2024年9月8日より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第7作目の作品『仮面ライダーゼッツ』32話『Case32 超える』の感想・考察記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
Case32 超える
ゼロの真実
ゼロが莫の父親であることが明かされた前回、息子を自分の夢のために利用したんだろと厳しく問いかける莫に対して、それが真実だと受け入れるゼロ。ただ、前回の写真を撮る描写から感じられたように、親として子を思う気持ちは確かにあることが視聴者目線では見えており、ゼロ側に少し心が寄ってしまうシーンでした。
今回の話の中心にあったのは、ゼロの心がどこにあったのか、という点。莫はこれまでに見てきたCODEの所業も合わせ、自分たちを切り捨てようとしていると考えていましたが、ゼロ自身はむしろ自らを犠牲に莫を悪夢から解き放つことを望んでいた様子。最後の挨拶というのは、莫を消すという意味ではなく、自分が消えるという事を指していたようです。
そんな莫の考えを変えるきっかけとなったのは、エージェントであることを莫に隠していた美浪の言葉。ある意味、ゼロに似た立ち位置で莫に接してきていた彼女だからこそ、ゼロの気持ちを推し量ることができた上、これまでのCODEの対応がどこか緩く、特にゼロが本気なら美浪はすでに消されていてもおかしくはなかった、という話も組織をよく知る彼女故に語れるもので良かったです。
ナイトメアの真実
ねむがザ・レディにナイトメアの真実を求めたことで、今回ナイトメアがどのような存在であるのかが語られることになる。
そもそも、人間が産まれた時と同時に発生した存在とのことで、歴史上の大きな事件には全てナイトメアが関与していたとのこと。昔からナイトメアに対抗する試みは行われていましたが、近年の科学技術の発展に合わせ、ナイトメアを制御しようという動きが発生。それが今のCODEに繋がったとのことでした。
ただ、結局なぜねむがナイトメアの子供として生まれたのか、莫が崩壊の力を持って生まれてきたのか、というあたりはまだ謎。莫の方は偶然ナイトメアを滅ぼすのの必要な力をもって生まれてしまっただけ、とも取れますが、このあたりもCODEの活動が何か影響を与えていたのかもしれません。
また、今回コードソムニアについても改めて話が上がり、コードナンバースリーもまたそれを求めてゼロを捕まえた様子。コードソムニアの方も、未だにその正体はよくわかっていませんが、ナイトメアを滅ぼすという目的に関係していそうなことから考えると、やはり莫がそのカギになっていそうです。
ねむ周りの話もそれなりにわかったようで、結局なぜねむがそこまで自分を責めるのか、という点はナイトメア自体は彼女に関係なく生まれてくることから少し疑問が残る。ただ、次回の描写を見るに彼女の存在がベビーナイトメアを生み、ナイトメアの活動を活発化させてしまっているようで、そのことを理解しているが故という事なのかもしれません。
ゼッツのナイトメアとの戦い
ゼロの悪夢が生み出したゼッツの姿をしたナイトメア。ゼッツとの戦いは、まさに互角。父が息子を思うほど強くなってしまうナイトメアということで、なかなか壮絶なバトル。
今回のゼッツ、ずっとフィジカムの姿で戦っているのを見ると、いっそカタストロムの力を使えば、とかちらっと頭によぎってしまうのですが、やはり鏡写しのような同じ姿で戦っているからこその盛り上がりがあるシーンでした。
そんな二人の戦い、同じ力を持つ、というわけではないのでしょうが、まさに互角の泥臭い戦いだったのが良い感じ。最後の決着も、かなりベルトに負荷をかけて行った一撃だったようで、倒しはしたもののベルトが壊れてしまうという事態に陥ってしまう。
ある意味では、引き分けともいえるラストで、今回ベルトが壊れてしまったことが、次回のゼッツの新たな姿へとつながるようです。流石にリカバリーのカプセムで復活、とはならなそうですが、果たしてどのような流れでベルトが復活するのか、新たな姿へ変身するのか、色々と気になるラストとなっていました。
今回使ったゼロとジークとの対話で、夢が悪夢を超えるのか、悪夢が夢を超える、と意見の対立がありましたが、やはり、人が持つ夢こそが最後のゼッツのフォームへの鍵となる様子。
父であるゼロから託されたエージェントの夢というのも大事な要素としてあるのでしょうが、個人的には、今どこかぼんやりとした状態になってしまっている、莫自身が持っていたはずのエージェントへの憧れという夢を大事にしてくれる展開になってくれると嬉しいですね。
仲間のピンチに、改めて自らの夢であるエージェントとなるために、夢の中で新たなベルトを作り出す、なんてこともあるのかもしれません。
ゼッツの最終フォームとなるだろう、エクスドリーム関連の商品は、4月27日から予約開始とのことです。



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