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ブラックノワールの謎 入れ替わり?三代目? ザ・ボーイズ シーズン5 3話『どいつもこいつもクソばかり』感想・考察【THE BOYS】

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2026年4月8日よりPrimeVideoにて配信が開始した、オリジナルドラマ『THE BOYS』の最終章 シーズン5の3話の感想記事になります。ネタバレも含まれますのでご注ください。

ザ・ボーイズ シーズン5

どいつもこいつもクソばかり

前回、能力者を殺すウイルスのテストが行われ、ソルジャーボーイにも効果を発揮、ホームランダーとの決戦に使えるかと思われた瞬間、ソルジャーボーイが蘇る、というラストで終わりました。そんな、前回のお話の感想記事もこちらで書いております

果たしてソルジャーボーイはなぜウイルスから蘇ったのか?と疑問に感じたまま迎えた最新話、ソルジャーボーイがゾンビ化?なんて可能性も頭によぎっていましたが、登場した彼は自然な姿を保っている。何やらあまりにも都合がいい話なので、てっきりホームランダーの妄想ではないかとも思いましたが、実際は彼が使用したVが危険な初期型V1であるが故に、ウイルスが効かない体質だったようです。

何やらこのV1の使用者、すでに退場したストームランダーもそうだったようで、ウイルスへの耐性以外にも、若さを保つ効果もあるとのこと。老いていくホームランダーに対して、若さを保てる自分の優位性を語り、自分が不死身であるとまで語っていましたが、果たして本当にそこまで都合の良いものなのかは怪しく思える。

ホームランダーはウイルスでどうにかなる可能性があったのに対して、ソルジャーボーイは、もはやウイルスでもどうにもならない存在となると、今期で決着がつくのか?という気もしますし、V1にも何か落とし穴があるような気がしますね。

V1を巡る戦い

ブッチャーたちの切り札であるウイルスが効かないV1による能力者の登場により、V1の確保こそが戦いの主軸へと変わっていく。ホームランダーがV1に適合すれば、勝ち目は完全に潰えてしまうわけで、ホームランダー・ブッチャー共にV1を巡っての情報戦が開始。その中で焦点に当たったのが、元ヴォートのCEOであるスタン・エドガー。彼であればV1に絡む情報を知っているのではないかと、両陣営からその居場所を探られることになる。

先に接触に成功したのは、ブッチャーたち。GenVでは匿われていた事もあるマリー達が間に入ってくれたことで、話をすることはできましたが、ニューマンを殺してしまっていたことから、娘・母を殺されたエドガー、ゾーイ共に警戒されてしまう。

協力出来たはずのニューマンを殺してしまったことが、ここにきて後を引き、ニューマンの旦那に嘘をついて協力させていたことも含め今回のラスト、最悪の結果へと繋がることになってしまいました。

共に任務にあたっていたブラックノワールを最後に出し抜くという考えの浅さを見せたディープにより捕まったエドガーはホームランダーの元へ連れていかれ、V1に関する情報が渡ってしまうことになりそうです。

マーベリック

今回のお話は、タイトルの『どいつもこいつもクソばかり』の通り、この作品がTheBoysであることを思い出させるような内容。特に、ヒューイとトランスルーセントの息子であるマーベリックとの描写は特に生々しくつらいもの。冒頭の回想で、トランスルーセント殺害のシーンが挟まれていましたが、ここにきてそれをなぞるようなマーベリック死亡へと続いてしまう。

なんだかんだ綺麗ごとを言ってもヒューイもまた、誰かを殺している。生き残るためには仕方なかったとはいえ、その人にも大切な家族がいたという事をマーベリックの登場は思い出させてくる。ヒューイの対応も、真実を伝えるわけにもいかず、ホームランダーに罪を押し付ける話に乗ってしまうというの生々しく見ていてつらい展開。

