2026年冬から放送開始した『葬送のフリーレン』のアニメ2期、33話『北部高原の物流』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。
33話『北部高原の物流』
ファスとポースハフト
今回の前半のお話は、ファスというドワーフとポースハフトと呼ばれる酒にまつわるお話。
都会育ちのドワーフであるファスは、かつてフリーレンが勇者PTで旅をしていたころから酒を探していたようで、ハイターも当時のこのポースハフトと呼ばれるお酒を求めており、当時はフリーレンのせいでその酒が飲めなかったことをフェルンに語るほど後悔していたようです。
ただ、このポースハフトと呼ばれるお酒、そもそもが長く生きるエルフが冗談で残した伝説故に、うまい酒として語られているだけ、実際はただのまずい酒。
フリーレンはそれを知っていたからこそ、その酒への協力を拒んでいたようですが、今回は、その報酬の大きさゆえに、いつもなら長時間の滞在に反対するシュタルクとフェルンがやるように勧めてきたが故に、最後の扉の解放に協力することになりました。
ただ、そんな酒を見つけたファスの反応は、まずい酒を皆で楽しんで飲めばいいというもの。この反応はかつてフリーレンが、ハイターへの問いかけへの答えと同じ。結果が大事なのではなく、むしろ、そこまで至る過程、そして得られた結果を楽しもうとすること自体に意味があるということを語っているようで、どこかほっこりするお話でした。
借金返済
そんな後半は、フリーレンが借金による300年の鉱山労働を強いられる…?というお話。フリーレンが抱えていたのは、前半の話で稼いだだろう金貨でも賄えないほどの圧倒的な借金。どうやら、かつてこの街で受け取ったお金の借金の利息が積もりに積もった結果、そんな額になってしまったようです。
とはいえ、フリーレンに対する借金の返済、鉱山労働よりももっと効率の良い働かせ方もありそうなものでしたが、やはり、そこに商会の狙いがあり。鉱山の銀鉱の捜索をフリーレンに依頼したいが故の、借金を盾にした交渉ということだったようです。
かつての、借金もまだ勇者としてろくに認められていなかった頃のヒンメルたちに対する援助の一環とのことで、本来は返済してもらう気すらなかったようなものだったようですが、現代の商会は魔族との戦いで疲弊しており、そこに偶然やってきたフリーレンを新たな商機として生かそうというものだった様子。
人のたくましさを感じさせるとともに、今後商会が再び復興すれば旅の食事もマシになるという実利も兼ねたお話でした。


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