を探しに行くところからお話が始まりました。
てっきり、エレノアたちと陽子は知り合いなのかと思っていましたが、どうやら彼女たちも陽子のことは知らなかった様子。これまで登場した人物たちとの関係性も気になるところでしたが、今回は陽子自身の過去や、バーテックスの力にまつわるトラウマが描かれるお話となっていました。
陽子を探す道中、明が途中で吹っ飛んでいってしまうという展開もありましたが、なんとその先で陽子と遭遇。こうして、明と陽子の交流を中心に物語が進んでいくことになります。
これまでの女性陣とは少し違う、素直な性格の陽子
新しく登場した仁科陽子について、まず印象的だったのは、その素直な性格でした。
これまで登場した女性陣は、それぞれ個性がちょっと強めで、一筋縄ではいかないような人物も多かった印象。そんな中で、陽子は比較的素直な性格をしており、明とのやり取りも含めて、これまでとは少し違った雰囲気を感じさせるキャラクターとなっていました。
もちろん、彼女にも抱えている事情があり、単純に明るく前向きなだけの人物というわけではありません。むしろ、彼女の素直さと、バーテックスの力を使うことへの恐怖が描かれたことで、過去に何があったのかが気になる展開になっていました。
そんな陽子は、炎のバーテックスの力を持っているものの、その力を振るうことにトラウマを抱えており、幼い頃、皆の前でその力を使った際に、周囲の人々から恐れられてしまったことがその原因だったようです。
自分にとっては特別な力であっても、それを目の当たりにした人々が必ずしも好意的に受け止めてくれるとは限りません。むしろ、強大な力であればあるほど、周囲に恐怖を与えてしまうこともある。陽子は幼い頃の経験によって、そんな現実を突きつけられてしまったのでしょう。
本来であれば、自分の持つ力を活かすことは悪いことではないはずです。しかし、一度周囲から恐れられた経験をしてしまうと、再び同じことが起きるのではないかと考えてしまうのも無理はありません。
力を使えば誰かを傷つけてしまうかもしれない。周囲からまた恐れられてしまうかもしれない。そうした不安が、陽子の中に根強く残ってしまっていたようでした。
明と陽子の交流
そんな陽子の心を動かしていくのが、明との交流でした。今回のお話では、明と話す中で、陽子が再び自分の力を使う勇気をもらうという流れが描かれています。
過去に周囲から恐れられた経験そのものがなくなるわけではなく、能力を使おうとすると吐きそうになっていた彼女。もう一度力を使うという決断に向けて、明とのやり取りが大きい意味を持っていたようです。
これまでのお話でも、明が戦う力を得るまでのお話といった感じで、あまりキャラクター同士の関りで互いに変化を与えるという要素は少なめだった中、今回の陽子とのお話は、明確に明との関係が、自分自身の力に対する恐怖を乗り越えるきっかけになって板はよい感じ。
いよいよ5人目のメンバーが揃い、いよいよ本格的スタートといった感じもある今回のエピソードでしたが、結局次にどうするのか?という点はいまいちわかっていないのが気になる所。果たして、次の目的地はどこになるのでしょうか。




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