復讐にしにきた相手を殺さなければ止めることができないなら、いつまでたってもそれが終わらない。ヒューイが復讐される側になり、果たしてそこにどのようにけじめをつけるのかと思って見ていましたが、そのラストはマーベリックが透明故に、敵の攻撃の射線に入ってしまい事故死という何ともやるせないもの。

何の罪もないマーベリックを事故死とはいえ自分の行動がきっかけで殺してしまったヒューイ。彼もまたくそばかりのうちの一人となってしまったことを意味するようなお話。どうすればよかったのかは分かりませんが、このマーベリックの死、今後のヒューイの行動にも何か影響を与えるなんてこともあるのでしょうか。

ホームランダーとライアン

父親まで死んでしまい絶望しかけていたホームランダー、ソルジャーボーイが何とか生きていたこと自体は喜ばしい事でしたが、ウイルスの処理のために自分を犠牲にさせられたようにしか見えないソルジャーボーイの対応は冷たいもの。

ただひたすらに愛されたいだけのホームランダー、自らの行動で自らを追い詰め続けた果てに、いよいよ自らが神にあるという幻覚を見るに至ってしまう。その幻覚に登場したのは、彼にとっての母親の象徴でもあったマデリン。自分で殺しておいて、一番最後にすがるのが彼女の幻覚というのが実に彼らしいですが、いよいよ本格的に精神的に参ってしまい、更なる暴走を始めつつあるようです。

そして、その裏で今回成長したライアンが登場。ゾーイとは連絡を取り合っており、裏では力をつけるためなのか、はたまた、特に理由もなかったのか、姿を隠しながらロシア軍と戦っているシーンも描かれる。

ブッチャーとの再会を経たライアン。どれだけ、ブッチャーを糞野郎だと思おうとしても、優しい父親として接してくれたブッチャーへの想いを断ち切ることはできていなかったようです。

そんなライアンへのブッチャーの提案は、ホームランダーを呼び出しウイルスをかけ、共に死んでくれという物。当然そう簡単には受け入れられないライアン。しかし、ブッチャーは、ライアンを一人前の大人として認め、ホームランダー殺しは彼にしかできない事だと語る。自らもまた父を殺し、もっと早くそうするべきだったという考えを伝えたシーンは、まさにライアン自身の境遇と重なるもので、彼が覚悟を決める最後の一押しとなったようです。

結果的には、ブッチャーの嘘がきっかけでウイルスが廃棄されてしまい、ライアンの覚悟も水の泡に終わる。またしても、嘘となってしまったブッチャーの言葉、覚悟を決めてしまっていたライアンは、その気持ちをホームランダーとの直接対決という形でぶつける。

何とも勝手なホームランダーの言い分を前に、戦いを挑みますが、結果は敗北。生々しいホームランダーのパンチを受け続けてなお生き残れたのは、その身の頑丈さゆえなのか、ホームランダーも自らの息子は殺せないという甘さ故なのか。ここからのライアンの行動も、最終章の鍵になってくるのかもしれません。

ブラックノワールは三代目になってる?

ファイナルシーズンに入ってからずっと気になっているのは、何やらブラックノワールの態度がおかしい事。元々無口なキャラを演じてはいましたが、二代目ブラックノワールになってからは、素の性格は軽い人物が役に入り込んでいるといった感じでした。

ただ、ファイナルシーズンのブラックノワールは、舞台裏であっても喋らなくなっており、またしても中身が別人になってしまっているのでは?と思わせる態度が続く。

既に登場した人物のうちの誰かだとすると、GenVのサムあたりが入れ替わっている、なんて可能性もありそうですが、そもそも中身を透視できるホームランダーがそれに気づかないなんてことはあるのか。ホームランダー自身が、ブラックノワールに興味を持っていないが故に見られていないが故に、なんてこともありそう。

話の本筋の裏で、何かが起きていることが伺えるブラックノワール。ファイナルシーズンでどのような役割となるのか、気になるところです。

The Boys Season5

The BOYS はPrimeVideoにて配信中

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又三郎

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