2024年9月8日より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第7作目の作品『仮面ライダーゼッツ』33話『Case33 現る』の感想・考察記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
Case33 現る
壊れたベルト
いよいよ新たなフォーム登場となった今回のお話ですが、冒頭からジークの手により現実にナイトメアが出現とすさまじいスピード感で大惨事が発生。
ねむの夢の中での行動という点から考えると、ねむのベビーナイトメアの悪夢を改変して起こしたブラックケースといった感じなのか、ねむを応援しているファンたちをナイトメアに変え現実に直接ナイトメアを出現させる。
その裏で、前回ベルトが壊れてしまった莫は、ゼッツへの変身はおろか、秘密基地へ入る事すらできなくなる。リカバリーの力を使い直そうとするも、そもそもゼッツの力が失われていることもあり、ベルトを直しきるには力が足りずベルトの修復には失敗。そんな中、現実でのナイトメアの出現という事件というイレギュラなー自体に、生身のまま立ち向かう事になりました。現実の莫ということで、英語のミッション名はしっかり言えず、ねむちゃん救出大作戦のスタートとなりましたが、セブンではない彼自身の行動といった感じが凄く出ていて結構好きですね。
思えば、現実でのナイトメアの遭遇は予知夢でのボムナイトメアと対峙して以来な気がしますが、今回はそもそも変身すらできない状態で、残されたカプセムの力を使っての戦い。かつてのボムナイトメアとの戦いの際は、恐れながらもなんとかゼッツで立ち向かっていった莫でしたが、今回はそれ以下の力でも迷わず戦いに向かっていったあたり、莫の成長を感じさせるものでした。
ザ・レディとねむ
ねむがジークに襲われる中、ザ・レディもねむを救うために動き始める。眠ることなく抑えていた彼女のナイトメアであろうファントム・ナイトメアを再び呼び起こし、その力でねむを救おうとしたようです。
今回のファントムナイトメアの話ぶりだと、ねむが産まれたのは、ザ・レディの悪夢を叶えたから、という風に聞こえました。そうなると、ネムが産まれる以前に彼女は娘が欲しいという願いをずっと持っていたという事なのかもしれません。
ただ、それをあえて封じていたとなると、ここでナイトメアの力を使ってしまったことが、後々に何か影響を与えることになりそうで、このあたりが最後の展開へと繋がっていくきっかけになるのかもしれません。
エクスドライバー
ベルトが壊れ変身できない莫、手元にあったカプセムを使う事は出来ても、もはや使い切りになってしまっているようで苦戦、というよりも、もはや勝てない戦いに臨むことになる。富士見刑事も力を貸してくれたり、エージェントであったことを思いださせる流れるような美浪の銃撃が間に挟まるも、当然そちらも効果はないという絶望的な状況で、ナイトメアの攻撃を受け倒れてしまう。
結局、新しいベルトをどうするのかと思っていましたが、死の間際の夢の中、莫が自らベルトと新たなカプセムを作り上げるという予想外の展開が挟まれる。
夢の中での莫によるベルトの修理は難航、最初は完全に壊れていたベルト、夢の中のガチャからもカプセムは出てこず、と八方塞がりな状況が描かれる。しかし、そんな中でも少しずつベルトを直し、カプセムが出てくるようになりと、莫の努力が段々と実っていく様が描かれる。
ようやくカプセムが出てきてひと段落、かと思いきや、開発はまだ続き、莫の髪や髭が伸びきった姿まで時間が進む。壁の時計の時間を見るに、20年近くはベルトの開発に取り組んでいたようです。
その最中、姿を見せた富士見刑事たち周囲の人物は、無理だという言葉をかけてきましたが、それはある意味で莫の中の諦めそうになる気持ちがそんな形をとって声をかけてきたのかもしれません。そんな中、ゼロだけは後ろで見守るだけで声をかけなかった、というのも、莫の心の奥底でのゼロへの想いが感じられるものでした。
今回のベルトの修復、正直突然グラインダーを握りだしてベルトを分解し始めた時は、何事かと思いましたが、このベルトを作り直すプロセスは、莫が自分の夢を自らの手で叶えたと言えるシーン。誰かに与えられた夢ではなく、自分の夢を長い年月をかけて叶えたというのは、まさにこれから悪夢と戦っていく莫が持つ夢の力としてふさわしい物。
父の夢であったベルトをただ直すだけではなく、新たなベルトに作り替えたというのも、父の夢を継いだ莫が今度は、自分の夢を叶えたことを意味していたのかもしれません。
今回は姿を見せるだけで終わったエクスドリームですが、登場するだけで現実に出現していたナイトメアを消し去るなど、最終フォームにふさわしい力をもってそう。何やら大量のカプセムを一つに重ねたような描写もあり、新たに使うエクスドリームライズカプセムも、これまでのカプセムの力を束ねているなんてこともありそう。
今回は丸々新たな姿への変身として描いたわけで、いよいよ本格的に登場となる次回、どのような活躍を見せるのか楽しみです。


![[BANDAI] [バンダイ 仮面ライダーゼッツ DXエクスドリームライズカプセム&ゼッツエクスドリームドライバーバックル 対象年齢 3 才以上](https://m.media-amazon.com/images/I/41-TxyCLk1L._SL160_.jpg)













コメント